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INTERVIEW- インタビュー -

2018.09.01

映画『寝ても覚めても』でヒロインを熱演!唐田えりかが好きなファッションは「やっぱり楽な服!」

東出昌大が主演している公開中の映画『寝ても覚めても』で初ヒロイン、泉谷朝子を演じた唐田えりか。女性誌で専属モデルも務める彼女に普段のファッションのこと、そしてカンヌ国際映画祭にも選出された話題作で難しい役どころを演じきった彼女に作品の見どころを語ってもらった。

モデルでも活躍する唐田えりかの私服&プライベートについて

──映画のお話の前にモデルとしても活躍している唐田さんですが、まず好みのファッションについて教えてください。
ふだんはモノトーンの格好が多いですね。サイズ感もピタッとしてるよりは、今はゆるっとしたリラックス感あるものが気分です。今日、撮影で着ているのも私服なんですけど、これはヴィンテージのワンピースで。夏はワンピースが楽でたくさん着てました。秋はモノトーンの季節ですけど、まだ……ノープランですがやっぱり楽な服かな(笑)

──男性のファッションは?
基本はゆるっとしてる感じが好みだけど……一番大事なのはその人に似合ってるかどうか。似合う服がわかってるかどうかが大事です。第三者から見て「似合ってる?」っていうのは避けて欲しいかも(笑)。

──カメラをふだんからよく持ち歩くそうで?
写真を撮るのが好きでよく撮ってます。すごくフィルムカメラが好きで。 フィルムならではの質感だったり、雰囲気だったり。何よりそのとき何がどう映ってるのかわからないってところも楽しくて。私が撮る被写体に大きなテーマみたいなのはあまりないですが、友達だったり、撮影現場でのスナップ写真だったり、風景だったり。インスタグラムにもアップすることもあります。

 

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ヒロインを演じた『寝ても覚めても』がいよいよ公開!

 

初めてヒロインを演じるという思い

──公開前からカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選定されたりと話題になっていた作品。初めてヒロインを演じるにあたって緊張などはなかったですか?
クランクインまでに準備期間がだいたい2カ月ぐらいあってワークショップをやったりしてました。そんな中で、東出(昌大)さんがご飯に誘ってくださって。東出さんが演じるたの性格は違うけど容姿はそっくりな一人二役で、どちらの役でも私と恋人同士になるという役どころだったこともあって最初に「タメ口でしゃべろう」と言ってくださって。クランクインする前にも「大丈夫?緊張してない?」「明日からがんばろう」というメールをいただいたり。すごく気にかけてくださったので、緊張もあまりせずに、自然と撮影に入ることができました。

──唐田さん演じる、朝子という役はどうとらえましたか?
脚本を初めて読んだときから、朝子を自分として読めていて。なにか自分と通じるところがあったんです。そのうえで共演者の方々や監督と時間を共有していくなかで、自然に自分の中にある朝子に似た部分が重なってきた感覚があって。作り込むというよりは、現場を重ねていくうちにできていったという感じです。

──濱口監督の演出が”独特”とお聞きしたのですが。
濱口さんはすごく声を聞く方で。ワンシーンを撮る前にかならず「読み合わせの」の時間があるんですが、感情を一切入れないで文字だけを読むんです。そのとき監督はずっと目を閉じて声だけを聞いていて。それで監督が「いける」と思ったら実際に撮影に入ります。あとモニターを通さずに直に演技をみてくださるんです。「ちゃんと見てくれてる」っていう安心感が演じてる側としてはすごくありました。濱口監督の現場で感じることはすべてが新鮮だったんですけど、今思うとすごく当たり前のような気もしたり。教わったことがすごく多かったです。

映画『寝ても覚めても』はじつは大人し……くない作品

──落ち着いた作品なのかなと思いきや、とても考える深い作品でした
表面的には静かな映画だと思いますが、中身はすごくアツいと思いますね。どういう作品って一言で説明しにくいんですよね。例えるならいい意味で”静かに見えてじつはとってもうるさい”(笑)。

──朝子のとった行動でおどろくシーンがありました。
おどろきますよね。私自身はそういう経験はしたことがないんですが、じつは彼女の行動自体は台本を読んだ時から理解できていて……これは彼女にとっては必要なんだって。もちろん観る方によってはまったく理解できなかったりすると思うんですが……。どうとらえられても間違いじゃない。それに男性と女性、世代によっても違うような気がします。

──そこも含めて映画を観終えたあとに言葉では表せない余韻みたいなものがすごく残りました。
そういっていだけるのはすごくうれしいです。作品を観た人の心に何かが残っているってことだと思うので。私と同世代の FINEBOYS読者のみなさんがこの作品を観てどういう思いを抱くのか、すごく気になりますね!

──最後にカンヌ国際映画祭での反応はどうでしたか?
日本とはまったく違うリアクションでした 。すごくシリアスなシーンで笑いが起こったりするんですよ。それが不思議で。そういうところも含めて、この作品は観る人によってとらえ方とか感じ方が違うんだなって思います。
 

 
プロフィール/からた・えりか 1997年9月19日生まれ。千葉県出身。アルバイト先でのスカウトをきっかけに芸能界デビュー。女優業の傍ら女性誌「MORE(モア)」で専属モデルも務め、現在は韓国でも芸能活動を開始している。また、ヒロインを演じた10月12日(金)公開の映画『覚悟はいいかそこの女子』が待機中。

 HP
karataerika.officialsite.co

 Instagram
@erika_karata

映画『寝ても覚めても』

テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国公開中
©︎2018「寝ても覚めても」製作委員会/COMME DES CINEMAS

STORY
丸子亮平(東出昌大)は勤務先の会議室へコーヒーを届けに来た泉谷朝子(唐田えりか)と出会う。ぎこちない態度をとる朝子にだんだん惹かれていく亮平は真っ直ぐに思いを伝える。朝子も亮平に惹かれていたが、朝子には亮平に告げられない秘密があった。亮平は、2年前に朝子が大阪に住んでいたときに運命的な恋に落ちた恋人・鳥居麦に顔がそっくりだったのだ。5年後、朝子は亮平と共に暮らし、平穏な毎日を送っていた。ある日、大阪時代の友人である春代と久しぶりに再会。そこで麦が現在はモデルとなって世間から注目を浴びていることを知り、彼が姿を消してから整理がついていたはずの朝子の心が揺らぎはじめるーー。

STAFF/CAST
監督:濱口竜介 脚本:田中幸子、濱口竜介
原作:柴崎友香 (2018年・日本、フランス合作・119分)
配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス 
出演:東出昌大、唐田えりか、瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知ほか

 HP
netemosametemo.jp

撮影/田中利幸

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