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INTERVIEW- インタビュー -

2023.11.15

JO1・大平祥生の「アニメ名言リスト」と「初出演の映画」の話

現在、アジアツアー真っ最中、11月24日(金)、25日(土)には初の単独ドーム公演を控えるJO1から“はんなり天使”こと大平祥生が登場! 大好きなアニメの作品やその楽しみ方はもちろん、自身の心に刺さったアニメの名言を熱く語ってくれた。また、映画初出演となった『OUT』についても作品の魅力や製作の舞台裏について話してくれた。早速チェックしてみよう!

■累計650万部突破の超人気コミックが待望の映画化!

――映画『OUT』にて映画初出演です! 出演が決まったときの感想は? 

「映画『ドロップ』を観ていたし、もともと品川監督の作品が好きだったんです。決まったときは『品川監督の作品に出られるんだ!』ってうれしくなりました」

――作品についてはどんな印象でしたか?

「出演が決まって気分がアガった反面、僕はヤンキーじゃないし、そういう気質もないので『実際にできるのかな』って不安にもなりました(笑)。でも、台本を読んでみて男らしさとか仲間との友情とかにグッときて、また気持ちが高まりました」

――演じた目黒修也についてはいかがでしたか?

「目黒はかっこいいですよね。だからめちゃくちゃうれしかったです。役作りのためにジムに行って体を鍛えましたし、闘うシーンでも基本動作をしっかり教わってから撮影に臨めたのでよかったです」

――実際に演じてみて、やっぱり大変でしたか?

「そうですね、大変でしたね。普段『オラァ!』とか言わないですからね(笑)。でも慣れてきたら、逆にそれが楽しくなってきました(笑)。格闘のシーンは監督が自ら指導してくださったり、現場を盛り上げてくださったので、つねにテンションが高い状態で臨めましたし、ほかの役者さんもリードしてくださったので、なんとかこなすことができました」

■ヤンキーの真っ直ぐさに気持ちがアガる!

――不良グループの一員を演じることで、発見や刺激になったことってありましたか?

「ヤンキーってとにかく正直に思いっきりぶつかりますよね。敵はもちろん、ときには味方にも。そういう素直さとかまっすぐさはグループで活動していく上でも大事だなと思いましたし、自分もそうありたいって改めて思いましたね」

――どんな人に観て欲しいですか?

「もちろん、たくさんの方に観て欲しいですが、とくに今悩んでいたり、ストレスを抱えている人が観たらスッキリすると思います」

――最後にメッセージをお願いします!

「チームが一つになって心を込めて作り上げた作品です。登場するキャラクターのあきらめない気持ちや仲間を大事にする気持ちに、自分も前に進もうって思わせてくれると思います。ぜひ劇場でご覧ください! あと、観たあとちょっと強くなった気持ちになれます(笑)」

■ワンピースのコラソンが自分にとってのヒーロー!

――今や多方面で大活躍ですが、オフタイムの楽しみってありますか?

「アニメです!」

――アニメにハマったのはいつごろからですか?

「子供のころからアニメは大好きだったんです。改めてそれを実感したのは最近なんです」

――きっかけはどんなことだったんですか?

「デビューしてすぐに新型コロナウイルスで緊急事態宣言が発令されて、自粛期間に入った影響で思うように活動ができない状態だったんですよね。それでステイホーム中によく観ていたのがアニメなんです。純粋に楽しめるし、心が救われたこともあったりして、『自分はアニメが好きなんだ』って改めて思いましたね」

――大平さんの今一番の推しは?

「一番好きなのは、やっぱり『ワンピース』。激アツです!」

――大平さんが思う『ワンピース』の魅力を教えてください。

「ワンピースって伏線回収が長い分、いろんな要素が絡み合って耐えて耐えて最後に敵を倒す、あの“爽快感”が最高ですよね」

――好きなキャラクターは?

「断然コラソン! 優しさが大好きです。好きなシーンはたくさんありすぎて一つに絞れないけど、あげるとすれば、全部コラソンのシーンってくらい好きです」

――好きなアニメはコミックでも読むんですか?

「基本的にはアニメで観ています。でも、ワンピースは先が気になりすぎて、フライングでコミックを買っちゃおうか密かに迷ってます(笑)」

――ほかに好きなアニメはありますか?

「『鋼の錬金術師』と『とある科学の超電磁砲』。キャラクターがいろんな能力を駆使して戦ったりする“能力系”と言われるジャンルが好きなんです」

■心に刺さったアニメ名言集を作っている

――おすすめのアニメの楽しみ方ってありますか?

「アニメの世界観を自分で実践するっていうのも楽しいですよ。絶対におすすめしたいのが、『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』です」

――どんな作品なんですか?

「ブラック企業に入った主人公が、会社に行きたくなくなってゾンビゲームをしていたら世界中ゾンビだらけになった話。そんなストーリーの中で、アニメのタイトルのどおりなんですが、死ぬまでにしたい100のことをリストに書いていくんです」

――それを自分でもやってみるってことですね?

「そうです! 自分も主人公と同じように書いてみようと思ったんですが、実際に20ちょっとくらいしか書けませんでした(笑)」

――確かにやってみたいことを100個書くのは激ムズですよね。

「本当に難しかったし、そうやってリスト化してみると意外な発見があったりもするので、ぜひチャレンジしてみて欲しいと思います。もちろん作品もおすすめなので観て欲しいです! あと、リストといえば、アニメの名言で自分の心に刺さったものをオリジナルのリストにメモして書き溜めていってます」

――うわー! それ中身知りたいです!

「『プランダラ』という作品に出てくるジェイル中尉の“強くなりたければ信念を持て”という台詞。今JO1として活動していて、たしかに信念さえあればなんでもできるって共感できる言葉です」

――ほかにも刺さった言葉はありますか?

「あと、『魔女の旅々』という作品の魔女っ娘のイレイナが言っていた“本気で何かを成し遂げるとき人はいつだって孤独です。1人じゃなければダメなんですよ、馴れ合ったら終わりなんです”という台詞です。これを効いたときに、なんとなく自分に置き換えることができて、グループのなかの一員であるけれど何かを達成するためには歌にしてもダンスにしても、あくまで自分自身との孤独な戦いなんだって思ってすぐにメモに取ったんですよね」

――アニメは楽しいだけでなくて、大平さんにイイ影響をあたえてるんですね。

「そうですね。こういう言葉一つ一つが、ときには支えられたり、気持ちを奮い立たせてくれたりします。そして何より観ていておもしろい。やっぱり日本のアニメは素晴らしいと思います!」

PROFILE

おおひら・しょうせい/2000年4月13日生まれ。京都府出身。2020年にJO1のメンバーとして、シングル『PROTSTAR』でデビュー。11月17日(金)に公開の映画『OUT』で映画初出演。目黒修也を演じる。JO1は、現在アジアツアーを開催中。11月24日(土)、25日(日)には自身初となるドーム公演を京セラドーム大阪で開催する。

■映画『OUT』/11月17日(金)公開

暴走族「東京狛江愚連隊」特攻隊長として暴れまくり、かつては「狛江の狂犬」と恐れられた伝説の超不良・井口達也が少年院から出所した。達也は、地元から遠く離れた西千葉の叔父叔母に引き取られ、更生を目標に焼肉店「三塁」で働きながらの生活を始める。勿論、次喧嘩をすれば即アウトだ。が、出所初日に、リーゼントの巨漢、暴走族「斬人」副総長の安倍 要と出会うも、喧嘩の出来ない達也は相撲で勝負する事に…少年院に戻りたくない達也と、負けたことを知られたくない要は、この事を秘密にすることで合意、2人は交流を深め、この出会いから達也の壮絶な更生生活が始まってゆく。総長・丹沢敦司率いる暴走族「斬人」と「爆羅漢」の抗争、そして新しい家族・仲間との出会い、守るべきものができた達也の進む道は‥‥。

出演:倉悠貴、醍醐虎汰朗、与田祐希(乃木坂46)、⽔上恒司、與那城 奨(JO1)、大平祥生(JO1)、金城碧海(JO1)、小柳 心、久遠 観、山崎竜太郎、宮澤 佑、長田拓郎、仲野 温、じろう(シソンヌ)、大悟(千鳥)庄司智春(品川庄司)/渡辺満里奈、杉本哲太

原作/井口達也/みずたまこと「OUT」(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)

監督・脚本:品川ヒロシ

音楽:武史(山嵐/The Ravens)

主題歌:JO1「HIDEOUT」(LAPONE Entertainment)

製作:映画『OUT』製作委員会

配給:KADOKAWA

INFORMATION

衣装/ラッド ミュージシャンのブルゾン16万5000円(ラッド ミュージシャン原宿)、パーカ3万5200円、ブーツ7万7000 円(ともにヒステリックグラマー)、メアグラティアのシャツ3万3000円(ティーニー ランチ)、キャスパージョンのパンツ9900円(シアン PR)、ガルニのピアス[チェーン]1万9800円、ピアス[シルバー]1 万2100円(ともにガルニ東京)、その他スタイリスト私物

文/橋本裕一 撮影/榎本洋輔 スタイリング/齋藤良介 ヘア&メイク/河本 茜

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