2023.12.26
映画や舞台に大活躍! 俳優・醍醐虎汰朗の視線の先にあるものとは?
大人気コミック実写化で話題沸騰中の映画『OUT』で丹沢敦司役を演じた、注目の若手俳優・醍醐虎汰朗がFINEBOYSに初登場! 気になる冬のファッション事情や今ハマっていること、出演作の見どころなど、幅広く語ってもらいました。
この冬は黒ダウンに注目しています!
──普段はどんなファッションがお好きですか?
「基本はTシャツにジャージとか、楽な格好が多いです。現場に着いたら衣装に着替えちゃうし、移動も多いからやっぱりイージーなファッションがいいなと思っていて。あ、でもどこかに出かけるときとかはちょっとオシャレします! オーバーサイズな着こなしが多いですね」
──この冬はどんな格好をしたい?
「この間、半袖のインナーにダウンを着るのが一番暖かいって聞いたんです! なので、この冬はそのノリで行こうかなって思っています(笑)。新調したい冬服は、暖かいダウンです。デザインよりもとにかく保温性が高いのがいいですね。あ、色は黒がいいです!」
──他に気になるファッションはある?
「すごく古着に詳しい友だちがいるんです。これは何年代のどこどこのやつで〜みたいに一個一個こだわりを持って語れるのがいいなって思っていて。いつかその友だちに古着屋さんに連れて行ってもらって、勉強したいですね。もともとファッションはあまり詳しくないので、少しずつ学んでいけたらいいなって思っています」
──古着、いいですね! ところで最近ハマっていることは?
「“エーペックスレジェンズ”が今一番キテます! 高校生のころから好きで、一時期やっていない期間はあったのですが、最近また熱量が上がっていて。今日も仕事の合間に友だちとやっていました。やっぱり毎日やらないと指の感覚とかが鈍っちゃうので、ちょっとしたスキマ時間にも本気でやっていますし、睡眠時間を削ってプレイすることも(笑)。いずれは大会にも出られたらいいなって思っています!」
一番大変だったのは焼肉のシーン!
──出演した映画『OUT』も話題になっていますね。
「学生時代、ヤンキー漫画にすごくハマっていた時期があったのですが、そのときに一番ハマっていたのが『OUT』で、しかもぼくが演じた丹沢敦司が一番好きなキャラクターだったんです! 芸能界に入る前から好きなキャラを演じられたのは本当に感無量でしたね」
──本格的なアクションシーンが多かったけど、実際演じてみてどうでした?
「じつは学生時代に格闘技をやっていたこともあって、強みを生かせたかなって思います。とはいえ、本格的なアクションは初めてでしたし、何十分も戦い続けるっていうのは大変でした。品川監督自身が格闘技好きで、ありえないアクションはしたくないという方なので、見ごたえのある映像になったと思います!」
──撮影中、大変だったことは? やっぱりアクションでしょうか?
「アクションシーンは本当に大変だったけど、個人的に一番しんどかったのが食事のシーン。朝イチで焼き肉を食べるシーンがあって、とてもおいしいお肉だったのですが、9時くらいからカルビを何十枚も食べるのは辛かったです(笑)」
──ズバリ、醍醐くんが思うこの映画の見どころは?
「泥臭く戦い続けている中に男同士の熱い友情とかドラマがあるので、そういった部分に着目してもらえたら嬉しいです。傍から見たら“ヤバいやつら”ではあると思いますが、ぶつかり合う男同士の熱量を感じてほしいです!」
──最後に今後の目標をお願いします!
「今回、『OUT』でたくさんアクションシーンをやらせてもらったので、次も体を動かすような作品にチャレンジしたいなって思っています。得意分野だと感じたので!」
Profile
だいご・こたろう。2000年9月1日生まれ、東京都出身。16歳で俳優活動をスタート。2019年には映画『天気の子』で主人公・森嶋帆高を演じ、声優アワード新人男優賞を受賞。以降も、映画『カラダ探し』(2022年)、実写映画初主演作『野球部に花束を』(2022年)、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(2022〜2023年)、連続ドラマ初主演作「シガテラ」(テレビ東京系/2023年)、ドラマ「Maybe 恋が聴こえる」(TBS系/2023年)など、映画やドラマそして舞台まで幅広く活躍する。2024年3月11日(月)より3月30日(土)まで東京・帝国劇場にて舞台『千と千尋の神隠し』にハク役で出演。
衣装/エドウインのジャケット8万8000円、ラングラーのパンツ1万6940円(ともにエドウイン・カスタマーサービス)、その他スタイリスト私物
●文/山下皓平 撮影/稲澤朝博 スタイリング/MASAYA(PLY) ヘア&メイク/小原梨奈(ADDICT_CASE)