2024.07.26
いつかプロになる美容専門学生に会いたい。テーマ:僕と俺〜高山美容専門学校〜
都内の専門学校で美容を学ぶ学生たちに2つのテーマを提示して、ヘアメイクしてもらったら…。その個性やセンスが大爆発して想像の100倍、いや1000倍の神ビジュアルが生まれた! 今回は、美容師国家試験の合格率、6年連続100%を誇る高山美容専門学校の学生たちにヘアとメイクで「僕と俺」を表現してもらった。
No.2
高山美容専門学校
僕 花の持つ儚さを、ビジュアル作りの指標に
儚さをイメージした寒色系の雰囲気に合わせて、パープルのアイシャドウを二重幅より少し細いくらいの幅で塗布、ブルーとのグラデーションで色に奥行きを出す。ノーズシャドウは曲線を意識して優しくのせる。ヘアは毛先を外側にクセづけ、"俺"との違いをハッキリ。
俺 ブラックで奥行きのある配色を作る
ピンクベージュのリップに黒リップを重ねてインパクトのあるオリジナルカラーをメイク。“男らしさの中にあるミステリアス"にこだわり、眉毛の色はコンシーラーで隠す。前髪の束を少し垂らしたアップバングも、目指したイメージを体現するために重要なポイント。
ヘアメイクを担当してくれた学生に
高山美容専門学校での生活について聞いてみた
左から、戸谷なな子さん(19) 木村香菜さん(20) 井上愛菜さん(19)
「ひとことでヘアメイクといっても、お仕事の種類はさまざま。雑誌だったり、ブライダルだったり、トータルビューティのサロンだったり。目標に近づくために、SNSで作品を公開したり、ショーのアシスタントとして現場に入ったりして、授業で学んだことをいかに自分のモノにできるかを考えながら日々学んでいます」
撮影/Tomohiro Inazawa モデル/ Koga Tominari