2022.11.30 PR
リアル目線のベスト時計BEST WATCH 2022 supported by THE CLOCK HOUSE
いよいよ2022年も総仕上げ! 今年はどんな腕時計が人気を博したのか? 日本全国に約240店舗を展開する国内最大の時計専門店チェーンであるザ・クロックハウスから、テーマごとのベストウオッチをリサーチ。選出された合計11本の時計を見れば、今のトレンドが見えてくる!
高見えコスパ ベストウオッチ
ビジネスマン格上げ ベストウオッチ
ON・OFF 着まわし ベストウオッチ
ワントーンコーデ ベストウオッチ
トレンドデザイン ベストウオッチ
スポーツスタイル ベストウオッチ
ストリートスタイル ベストウオッチ
アートスタイル ベストウオッチ
ビジュアル映え ベストウオッチ
'60年代レトロ ベストウオッチ
復刻定番 ベストウオッチ
横目の3カウンタークロノグラフモデル。時分針は肉抜きされ、インダイヤル部分の視認性を高めた。素材は随所にツヤをもたせたことで高級感を醸成。ブレスレットのホールド感もよく、ワンタッチで着脱できるバックルも便利だ。ケース径42.5㎜、10気圧防水、ソーラー、SSケース&ブレス[MBC1003-BK6A]1万9800円
時計をつける理由はさまざまあれど、やっぱりステイタスシンボルとしての側面を無視するわけにはいかない。無尽蔵にお金が使えるならいざしらず、限られた予算の中でベストな1本を見つけようとするのなら、「実際の値段より高そうに見える」という“高見えコスパ”はかなり重要だ。ここで紹介する〈ザ・クロックハウス ソーラーシリーズ〉の「ブラックブルークロノ」は、そんな高見えコスパにおいて最優秀に輝くモデルだ。ブルーのベゼルは奥深いツヤがあり、艶やかな美しさを表現。ポリッシュ加工で光り輝くケース&ブレスも宝飾品のような輝きを放ち、2万円以下という価格をまったく感じさせない。中央にクロノグラフ秒針を置いた本格的なクロノグラフ機能や、ソーラー機能も備えており、機能におけるコスパのよさも尋常ではない。ブラック文字盤×ブルーベゼル×シルバーケースという配色は汎用性が高く、服のテイストを問いにくいのも利点だ。ビシッと整えたうえでさらなるクラスアップを狙うのもいいし、カジュアルコーデに一点投入するのもいい。
ブラックブルークロノが
ベストウオッチな理由
世界中どこにいても正確な現地時間に修正してくれるGPS衛星電波修正機能と、ソーラー発電機能を搭載。ケースはコンパクトかつ低重心設計で、腕になじみやすい。高級感のあるサファイアガラスベゼルも採用した。ケース径42.7㎜、10気圧防水、ソーラーGPS衛星電波修正、チタンケース&ブレス[SBXC109]28万6000円
ほとんどのビジネスはクライアントやビジネスパートナー、ユーザーといった相手がいてはじめて成立するものだ。自分に対する相手からの印象をよくし、それによってビジネスチャンスを見出そうとする姿勢はとても重要であり、装いのアクセントとなる腕時計が果たす役割は小さくない。自分を格上げしてくれる時計としてベストな1本に輝いたのが、〈セイコー アストロン〉の「ネクスター」だ。GPSソーラーを搭載する不動の人気シリーズにおいて、未来を切り拓く新デザインとして登場したモデルで、ニューノーマル時代に活躍するリーダーに相応しい強さと調和を表現。先進の機能はもちろん、ソリッドでスタイリッシュなケース造形も見事で、数段階自分を高めてくれることは間違いない。落ち着きのあるブルー文字盤で、ネイビーのスーツやジャケットとの相性は抜群だ。ツヤのあるベゼルも特徴で、華やかな印象があることからビジネスカジュアルの装いにも合わせやすく、多くのビジネスマンのニーズに応える。
ネクスターが
ベストウオッチな理由
垂直クラッチを搭載した世界初の自動巻きクロノグラフ「1969 スピードタイマー」の意匠を継承したモデル。コンパクトな39㎜ケースで、クラシック&スポーティなデザインに仕上げた。文字盤には光の反射を抑える砂目調のパターンを施している。ケース径39㎜、10気圧防水、ソーラー、SSケース&ブレス[SBDL085]7万4800円
今の時代、あらゆるボーダーがなくなろうとしている。ビジネスはカジュアル化が進むし、普段からキレイな装いで過ごしたいと望む人は多い。余計なモノはいらないというミニマルなスタイルを大切にする人も増えており、オンもオフも兼用できるプロダクトの価値は高まるばかりだ。そんな、オン・オフ着まわしできる腕時計として選ばれたのが、〈セイコー プロスペックス〉の「スピードタイマー ソーラークロノグラフ」だ。選出の理由は、なんといっても絶妙なスタイルにある。スポーティで精悍なクロノグラフは、ビジネスでも映えるデザイン。その中に、いわゆるパンダデザインを彷彿とさせるカラーコントラストや色褪せたような針色など、ちょっとレトロな雰囲気がカジュアルなハズシとしての存在感を主張。オンとオフ、どちらの側に立ってみても“これが正統”と思わせるような独創的なデザインをしているのだ。バッチリスーツで固めてもキマるし、ゆるめのオフコーデをカジュアルアップさせることも可能。本あれば、幅広いコーデで活躍するはずだ。
スピードタイマー ソーラークロノグラフが
ベストウオッチな理由
ショップ専用モデルに、シルバーとブラックグレーのコントラストが映えるバージョンも。ケース径39㎜、10気圧防水、ソーラー、SSケース&ブレス[SBDL101]7万7000円
かつての人気ブランドをリローンチ。ダイバーズデザインをベースに、オールブラックカラーで表現。日付/曜日表示も備え、実用性も高い。シースルーバック仕様で、裏側から機械式ムーブメントの様子を楽しむこともできる。ケース径42.5㎜、10気圧防水、自動巻き、SSケース&ブレス[SBSA075]4万2900円
メンズファッションのスタイルはさまざまあれど、大定番のひとつといえるのがワントーンコーデ。同じような強さや明るさの色を組み合わせるコーデは、優れた統一感と力強い印象をあたえることから、世代を超えて愛されている。とくにオールブラックやダークトーンは鉄板で、男なら誰しも一度は憧れる着こなしだ。そうしたワントーンコーデの相棒としてベストな選択となるのが、〈セイコー 5スポーツ〉の「ストリートスタイル」だ。視認性を確保しつつ、すべてをオールブラックで表現。ダイバーズスタイルをベースとし、凹凸のある逆回転防止ベゼルや大型ポイントインデックスなど個性的なディテールを有していることから、一色にまとめていても類まれな存在感を発揮しているのが魅力的だ。ワントーンコーデは色がシンプルな分、シルエットや素材感といった要素が着こなしのカギとなりやすい。全身をブラックやグレーでまとめながら、この「ストリートスタイル」をアクセサリー要素として上手に取り込むことで、自分らしいスタイルを磨きたい。
ストリートスタイルが
ベストウオッチな理由
「削ぎ落とす」という意味を持つシンプルデザイン。10時位置にオープンハートを設け、正面から日本製機械式ムーブメントの動きを堪能できる。文字盤外周部にはレイルウェイ目盛りが刻印され、レトロな雰囲気を出しつつ視認性も高めている。ケース径35㎜、5気圧防水、自動巻き、SSケース、レザーベルト[NF03W-GR]3万800円
高感度なトレンドセッターや、街で暮らす僕たちなど、多くの人が関わる中から生まれてくるトレンド。ときに仕掛けるようにして、ときに偶発的に生まれてくるそれは、多様性が尊重される今の時代において一瞬でも多くの人の心を捉えたという証だ。腕時計においてもさまざまなトレンドが生まれているが、そのうちの“ジェンダーレス”という潮流にドンズバだったのが〈フルボデザイン〉の「シェイブオフ」だ。品を感じさせるスモールセコンド&オープンハートのデザインを、35㎜というかなり小ぶりなケースサイズで表現。無駄を削ぎ落としたフェイスデザインや4時位置にずらしたリューズの存在も瀟洒で、男女の別なくファッションを楽しむというトレンドにマッチした。美しい光沢を放つグリーンの文字盤や深みのあるダークブラウンのベルトも印象的で、これに合わせる装いもアースカラーを基調としたベーシックウエアが最適。時計が小ぶりな分、ウエアはワイドめのシルエットでまとめてメリハリを利かせてみるとオシャレな印象を高められそうだ。
シェイブオフが
ベストウオッチな理由
〈アディダス オリジナルス〉を象徴するトレフォイルロゴも施された、'80年代のレトロ&デジタルな雰囲気を現代的なセンスで仕上げたデジタルモデル。反転液晶は大型で見やすく、アラームやストップウオッチなどの機能も備える。ケースサイズ36×39㎜、5気圧防水、クォーツ、SSケース、ラバーベルト[AOST22077]1万2650円
“時刻を測る”という行為が必須だし、特定の競技のために開発された製品も多く、腕時計とスポーツは不可分の関係にある。たとえリアルな競技用でなくとも、スポーツのテイストを日常のいちスタイルに取り込もうというのは一般的だ。スポーティな魅力の有無は、腕時計を選ぶ際に欠かせない視点になる。この分野において、スポーツブランドの腕時計ほど強いものはないのかもしれない。今回選出した〈アディダス〉の「デジタル ツー」は、'80年代レトロなデジタルウオッチの雰囲気をそのままに、現代的なセンスで仕上げたモデル。スポーティなテイストはもちろん、モダンさと'80年代のレトロ感を融合させ、このブランドならではの魅力を上手に表現している。デジタル表示で機能的な印象をあたえるから、スポーティな装いと合わせやすい。ケースにはステンレス特有の質感があり、同じように光沢のある化繊のコーチジャケットと好相性。緩やかな膨らみもあるため、ボリューム感のあるダウンジャケットとも最適だ。
デジタル ツーが
ベストウオッチな理由
スリムでスタイリッシュなデジタルモデル。画面は上下に分割され、それぞれ時間表示や日付/曜日表示、クロノグラフなど表示する内容を自由に選択できる。防水性も高く、街からスポーツまで幅広く利用できる。ケースサイズ38×36㎜、10気圧防水、クォーツ、プラスチックケース、ラバーベルト[A1309000-00]1万5950円
お仕着せのトレンドに迎合するのではなく、僕らが今いるこの場から生み出していく。ストリートは、ファッションもカルチャーもありとあらゆるものが生み出される出発点だ。時代にもっとも敏感な人が集まり、カッコよさを自分たちで定義づけしていくストリートのスタイルには、“今”が凝縮されている。このジャンルにおいて、アメリカ西海岸のサーフィンやスケートボード、アートなどのカルチャーの自由な空気感を伝え、ストリートを牽引してきた〈ニクソン〉の「ステープル」がベストウオッチを獲得したのは、当然のことといえるかもしれない。なによりこのモデルは海洋プラスチックをリサイクルした素材をケースに使用しており、街を席巻するサステナブルへの想いをカタチにしたことでも若い世代から支持を得ている。もちろんデザインも優秀で、スッキリとしたスクエアのデジタル時計はストリート系ファッションとも親和性が高く、実際のスポーツでも使える防水性やスペック。質感は無光沢でコーディネートの邪魔をしにくく、アクの強いウエアとも合わせやすい。また装飾が少なく、肩肘を張らずにいられるというのも自分らしくいられる理由だ。
ステープルが
ベストウオッチな理由
「だまし絵」を意味するフランス語から名付けられたモデル。傾いたスモールセコンドや小窓からのぞく日本製ムーブメント、2時位置のリューズなど、個性的なディテールを採用。文字盤外周部には細かなトラックミニッツが刻まれ、現在時刻を正確に把握しやすい。ケース径38㎜、5気圧防水、自動巻き、SSケース、レザーベルト[NF02W-SI]3万800円
人を惹きつけてやまない力を持つ、アートの世界。芸術だなんだとアカデミックな視点で考えてしまうと、僕らの生活とは縁遠い高尚な存在のように思ってしまいがちだが、心に響く表現はどんなところにも存在している。もちろん腕時計にだって、素材や構造からくるカッコよさだけでなく、根源的な美しさを感じさせるものは多い。ベストウオッチに挙がった〈フルボデザイン〉の「トロンプ・ルイユ」を見てもらえれば、言わんとしていることが伝わるだろう。一見すると、左右同じような位置に小窓を並べたシンメトリー構造。しかし、そのうちのひとつはオープンハート仕様でムーブメントの一部が露出しているし、スモールセコンドも0の位置が左に傾いている。均整が取れているのに歪という、不思議なデザインなのだ。つけこなすうえでは、どんな装いにも合わせやすいものの、やはり白シャツに黒パンツのようなモノトーンのキレイめコーデが理想的。「トロンプ・ルイユ」と一緒にそれなりに身なりを正して、帰りに美術館にでも立ち寄ってみたい。
トロンプ・ルイユが
ベストウオッチな理由
フル充電時約4カ月駆動するソーラークォーツムーブメント。パワーリザーブも備え、充電残量を確認できる。ベゼルはセラミック製で、高級感を感じさせる。レザーストラップは裏面にラバーを圧着させ、装着感を高めた。ケース径44㎜、10気圧防水、ソーラー、SSケース、レザー&ラバーベルト[LUS44PRE-RE]3万800円
“映える”ってことは、それだけ人の心を捉える“何か”が宿っているということ。人と人とのコミュニケーションのカタチが次々に様変わりしていく今、パッと一瞬で人の心を捉えられるというのは、じつはかなり大きな価値であることは間違いない。時計だって、SNSでしっかり映えるデザインであったほうが、何かと役立ってくれるはずだ。〈エンジェルクローバー〉の「ルーチェ ソーラー」は、まさに“映え”なベストウオッチとして選出された。言葉で説明するまでもなく、最大の魅力はインパクト大なカラーリングだ。文字盤やベルトは鮮烈な印象をあたえるレッドカラーで彩色。それをベゼルのブラックカラーやケースのゴールドカラーが引き立てている。この「ルーチェ ソーラー」を着用するなら、当然カラーリングにこだわるべき。ブラウン系やブラックならレッドとの相性もいいし、大人な雰囲気の装いでまとめやすい。また文字盤やケースには光沢感があるので、ウエアにも同じようにツヤ感のある素材を合わせてみるのもいい。
ルーチェ ソーラーが
ベストウオッチな理由
国産初のクロノグラフとして市場を沸かせた1964年登場の「クラウンクロノグラフ」を現代的なデザインで表現。色褪せたような夜光塗料を使い、レトロ感をさらに醸成。裏蓋はシースルーバックで、機械式ならではの精密なムーブメントの動きを堪能できる。ケース径40.8㎜、5気圧防水、自動巻き、SSケース&ブレス[SARY223]6万500円
かつて通り過ぎた場所であるけれども、後ろ髪を引かれるように、つい気になってしまう。ふと想いが募る郷愁のようでも、ときに昔すぎて未知の領域でもあるのが、レトロの世界だ。もちろん腕時計でもレトロは人気で、往年のデザインを現代に落とし込んだモデルはいつも注目の的だ。とくに機械式ムーブメントの技術力が急速に発展した’60年代には、個性的なモデルが数多く登場していた。そんな’60年代レトロにおけるベストウオッチとして輝いたのが、〈セイコー プレザージュ〉の「スタイル60’s」だ。これは、日本初の国際スポーツ大会に合わせて1964年に発売された「クラウンクロノグラフ」がベースで、針やインデックスの形状、文字盤のサークルパターンなど当時を彷彿とさせるデザインに仕上げている。全体にシンプルにまとまっているから、スーツやジャケパンにも違和感なく合わせられるのが特徴だ。その一方、文字盤やドーム風防などからはやっぱりレトロな雰囲気が醸し出されているから、“わかる人にはわかる”絶妙なハズシとしてもコーデに生かせる。
「style60’s」シリーズが
ベストウオッチな理由
フロントボタンが特徴のスポーツウオッチの復刻品。機能性の高さから一般ユーザーにも人気が広まり、1970年代からのクォーツショックに揺れた〈タイメックス〉を救った。8ラップメモリーコールや99ラップカウンターなどを備える。ケース径39㎜、10気圧防水、クォーツ、レジンケース、レジンベルト[TW5M54300]1万3750円
温故知新。腕時計は数百年にも及ぶ歴史を持つプロダクトだからこそ、過去に膨大なアーカイブが眠っている。そこからデザインのヒントを得ることも多いし、ときには復刻という形で現代に舞い戻ってくることも。中身の仕様や素材の一部は最新のモノに置き換えながらも、見た目やコンセプトはそのままに復刻したモデルは、多くの腕時計ファンから歓迎を受けている。この2022年にも、時計の針を戻したような復刻時計が数多く登場したが、絶大な人気を誇ったのが〈タイメックス〉の「アイアンマン 8 ラップ」だった。「アイアンマン 8 ラップ」は1986年に誕生したスポーツウオッチで、シリーズ自体は今日でも脈々と息づいている。今回復刻したのは、正面に大型のプッシュボタンを備えた初代モデルで、容易にタイム計測を行えるという実用性からくるデザインが特徴だ。個性的な造形や差し色を効かせ、今となってはレトロフューチャー感あふれるデザインが魅力的。ハイテクスニーカーなど年代の合うアイテムと一緒にコーディネートしてみれば、小洒落た印象を高められるはずだ。
アイアンマン 8 ラップが
ベストウオッチな理由
●ザ・クロックハウスお客様相談室
TEL:0120-060-969
URL:https://www.theclockhouse.jp
文/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY)