2021.07.29
バイ フィフスのサロンマネージャー野呂北斗さん直伝!秋の高感度マッシュヘア、スタイリングテクニック公開。
スタイリングが巧妙化していくメンズスタイルにおいて、ハズせないツールがストレートアイロン。ただクセを伸ばすだけでなく、ハネさせたりねじったりと応用の幅が広いのが魅力。テクの極意を知って、さっそく明日から生かしてみよう!
前下がりのショートマッシュがベース。フロント部分に重さを残しながらも、サイドはツーブロック、えり足は刈り上げと、顔まわりをすっきりさせることで旬なフォルムを作り出している。無造作な動きを出すために、毛束をねじってからアイロンでプレス。これをランダムに行うことでバサッとした質感に。モデル/岡澤 邑くん
SOFT TWIST MUSH
ソフトツイストマッシュの作り方
横幅19㎜の細身なプレートサイズが特徴。小まわりが利くので、短いレングスと好相性だ。フッ素含有率を高めたプレートによってすべりもなめらか。美容室専売品[FDSS-19]オープン価格(ハッコー)
ベースはサイドにツーブロックを入れたマッシュウルフ。重さが出ないように、トップを中心に毛量調整がされている。強調された外ハネの動きは、ストレートアイロンによる縦巻きウエーブ。最後に毛先を上に向けてアイロンを抜くことでハネ感が完成する。髪色はミルクティーベージュでストリートを意識。
OUTCURL WAVE WOLF
外ハネウエーブウルフの作り方
横幅25㎜のスタンダードサイズ。熱を効率よく髪に伝える構造で、少ないスルー回数でクセを伸ばし、柔らかい質感を作成。グリップの握りやすさも魅力だ。美容室専売品[FDS-25]4万150円(ハッコー)
ヘアトレンド事情とスタイリング術。
by fifth バイ フィフス サロンマネージャー 野呂北斗さん マッシュ、ウルフ、束感など、メンズヘアなら何でも得意という実力者。流行に敏感な人たちから圧倒的な支持を受けている。 |
「サイドのツーブロック、えり足刈り上げ、前下がりのマッシュライン。この3つが合わさったスタイルが、トレンドのベースになっています。小顔・小頭効果が出るので、すでに取り入れている人も多いですよね。ですが、“遊び”という点では物足りなくて、ここにパーマを足すのが今の流れです。パーマはツイストスパイラル系。細かいうねりが無造作な質感や立体感を生み出し、その人のカッコよさを引き出してくれるんです。パーマが似合うかわからないという人は、似合わせ感覚でアイロンでも作ることができるのでトライしてみてください。ねじった毛束をアイロンで挟んで、S字を作るイメージで操作すると出来上がります。前髪が長い人ならセンターパートにしてみたり、ツヤ感を出したい人はグリースを使用してみたり、アレンジが利くのもこのスタイルの特徴。イメチェンしたいなら、ぜひ挑戦してみてください!」
●ハッコー
URL:www.hakko88.co.jp
文/滝沢ヤス英 撮影/田中利幸