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2020.02.15

コート＆ジャケットの中に、みんなは何を着ているのか⁉

FINEBOYSで実施した冬の1000人SNAPをベースに、みんながコートやジャケットなど、アウターの下に何を着ているのかを調査した。そのGOODなバランスを紹介していく！　“脱いでもサマになる”男の秘密、教えます！

【人気のインナーがわかる！】
ハイネック
シャツ
パーカー
スウェット
ロンT

 

ハイネックが大人気！

FINEBOYS冬に実施した1000人SNAPを調査した結果、コートやジャケットなどのアウターの中に何が一番着られているのかがわかった！　4人に1人はタートルネックやハイネックを着ているという結果に。どんなアウターでも大人っぽくしてくれるところが人気の理由だ。

●アウターの中に着るインナーは？
1位　ハイネック　
2位　シャツ　
3位　ロンT　

 
國學院大学２年文学部 橋本隼弥くん
白ハイネックを一番下に、ブルゾンとデニムジャケットをレイヤード。首元で作った３層レイヤードだけでなく、インナーの丈を短く設定することでさらに立体感のある着こなしへと仕上げた

 
明治大学３年経営学部 鈴木瑠斗くん
黒ハイネックを一番下に、コートとニットをレイヤード。ハイネックは「ユニクロ」でほかは古着でスタイリング。一番下のインナーとアウターの色みを合わせたのも好バランスの秘訣

 
美容師 迫田祐也さん
白ハイネックを一番下に、薄手ダウンジャケットとブルゾンをレイヤード。モノトーンまとめなら都会的な印象を押し出せる。迫田さんのように、防寒対策でインナーダウンを間に仕込むのも賢い

■ハイネックの重ね着で好バランス

立体感のあるこなれた３層レイヤー ドもこのテクを使えば簡単。SNAP を見ると、アウターとハイネックの間 のアイテムは人それぞれ。この法則 でいろいろな重ね着が楽しめそう！

【白ハイネック】

おさまりのよい白ハイネックなら、どんな アウターとの組み合わせでも大丈夫。ご覧のとおり、裏地にボアが使われている黒ブルゾンとも好相性だった。 今からでも統計で出た汎用性No.１インナーを使い倒そう！ブルゾン5999円（ウィゴー）、スウェット7900円（キュイー） 、ラコレのパンツ3600円 （アダストリア）

【黒ハイネック】

上級者が取り入れる３枚レイヤードも、この法則なら難しいことはない。ここにならって一番下にハイネックを仕込むところから始めてみよう。あとは順 を追って重ねていくだけ！　コート6999円（ウ ィゴー）、ドレスヒッピ ーのジャケット３万8000円（ノーネーム）、コムサコミューンのカットソー7800円（ファイブフォックス カスタマ ーサービス）、レイジブルーのパンツ4900円（アダストリア）、シューズ２万4000円（ダナー）

【今ならまだニットでも】

1／網目 の切り替え部分がアクセントに。ネック部分が薄手だから、首元が詰まるストレスもない。ニット8000円（ティーケータケオキクチ）2／ローゲージで柔らかな肌触り。コムサコミューンのニット１万2000円（ファイブフォックス カスタマーサービス）　3／身幅が広く、ゆったりとしたシルエット。ふっくらとした裏起毛で暖かい。レイジブルーのスウェット3900円（アダストリア） 

キレイめ派にはシャツ！

アウターがキレイめであれば、中にも同テイストを合わせたくなる。そんな上品志向な人たちほど、インナーにはシャツ合わせが多かった。汎用性はもともと高いけど、とくにコート派たちの相棒としてシャツが重宝されているみたい！

●シャツに合わせるアウターは？
1位　トレンチコート　
2位　チェスターコート　
3位　ステンカラーコート　
4位　テイラードジャケット　
5位　ダウンジャケット　

 
大阪市立大学1 年 商学部 申悠悠くん
ヌケ感のある開衿タイプでシャツを投入。黒コーデに盛り込んだことで、カーキが差し色として活躍。脱いで１枚になってもこなれ感は十分

 
南山大学3 年 経営学部 宇井陸登くん
ボタンの仕様が変形したストライプシャツを黒パンで難なく攻略。エレガントな茶色のコートを上にはおり、上級者感の漂う冬スタイルに

 
北海道大学 4年 工学部 野中聡志くん
黒アイテム同士でスタイリングを構成 し、モダンな雰囲気を演出。ハイネックを一番下にはさむテクニックでコーデに立体感を出した

■コート×シャツは鉄板で最強

SNAPを見てもわかるように、コートを着ている人はインナーにシャツを着ている傾向が。まさにコートの品のよさをさらに底上げするシャツ合わせ。 この鉄板の組み合わせなら、 誰からも好かれる印象のよいコーディネートに落ち着 く。

 
コムサコミューンのコ ート２万9000円（ファイブフォックス カスタマーサー ビス）、グランドパークのシャツ6900円（ニコル）、クルニのパンツ２万7000円（シア ンPR）、プロケッズのシューズ4500円（ケッズ インフォメーションセンター）、メガネ9980円（オンデーズ）、アネロのバッグ7500円（キャロットカンパニー）

ストリート派にはパーカー！

ストリートな格好の人に注目すると、パーカーを使ったコーデの人が多数！　色やデザインも豊富だから、ストリートにハマりやすいのだろう。また、フード部分をうまく生かせば、×アウターで化ける可能性も大きい。長いシーズン使えるのも魅力的！

●パーカーで人気のカラーリングは？
1位　黒　
2位　グレー　
3位　その他　

 
学生 山口朝登くん
パーカーに派手プリントがあれば、アウターを脱いだときのインパクトは大。足元にはストリート派に愛用者の多い「ヴァンズ」をセレクト

 
甲南大学２年経済学部 藤井速大くん
黒のニットキャップでストリートな見た目を強調した。彼のように小物でうまくアジつけすることも、ストリートコーデの楽しみ方のひとつ

 
福岡大学４年経済学部 三野照雄くん
ファッショナブルなセットアップに、街で目立つオレンジのパーカーを投入。攻めたコーディネートをほどよく黒のバケットハットで引き締めた

■パーカーなら重ね着も簡単

アウターの中に着ても、1枚で着ても、ストリート感が出せるパーカ―。首元にボリュームが出て着こなしにアクセントがつくから、アクセサリーや小物をつけるのが苦手、という人にはうってつけのアイテムだ。

 
パーカーだけでなく、ナイロンブルゾンやラインパンツ、ボリュームスニーカーと ストリートなアイテムで構成。ゴチャっと見せつつも、パーカーを軸に黒を多めにす ればバランスのよさは保証。オーケーのブルゾン１万3000円（アドナスト）、カンゴー ル×レイジブルーのパーカー5500円（アダストリア）、マスターキーのパンツ１万4000 円 （ティーニー ランチ）、プーマのシューズ１万3000円（プーマお客様サービス）

【人気のカラーリングを着よう】

1／ビビッド なオレンジなら、アクセント使いもオススメ。フードは大きめに作られている。ユナイテッド アスレのパーカー4150円（キャブ）2／古着テイストな 生地感が特徴。身幅が広く、伸縮性もあって動きやすい。ブレンツスポーツウェアのパーカー9000円（シアンPR）3／左右でデザイン違いの袖プ リントがストリート感あふれる。 ベースコントロール×マークゴンザレスのパーカー7200円（ストックルーム）　　

ボアブルゾンにはスウェット！

この季節になるとスウェットも人気インナーのひとつ。SNAPから紐解くと、トレンドア ウターであるボアブルゾンとセットで着ている人が多かった。クルーネックの１枚なら合わせやすい点も影響しているはず。ロンT やシャツなどに比べれば保温効果も高い！
●ボアブルゾンに合わせるインナーは？
1位　スウェット　
2位　ニット　
3位　ロンT　

 
九州大学 １ 年 工学部 菊池作太郎くん
「センスオブプレイス」のボアブルゾンでコスパよく旬度をアッ プ。同系色のスウェットでスタイリングに統一感をプラスした

 
上智大学 ４ 年 総合人間科学部 池谷幸将くん
ブルゾンの中のプリントスウェットがストリートを強調。カチッとした印象になるタックインで、ボアの甘さを抑えたのもお見事

■シンプルなスウェットでOK

今絶賛大活躍中のボアブルゾンには、スウェットをさらっと1枚で着るのがちょうどいい。アウターの存在感をフルに生かしたシンプルなスタイリングが今っぽくなるコツ。

ボアブルゾンを着ているだけでコーデの鮮度が上がる。なので中にはシンプ ルなスウェットを選択。ゴチャつかせないようコンパ クトに上半身をまとめ、アウターが目立つよう計算。  ティーケ ーのブルゾン8000円（ティーケ ータケオキクチ）、スウェ ット3900円（キュイー）、 ティート トウキョウののパンツ２万8000円（ザ・PR）、 ムーンスターのシューズ 9000円（ムーンスター カスタマーセンター）

 【デザインはシンプルに】

1／インナーの上に重ねても、ゆったりするほどのビッグシルエッ ト。リドムのスウェット6300円（シアンPR）　2／ハリのある生地 を採用。コーデュロイ素材であしらったポケットがアクセントにな る。ストルのスウェット２万円（藤原慎太郎事務所）　3／裏起毛で 肉厚。身幅が広くスキニーと合わせればキレイなVラインシルエットが作れる。アローレのスウェット8000円（ダイヤモンドヘッド）

ダウンの中はロンTで！

〝厚着なんてしたくない〞って人ほど、ロンTを好んでいたりする。そんなロンT着用者のアウターは、冬の強い味方であるダウンがほとんど！　防寒だって完璧だし、ロンTがインナーだから着膨れする心配もゼロ。スポーティに見せたい人もこのセットがオススメ！
 
●ダウンの中は何を着ているの？
1位　ロンT　
2位　シャツ　
3位　スウェット　

 
福岡大学 ４ 年商学部 波多野凌くん
着用は「ユニクロ」のダウンジャケット。 深みのある色合いが、スラックスや革靴などの上品アイテムと相まって、大人っぽく着地

 
美容師 桑原陸登さん
ロンTとパンツは茶系の同系色で季節感のある着こなしに。その上に黒ダウンを投入し、コーデをほどよく引き締めることに成功

■ロンTならスポーティに

ロンTもフロントにプリントがあったり、少し派手な色だったりするとコーディネートのポイントになる。ダウンのアクティブな印象をそのままに、流行りのスポーティな雰囲気で着こなせる。

 
ロンT＋黒パン合わせでも、ダウンを着るだけでスポーティな印象が 押し出せる。ボリューミーなダウンを生かして、こなれたVラインシルエットに仕上げた。ペンフィールドスポーツウエアインクのブルゾン ３万8000円（ヤマト インターナショナル）、マークゴンザレスのカット ソー6500円（オージー）、パンツ１万9000円（リサウンド クロージング）、シューズ１万5000円（グラビス）、キャップ3800円（ニューエラ）

【インナーに最適なロンT】

1／差し色としても人気のパープル。ストリートな格好にハマる。ユナイテッドアスレのカットソー1900円（キャブ） 　2／袖に施したロゴのデザインがクールな印象。裾にはスリットが入っており、レイヤードもしやすい。エクストリームスのカットソー6800円（シ アンPR）　3／ペンキ加工を施したようなグラフィックをボディ中央に配置。ジョンブルのカットソー6500円（ジョンブルカスタマーセンター）

まだまだアウターが必要な今の着こなしに、ぜひ参考にしてみよう！