2025.09.25
【ブリサバ対決】今日のコーデはかわいく?カッコよく?
「今日のオレ、やけにかわいくね……?」なんて乙女気分な日もあれば、「やっぱ男はクールな方がかっけえよな!」とたぎる日もある。そんな思春期の揺れる心に寄り添うべく、〝ブリブリ〞と〝サバサバ〞の両極スタイルをご提案。その日の気分で振り幅のあるオシャレを楽しむのが今のスタンダードだもんね。対決だけど勝敗はつかないかも。だってどっちも好きだから!
▶︎花柄であざとくいくか、カモ柄で武骨にいくか
柄モノって個性がモロに出る。カモ柄なら兵士みたいに武骨に仕上がるし、逆にフェミニンなイメージの花柄ならキャッチーさを宿すことができる。まずはパンツで使ってみよっか!
左 ◆ 花柄デニムでさりげなくかわいさ忍ばせちゃって ◆
ハードル高めの花柄もデニムなら気軽にトライできそう。とはいえ、コーディネートは無理に女のコっぽくせずカジュアルにまとめたいところ。かわいさはあくまでさりげなく取り入れるのが、男子のあざとテクニックなのだ。リメールのTシャツ3960円(リメール ストア)、JEモーガンのパーカ5720円(ライオンキングジャパン)、シアターコードのパンツ5610円、ループのシューズ5940円、シーエのハット8800円(すべてループ トウキョウ)
右 ◆ スト系コーデでカモ柄の武骨さを倍倍PUSH! ◆
ワイドなカモ柄カーゴに、半袖&長袖のTシャツレイヤード。'90年代ストリート的なルーズシルエットで、カモ柄をとことんワイルドに! リベーレのTシャツ1万1000円(WTS ルーム)、デウス エクス マキナのカットソー1万5400円(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、パンツ9899円(フィグメンツ)、アンブロのシューズ7700円(デサントジャパンお客様相談室)、エックスオーエックスオーグッドボーイのキャップ7800円(ハナ コリア)
▶︎ギンガムチェックで愛嬌を演出するか、
オンブレチェックで落ち着きを醸すか
〝チェック柄〞という共通点はあれど、まとう空気は正反対。大人の余裕を感じるオンブレと、弟的なかわいさと優等生ムードをまとうギンガム。ボタンの開閉、サイジングにもこだわり抜くべし。
左 ◆ 優等生なギンガムシャツを意外な合わせでオシャレ服に ◆
グッドボーイなギンガムシャツは、普通のコーデだと野暮ったくなりがち。 スウェットパンツやゴールドの腕時計など、あえて違和感のあるアイテムを合わせてMIX感ってやつを楽しもう。ルイスのシャツ2万3100円(ジョワイユ)、パンツ8990円(ギャップ)、ヴァーグ ウォッチ カンパニーの腕時計3万8500円(ヨシダトレードカンパニー)
右 ◆ ハーレーで迎えに行こうか?(免許はもってないけどw) ◆
ビンテージっぽい本格オンブレシャツは、白のタンクトップと黒パンツで大人のアメカジスタイルに。サイズ感や色使いは控えめに、あくまでさらりと着こなして。シャツ2529円(ウィゴー)、キャスパージョンのタンクトップ1980円(シアン PR)、ソウルエイジのパンツ2万7500円、オイルのネックレス2万3100円(ともにジョワイユ)
▶︎ロゴキャップでポップに振るか、黒帽子で渋めに寄せるか
今日は髪がうまくキマらん……、そんな朝のピンチを救ってくれる帽子。まだまだ強い日差しの対策にもなるし、何より着こなしがビシッとまとまるのがうれしいところ。もとの髪型も考慮しつつ、〝ブリサバ〞帽子を使い分けてみよう。
左 ◆ アメカジ界隈の定番でしょ ◆
いかにもアメカジ的なロゴキャップ、といえばやっぱ赤。日焼けしたようなフェード具合も味わい深くて、玄人感が確実にアップすること間違いない。メロウのキャップ6490円(ハナ コリア)
右 ◆ スクールさも、キュートさも ◆
ふっくらとしたクラウンに短めのブリム。渋さの中にもほんのりかわいさを秘めた黒キャスケットは、ヨーロッパ系コーデの仕上げにぴったりなアイテム。キャスケット2750円(スピンズ)
▶︎厚底シューズでマスコット感狙うか、
レザーシューズでエッジを効かすか
オシャレは足元から、なんて昔からよく言うけどまさにほんとそれ。革靴なら着こなしがキリッと引き締まるし、厚底なら何かのマスコットキャラみたいなメロさが手に入る。玄関での最終仕上げ、怠るなよ!
左 ◆ かわいがられたい日は足元で〝少年〞を演出してみる ◆
ショーツでキッズ感をアピるなら、ころんとしたシュー ズで。リーバイス®のショーツ8800円(リーバイ・ストラウス ジャパン)、アグ®のシューズ2万9700円(デッカーズジャパン)、コンビニエンスウェアのソックス429円(ファミリーマートお客様相談室)
右 ◆ 品格アップだけじゃない! ロックが聞こえる革靴 ◆
エッジの効いたショーツスタイルには、ロックマインドあふれるラバーソールの革靴もいいチョイスだ。ショーツ4949円(フィグメンツ)、リベーレ×ジョージコックスのシューズ7万4800円(WTSルーム)、フォーマーのソックス3300円(ナインボール)
▶︎クリアサングラスで軽やかにいくか、
ブラックサングラスでワイルドさを出すか
顔まわりのアイテムというだけあって、印象ががらりと変わるサングラス。黒レンズなら表情を隠してミステリアスな漢に、半透明のカラーレンズなら軽やかで親しみやすい雰囲気に、とメイクレベルのイメチェンも叶う。
左 ◆ 噂のデキるフッ軽男とはこのオレのことだ! ◆
季節を問わずおなじみになった薄青レンズ。チャラ見えしないよう、着こなしはあくまでクリーンに。カリンのサングラス2万8380円(WTS ルーム)、イヤリング2750円(キュイー)
右 ◆ サングラスをはずせば優しい目でギャップモテ♡ ◆
角張ったフォルムの近未来的デザインと黒レンズのエッジが効きまくり。素顔とのギャップを最大限に演出できるコワモテ感がイイ。メッシーウィークエンドのサングラス1万9800円(ジョワイユ)
▶︎スカーフでキャラっぽくか、
ネクタイでシャープにするか
いつものTシャツやシャツ、重ね着して味変したいんだけど外はまだまだ暑いんだよな……。それなら首元にプラスアルファしてみてはどう? アイテム次第で印象もがらっと変わるし、素材や色の選択肢も豊富だし。
左 ◆ エレガントさを首に添えてカジュアルな王子様の僕 ◆
ここ最近、僕ら男子の間にも浸透してきたスカーフ。じつは、いつものTシャツが一気に進化し、マンネリを打破する超便利アイテム。首元の小さな面積でも色と柄を効果 的に差せるから、シンプルコーデがエレガントにキャラ立ちする。ニューコンのTシャツ8250円(ジョワイユ)、ダックスのスカーフ1万4300円(三共生興ファッションサービス)
右 ◆ ビジネスの王道コンビもオレたちらしく、クールに ◆
白シャツにネクタイなんて制服とかスーツみたいになりそう? いえいえ、シャツのサイズ感次第で街着としてもイケるんです。カーゴやジャージなど、ボトムズで思いっきりハズしてみるのも手だ。キャスパージョンのシャツ4950円(シアン PR)、ハーゴのイヤーカフ1万5400円(ロール)、ネクタイ9500円(バナナ・リパブリック)
▶︎たすき掛けでゆるっといくか、
腰巻きでオーラを出すか
気温もテンションも読めない日、とりあえずシャツを1枚持っていく。そして、着ないときにはどこかに巻いておく。実用性とこなれ感にこだわるなら腰巻き、ゆるっと抜け感を出すならたすき掛け。気張らないのがポイントだ。
左 ◆ たすき掛けでアクセント足すならバッグよりもシャツっしょ! ◆
アシンメトリーになってコーデがぐっとこなれるたすき掛け。後ろから見ても洒落感たっぷりに決まる。NFLのTシャツ4399円(ブランチ・アウト)、たすき掛けしたファナティクス×ジーンズ ファクトリーのシャツ1万1000円(ジーンズ ファクトリー卸団地本店)、シアターコードのパンツ7370円(ループトウキョウ)、ベルト1099円(スピンズ)
右 ◆ シャツを腰に巻くだけで野暮いアメカジがレベルアップする件 ◆
カレッジTとフェードデニムの王道アメカジも、腰巻きシャツひとつでメリハリのある玄人な着こなしに。こっくり配色でもフレッシュ感満点! Tシャツ3299円(ウィゴー)、腰に巻いたディーエヌエスアールのシャツ1万2030円(ハナ コリア)、チックのパンツ5940円(ループ トウキョウ)、アンプリスパールのネックレス5500円(アンプリス ショップ)
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●文/山下皓平 撮影/榎本洋輔[今井分]、MISUMI[川口分] スタイリング/深澤勇太 ヘア&メイク/寺門侑香[今井分]、楢林未奈子[川口分] モデル/今井竜太郎、川口凉旺