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FASHION- ファッション -

2018.03.27

ナチュラル男子養成講座 第1回ヘルシーでナチュラルな男子の作り方

“なんかあの人、雰囲気がいいよね”。そう感じる人っていない? 肩ひじ張らず自然体、それでいて優しげで大人っぽい。ふとしたときに、ちょっとしたこだわりが垣間見えて、またそれが味わい深い。そんなひと味違う魅力的なヘルシー&ナチュラル男子、なんかいいよね。


ヘルシーでナチュラルってどういう人のこと?

ヘルシー&ナチュラル男子に、明確な定義はない。強いていうなら、彼らは心地いいことを好むということ。ファッションなら、体を締め付けないゆるっとしたシルエット、肌触りのいい生地をまとう。色みだって、心が和むような淡い色が好き。そして時間の使い方や持ち物も、気分がよくなる工夫をしている。自分の体を作るものだから、食べ物や飲み物にちょっとこだわったり、日常のふとした瞬間にホッとするような、気の利いた持ち物を持っていたり。そんなリラックス感が、どことなく穏やかな印象を周囲にも与えているのだ。

イノセントな優しさを身にまとう幸せ
オーガニックコットンのカットソーが心地いい


オーガニックコットンとは、有機栽培された綿を使用したコットン生地のこと。環境にも、人にも優しく育てられたコットンは肌触りがよく、軽やかな着心地。風合いも、どこか優しげに見える。この魅力が最大限引き出されるのは、シンプルなカットソー。シンプルゆえに、素材の上質さが引き立つからだ。そんな最上級なカットソーをサラッとまとって、お気に入りのコーヒーをゆったり入れてみる。誰かの目に付くことではないけれど、こだわりのある奥深さは好印象を与えるはず。

NATURAL COLUMN -1-
こだわりのコーヒーを入れられる男になる

コーヒーの世界は奥が深い。挽いたその瞬間から、豆は酸化を始めて風味が落ちるし、お湯の温度も重要。でも、繊細だからこそ自分好みの味が出せるようになるとうれしいもの。紹介するのはあくまで基本の入れ方。お気に入りマイコーヒーの入れ方を見つけてみて。


1.ミルで豆を挽く
好みの豆をミルで挽く。量は豆や好みによって変わるので、初めはその豆の分量どおりにしてみて。

2.道具をセットする
下から順に、サーバー、ドリッパー、フィルターをセット。フィルターは図のように折って使う。

3.サーバーを温める
熱湯を細口のポットに入れ、2cmくらいサーバーに入れる。サーバーが温まり、お湯も適温に。

4.お湯を注ぐ
豆の中心に細くゆっくりとお湯を注ぐ。だんだんと円を描くように広げ、100円玉ほどの円に。

5.蒸らす
豆全体が膨らみ始めたら一度お湯を止める。豆が膨らみきるまで蒸らして香りを出す。

6.再びお湯を注ぐ
豆が膨らむスピードが落ちたら、もう一度細くお湯を注ぐ。先ほどの要領で、細く円を描く。

7.量を調整する
豆がひたひたにならないように調整しつつお湯を注ぐ。最後のほうはお湯を太めに注いでもOK。

8.できあがり
ドリッパーを、しずくが落ちているうちにはずす。落ちきるまで待つとえぐみが出るので注意。

<第2回>に続く

撮影/竹内一将(STUH) スタイリング/与那嶺龍士 ヘアメイク/牧野裕大(vierge) モデル/小島義雅[本誌専属] イラスト/濱田 渚

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