2021.01.28
超特急FASHION DICTIONARY vol.52超特急リョウガ・ユーキ・タカシmeets PANTS SILHOUETTE
2021年がスタートしましたッ! 今年もFINEBOYS Online連載『超特急FASHION DICTIONARY』をどうぞよろしくお願いいたします! 超特急5人の新しい着こなし、新しい一面、新しい表情をみなさんと共有しつつ、おしゃれの勉強もできるよう、楽しい連載にしていきます! 新年一発目にお送りするテーマは「パンツのシルエット」。ついついトップスばかり気を使いがちだけど、ファッション好きならパンツとそのシルエットにも注目してほしい! 52回目に登場するのはリョウガ、ユーキ、タカシだ。
BULLET TRAIN No.3 RYOGA
Tapered pants
【Tapered pants/テイパードパンツ】
テイパード=先細りになるという意味。つまり「テイパードパンツ」は裾に向かって自然に細くなっていくシルエットのパンツということ。このシルエットはもはやド定番だから、デニム、チノパンツ、スラックスなどで取り入れられている。ピタッと脚のラインを見せるスキニーパンツと違って、「テイパードパンツ」は太もも部分にゆとりがあるのも特徴。だから運動をしていて太ももだけが大きいという人は体型カバーにも使える。さらに脚が短い&身長が低いという人は、足元(裾部分)はスッキリさせておくことが鉄則。パンツのもたつきは余計に脚を短く&身長を低く見せてしまうので避けるのがベター。「テイパードパンツ」の自然なシルエットが悩みを解決してくれるはずだ!
■RYOGA Coordinate
まさしく、ガリガリ担当のリョウガのように脚が細い人にも「テイパードパンツ」は大活躍! 太もも部分にゆとりがあるから細さを感じさせないでしょ? これなら「私より脚が細い~ッ!」って言われないかも!? しかもリョウガが着こなすチェック柄のパンツ、好きなんだよなぁ~。リョウガの品のよさをさらにアップさせてくれるよね!
■RYOGA Interview
──普段穿いているパンツのシルエットはどんなのが多い?
「パンツは細身なものを穿くことが多かったけど、最近はこういう太ももまわりにゆとりがあって、足首にかけて細くなるパンツも穿くようになりました。もともと、パンツのシルエットは細身にこだわっていたんです。でも、好きなブランドが2〜3年前から太めのパンツを展開するようになって。『どうかな〜?』と思いながら穿いたら、『いいやん!』って。それにしても、パンツのシルエットにこんなに種類があるとは知らなかった! 正直『テイパード』って単語も今、初めて言いました!(笑)』
──パンツって同じようなものを穿きがちだけど、意外といろいろ種類があるんだよね。
「そうなんですよね。でも僕の場合、『これ持っていないな』って思って個性的なパンツを買っても、時間が経てば経つほど合わせ方がわからなくなってしまうことがけっこうあります。買ったときは店員さんにコーディネートを教えてもらえるので大丈夫なんですよ。花柄とか、ビビッドな紫とか、ピンクとか……派手なパンツがクローゼットで眠っています(笑)。やっぱりどうしても、黒などの落ち着いた色みを選びがち。色柄の冒険はできないけど、シルエットで変化をつけるくらいなら僕でもできそうです!」
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ユーキのバルーンパンツ
BULLET TRAIN No.5 YUKI
Balloon pants
【Balloon pants/バルーンパンツ】
腰から膝あたりがバルーン(風船)のようにふんわり丸く、裾はキュッと絞られた個性的なシルエットの「バルーンパンツ」。この独特なボリューム感はワイドパンツのなかでもひと味違う雰囲気。丸っこくてかわいく見えて、着こなし方によってはモードな装いにもなれる。実際、大人気ブランドのヨウジヤマモトからも展開されている。この「バルーンパンツ」、締め付け感がないのでおしりの大きさや太ももの太さが気になる……という人にはおすすめ。
■YUKI Coordinate
丸っこいシルエットとリボンでキュッと絞られた裾。こんな個性的な「バルーンパンツ」はユーキが似合うッ!!!!と予想はしてたら……ほ~らやっぱり。パンツに合わせて、インナーもシューズも黒。上にはおったシャツだけ色を効かせるという大人なコーデ。2021年一発目はオトナなユーキってことね。
■YUKI Interview
──パンツのシルエットにこだわりはある?
「上がオーバーサイズで、下がタイトなシルエットが好きなんです。だからスキニーパンツを穿くことが多いかなぁ。とくに黒! 何にでも合わせやすくて最高ですよね。こういうバルーンパンツのようなワイドなデザインは、私服ではあまり試したことがないので新鮮。穿き心地もよくて気に入りました!」
──ほかのメンバーが穿いているパンツと比べると、グッとモードな印象だよね。
「本当ですね! でも、シルエットが丸いから、ちょっとかわいらしさもあって。黒でモードにまとめるのもカッコイイけど、パーカやカットソーに合わせてちょっとカジュアルダウンさせるのもいいかもしれないです。普段の私服は黒スキニーを穿くことが多いけど、同じ色のパンツでもシルエットが違うだけでここまで印象が変わるんですね!」
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タカシのブーツカットパンツ
BULLET TRAIN No.7 TAKASHI
Boot-cut pants
【Boot-cut pants/ブーツカットパンツ】
ワイドパンツやテイパードパンツが主流となっている昨今で「ブーツカット」は新鮮。もともと「ブーツカット」とは、ヒールの高いブーツを合わせるためのボトムズ。膝から裾に向かって徐々に広がるシルエットで、逆に太ももから膝にかけては細身で脚にフィットする対照的なデザイン。「ブーツカット」の大きな魅力としては、膝下を長く見せることができる=脚を長く見せることができることだ。このディテールはデニムパンツに多く採用され、アメカジ服としても鉄板だ!
■TAKASHI Coordinate
ちょいちょい!タカシの脚、長~~~ッ!ええええッ!? これはそもそもヤデちゃんが脚長なのか「ブーツカット」のおかげなのか……。どっちもか。デニムパンツが末っ子のタカシをさらにカッコよく見せてるねぇ。2021年はワイルド路線!? 全っ然アリ!!!
■TAKASHI Interview
──ブーツカットだと、とくにヒザ下からがすらっと長く見えるね。
「私服で穿くのはワイドパンツが多いんですが、このくらいのゆるさのデニムもいいですね! ヒザ下からの広がり方も振り切りすぎず、いい感じ! スタイリングもしやすそうな形をしてる」
──ほかのメンバーが穿いたパンツで、気になったものはある?
「バギーやフレアパンツかな。やっぱりゆるめのシルエットが好みなんですけど、ほどよくリラックスした雰囲気で、だらしなく見えない適度な余白を残しているのがよかったです」
──バギーとフレアパンツ、タカシならどう着こなす?
「バギーにはあえてビッグトップスを合わせたり、フレアにはコンパクトなトップスを合わせて、メリハリのあるシルエットにするのもいいかも。トップスの丈感も気にしながら、全身のバランスがよく見えるように穿きこなしてみたいです!」
超特急FASHION DICTIONARY vol.53は2月18日(木)! 乞うご期待!
■今までの連載記事はコチラ!
『超特急FASHION DICTIONARY』
■超特急プロフィール
カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシの5人からなるメインダンサー&バックボーカルグループ。昨年末に3日間開催された配信ライブ『BULLET TRAIN ONLINE SPECIAL LIVE「Superstar」』は大成功。さらに春のアリーナツアー『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2021 SPRING 「Hoopla!」』も発表され、6月は超特急と一緒に盛り上がれそうだ! 現在新シングル「Asayake」も発売中。
■超特急オフィシャルサイト bullettrain.jp/
■BULLET TRAIN ARENA TOUR 2021 SPRING 「Hoopla!」特設サイト bullettrain.jp/hoopla/
■超特急インタビュー
【2020年の集大成】超特急の今。~新曲とライブとファッションと~
■衣装クレジット
リョウガ/ビーミングのパーカ6900円(ビーミング ライフストア バイ ビームス コクーンシティ店)、ザラのパンツ7264円(ザラ・ジャパン カスタマーサービス)、ムーンスターのシューズ2万円(ムーンスター カスタマーセンター)
ユーキ/ルイスのシャツ1万4000円(ルイスイーエックスストアトーキョー)、アトウのパンツ3万6000円(シアン PR)、アシックスのシューズ1万3000円(アシックスジャパン お客様相談室)
タカシ/センスオブプレイスのジャケット9900円(センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ キュープラザ原宿店)、リーのパンツ1万3000円(リー・ジャパン カスタマーサービス)、その他スタイリスト私物
●撮影/杉江拓哉(TRON) スタイリング/小島竜太 ヘア&メイク/池上 豪、横山雷志郎 撮影協力/EASE