2021.10.28
超特急FASHION DICTIONARY vol.70超特急リョウガ・ユーキ・タカシmeets STYLE
FINEBOYS でもよく見かける、"ワーク"や"スポーツ"や"アウトドア"……といったスタイルの名前。そういえば、改めてどんな格好なんだろうって気になる。とくに、今コーディネートの方向性に悩んでいるという人はぜひ今回のFINEBOYS Online連載『超特急FASHION DICTIONARY』で勉強して、自分の好きな「スタイル」を見つけてほしい。今回登場するのはリョウガ、ユーキ、タカシ~やで。
BULLET TRAIN No.3 RYOGA
AMERICAN CASUAL STYLE
【American Casual Style/アメリカンカジュアルスタイル】
2021年秋冬の注目スタイルがこの「アメリカンカジュアルスタイル」。通称アメカジ。Gジャン、ジーンズ、チノパン、スウェット、ネルシャツ、スカジャン、ブーツ(レッドウィングのようなゴツめのもの)を使った着こなしで、例えるなら'90年代のダウンタウン浜田雅功さん! 当時は浜田さんのファッションを真似る人のことを"ハマダ―"といい、一大ブームになったほど。生まれていなかった(もしくは生まれたばかりの)僕らはそのムーブメントを知らないのだけれど……時が経って、今季ふたたびアメカジがキテいる。どちらかといえば野暮ったさのあるスタイルだけど、僕ら世代のアメカジはどこかキレイめな感じが理想。
■RYOGA Coordinate
リョウガって、どちらかといえば"アメリカのカジュアル"より"イギリスのカジュアル"ってイメージ。だからあえて、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』的ノリのアメカジコーデに挑戦してもらったわけだけど、完全に現代版マーティじゃーん!
■RYOGA Interview
──スウェットにデニムというラフなアメカジスタイルだけど、すらっとしたリョウガの体型ならシンプルな組み合わせほどかっこよさが際立つね!
「アメカジスタイル、私服では試したことがないんですよ。まず、ブルーデニムを穿くことがないからすごく新鮮です。僕の中のデニムって黒とか暗い色がベースだったんだけど、こういうのもアリですね。アメカジ的な古着も着る機会がなかなかないのですが、デニムの無骨に色落ちした感じもステキだなと思いました」
──普段、スポーツテイストは私服にも取り入れているらしいね!
「パーカにシャカシャカパンツを合わせるスタイリングが気になりました! 普段ジャージはよく穿いてるし、アクティブなスポーツテイストは好きですね。もともとインドア派なので、アウトドア系の服を着てカタチから入るのもいいかもしれないです! ライフスタイルを変えるって意味で挑戦してみたいなと思います(笑)」
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ユーキのスポーツスタイル
BULLET TRAIN No.5 YUKI
SPORTS STYLE
【Sports Style/スポーツスタイル】
僕ら世代でいうところの「スポーツスタイル」とは、部活着やジム行きじゃないぞ。街を風切って闊歩できるオシャレな「スポーツスタイル」だ。では前者と後者の差はなんなのか? スポーツブランドを使った着こなしであることはどちらも同じ。そこに味付けされる流行りのアイテムだったり、今っぽいシルエットだったり、なんなら清潔感やさわやかさも大きなポイントとなる。動きやすさや機能性だけを重視するのではなく、プラス洗練された雰囲気も「スポーツスタイル」には必要というワケ。
■YUKI Coordinate
アップバングはズルいのよ、ユーキ。めっちゃさわやか推してくんじゃーん。まぁね、ユーキの「スポーツスタイル」は部活スタイルにならないことくらい想像はできましたよ? だけどココまでイケ散らかしているとは聞いていないぞッ!
■YUKI Interview
──スエットとシャカシャカパンツの組み合わせ、着てみてどうだった?
「まず、着心地がいいし合わせやすいし、なおかつかわいいので、スポーツってすごく好きなテイストです。私服で着るとしたら、パーカーとラインパンツを合わせるかな? このパンツは、モードなアイテムにも似合いそうですよね」
──この秋気になっているテイストは?
「メンバーが着たものの中からだと、タクヤのアウトドアです! マウンテンパーカーのアウトドアらしい鮮やかな色使いがいいなーって思いました。黄色の差し色が効いていますね! アドベンチャーハットのカジュアルな小物使いも取り入れやすくていいと思います」
──アウトドアテイストに身を包むだけで、アクティブになれそう!
「友達と一緒に登山したくなっちゃいますね(笑)」
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タカシのアイビースタイル
BULLET TRAIN No.7 TAKASHI
IVY STYLE
【Ivy Style/アイビースタイル】
「アイビースタイル」は、ハーバードなどアメリカ東部の伝統あるアイビーリーグ校の学生たちが好んだファッション。定番のアイテムは金ボダンの紺ブレザー、ボタンダウンシャツ、コットンパンツ、コインローファー、レジメンタルタイ。アメリカントラッドな格好であり、上品な見た目。今季はスクール感のある雰囲気もトレンドの一つでもあるから、ファッションに敏感な人はぜひトライしてみよう!
■TAKASHI Coordinate
「アイビースタイル」のタカシ、めっちゃ素敵やーん。これゼッタイ後輩女子から「先輩……♥」って憧れられるやつやーん。上品な格好が似合う、いや似合いすぎるタカシだからこそ着こなすことができるんだよなぁ。
■TAKASHI Interview
──カッチリした格好、ハマってるね!
「トラッドなスタイリングは私服でも取り入れています! 例えば、シャツにニットベストを合わせてみたり。上品な雰囲気が出ていいですよね。こういうブレザーのようなカタチのジャケットも着ますよ!」
──ジャケットは私服でどういう風に着てる?
「インナーはカットソーが定番です。あんまりカッチリしたくないので、あえてシャツは選びません。気張っていないジャケットスタイルって、大人っぽくてイイなと思うんですよね。あと、マイ定番なテイストといえばやっぱり”アメカジ”かな。デニムパンツが好きなので、無骨なアメカジスタイルはずっと好きです」
超特急FASHION DICTIONARY vol.71は11月18日(木)! 乞うご期待!
■今までの連載記事はコチラ!
『超特急FASHION DICTIONARY』
■超特急プロフィール
カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシの5人からなるメインダンサー&バックボーカルグループ。現在、新曲「같이 가자」(読み: カチ カジャ)、「Добрый день(読み:ドーブリジェン)」が配信中。さらにニューアルバム『Dance Dance Dance』が11月10日(水)に発売決定! 2021年11月23日(火・祝)にはさいたまスーパーアリーナにて『BULLET TRAIN 10th Anniversary Super Special Live「DANCE DANCE DANCE」』が開催される。追加公演は12月26日(日)大阪城ホールにて。
■超特急10周年特設サイト bullettrain.jp/10th-Anniversary/
■超特急オフィシャルサイト bullettrain.jp/
■衣装クレジット
リョウガ/チャンピオンのスウェット2万4200円(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター)、アズ スタンダードのパンツ1万5400円(アドナスト ミュージアム)
ユーキ/プーマのパーカ1万4300円、パンツ9350円、シューズ1万5400円(すべてプーマ お客様サービス)
タカシ/J.プレス オリジナルズのジャケット6万500円、クレスト-ディガウェル×J.プレス-のパンツ2万7000円、ネクタイ1万6500円(すべてJ.プレス & サンズ 青山)、エディー・バウワーのシャツ6600円(ハンドイントゥリーショールーム)、その他スタイリスト私物
●文/渡辺 愛 撮影/杉江拓哉(TRON) スタイリング/小島竜太 ヘア&メイク/スギノトモユキ、草野咲也香(NICOLASHKA)