2018.04.14
太パンツ&細パンツ 第3回着こなし概論
パンツに特化した連載企画第3回。まずはタイトな細パンツとワイドな太パンツ、それぞれの特性を知るところから始めたい。パンツごとの作りやサイズの違い、そして着こなしの基礎となる項目をまとめてみた。アイテムの特徴がわかれば、着こなしの幅を今より広げられる! 今回は太パンの着こなしをカクニン!
太パンのはき方にこだわって
ゆるっと感を表現しよう!
基礎を固めたら、今度は実際にはいてみたい。じつは着こなすうえでのポイントはそんなに難しくはない。ウエストの位置や形、スソだったりと、こだわるべきところを押さえればゆる~いしゃれた雰囲気が手に入る!
01
シルエットの基本は
ゆるっとしたAライン!
太パンをはくだけでロング丈のコートをはおろうが短丈のブルゾンを着ようがAラインのシルエットが作れる。つまり、IラインやVラインに比べて男らしい空気が醸し出せるというわけ。おまけにゆるっとした雰囲気も漂うから簡単にトレンド感が盛れるというのもうれしいポイントだ。これでおしゃれなアイツが持つ独特のしゃれた感じにグッと近づくはず。
02
股上の深さを生かして
ウエストでシルエット操作
太パンは股上が深いものがほとんど。この特性を生かしてハイウエストではけば脚長効果が狙える。
逆に腰の位置ではけばゆるっとした印象はより強まる。トレンド感をさらに強調したいんだったらジャストの位置ではくのがオススメだ。
03
太パンの種類によって
スソの処理を変えるのもアリ
テイパードタイプのものはスソをそのままですっきりと脚をキレイに見せよう。
しっかりした生地感のチノタイプは足元はロールアップでヌケを作れば軽快さがアップ。スラックスはそのゆる感を生かしてたるませるとよりしゃれた印象に。生地によって遊ぶのがおしゃれな人への第一歩。
04
こだわりを見せるなら
スソをダブル!
ダブルのスソは少しオジっぽいイメージ。逆にそれだけ大人度も高いということ。さりげなく“通”っぽい雰囲気が盛り込める!
シングルタイプの魅力はやはりその合わせやすさ。アイテムも着こなしも選ばないから最初の1本として手に取るのにうってつけ。
<第4回>に続く