2019.06.05
本田 翼が男子におくる、映画『空母いぶき』のススメ。
発売中のFINEBOYS6月号では「本田 翼に怒られたい」をテーマに、めったに見せない怒り顔を披露してくれたばっさー。オンラインでは誌面未公開のカットとともに、最近テンションの上がったことや公開中の映画『空母いぶき』についてインタビュー!
■年始のメキシコ旅行がすごく楽しかった!!
――ふだん怒ることはほとんどないという本田さん。では、逆にどんなものに「うれしい」「楽しい」と感じますか?
「最近、とくに印象に残ってるのは……今年の1月に、母と行ったメキシコ旅行です! マヤ文明の遺跡や、ピンクレイクというピンク色の湖を見に行ったんですけど、とにかく圧倒されて。楽しいこと、と聞いて真っ先に思い浮かぶのはその旅行ですね」
――何かおみやげは買われましたか?
「カラフルな人形を買いました! メキシコの雑貨って、色彩がハッピーでどれも本当にかわいいんです。気に入ったものを見つけたので買っちゃいました。今は家にちょこんと吊るされてます」
■若い男子にこそ観てほしい、映画『空母いぶき』
――出演中の映画『空母いぶき』が絶賛公開中ですね。原作にはいないオリジナルキャラを演じてみて、いかがでしたか?
「私が演じたのは本多裕子というネットニュースの記者で、"いぶき"に乗り込む唯一の女性。映画で新たに追加された人物ということで、よりストーリーをわかりやすくする存在なのかなと。監督からは原作を読まないで撮影に臨んでほしいと言われていたんです。そのおかげもあって、いぶきの外で何が起こってるかわからない恐怖だったり、真実を全部話してくれるわけじゃない不安の中、自分たちで予測したり調べたりしなければならない彼女と同じ目線に立てたのかな、と思います」
――"いぶき"を1度降ろされそうになったとき、「残らせて」と彼女に言わせたものは何だったと思いますか?
「何でしょう……。本能みたいなものじゃないかな。記者として責任や使命感が芽生えた瞬間だったんだと思います」
――もし、本田さんが実際にWEBメディアの記者だったらどんな記事を書きたいですか?
「まずは好きなもののことを。動物系……わんちゃんのほんわかした記事を書きたいです(笑)。あとは、日本の経済や政治についての記事も書いてみたい。自分でニュースを見ていても、難しいなって思うことがやっぱり多くて。もうちょっとわかりやすく伝えてくれる人がいたらいいのにな~ってふだんから思うので、難しい情報をかみ砕いてたくさんの人に伝える、っていうことができたらいいですよね!」
――最後に、映画の見どころを教えてください!
「戦争や戦闘をテーマにした作品ですが、それに関わる人たちの思いというものが大きく描かれた作品になっています。ふだん戦争モノに抵抗がある人でも、『空母いぶき』を観たら、いざというときに国を守るために頑張ってくれる人たちがこんなにいるのかと思えると思います。実際に戦闘に臨むいぶきの乗組員ももちろん、戦闘とは遠いところにいる政治家やその他の人たちも”当たり前の日常”を守るためにそれぞれ奮闘しています。そういう人達の姿を見て、何か感じるものがあればと。同世代の中でも、こういう重厚な映画を観たって言うとだいぶカッコつけられるんじゃないかな~と思います(笑)! あとは戦闘シーンの迫力もすごいので、若い男子にうってつけの作品です!」
『空母いぶき』
全国にて好評公開中!
©かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ
STORY
20XX年12月23日未明、国籍不明の軍事勢力が日本の最南端沖で突然の発砲。日本の領土の一部が占領され、海保隊員が拘束される事件が発生した。午前6時23分、日本政府は初の航空機搭載型護衛艦・いぶきを中心とする護衛隊群を現場に向かわせる。このあと、日本はかつて経験したことのない1日を迎えることになる。
CAST/STAFF
出演/西島秀俊、佐々木蔵之介、本田翼、小倉久寛、髙嶋政宏、玉木宏、戸次重幸、市原隼人、深川麻衣、中井貴一、藤竜也、佐藤浩市ほか
監督/若松節朗
脚本/伊藤和典、長谷川康夫
原作・監修/かわぐちかいじ「空母いぶき」(小学館「ビッグコミック」連載中 / 協力:惠谷治)
HP/kuboibuki.jp/
プロフィール/ほんだ・つばさ。1992年6月27日生まれ。東京都出身。現在公開中の映画『空母いぶき』に出演するほか、ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」(フジテレビ系毎週月曜21:00~)にも出演中。また、映画『新聞記者』(6月28日公開)、『天気の子』(7月19日公開)など話題作の公開を控える。
Instagram/@tsubasa_0627official
撮影/杉江拓哉(TRON)