2019.01.26
高杉真宙のヘビロテアウターは「おじいちゃんのおさがり」
公開中の映画『十二人の死にたい子どもたち』をはじめ、数々の話題作や衝撃作で確かな実力を示してきた俳優・高杉真宙。その端正なルックスと飾らない人柄で着実にファンを増やし続ける彼に、最近のファッション事情と映画の撮影現場でのエピソードについて聞いてみた!
■おじいちゃんにもらったレザーアウターを愛用中
――『FINEBOYS』2月号ではカッチリした黒コートを着こなしてくれていたけれど、最近はどんな服を着てますか?
「ゆるっとしたサイズ感の格好は、1年通してずっと好きですね。あとは……最近は意外と色モノを着ていることが多いかもしれないです。オレンジのプリントスウェットとか、パープルのスニーカーとか。アウターもブルーのレザージャケットをよく着ています」
――ブルーのレザージャケットって、なかなかめずらしいですよね?
「そうですね、自分で買ったわけではなく、おじいちゃんのおさがりなんですが(笑)。他の人とあまりカブらない色みと、大きめのサイズ感が気に入っています。着るとかなり存在感が出るので、逆に他のアイテムはシンプルで大丈夫というところもお気に入りです(笑)」
■ファッション欲が刺激された、映画『十二人の死にたい子どもたち』の現場
――映画『十二人の死にたい子どもたち』がいよいよ公開ですね。同世代の共演者が多かったと思うけど、現場はどんな雰囲気でしたか?
「今まで共演したことのある方もいましたが、初めて共演する方も多くて……。作品のテーマが『死』という重みのあるものだったこともあってつねに集中力が必要だったので、僕はけっこう、現場ではずっと緊張してました。そういえば、とくに男性陣は北村匠海くんとか、私服がオシャレな人が多かった気がしますね」
――ファッションの話を現場でしたりしましたか?
「あんまりしてないかも……何せ緊張してたので(笑)。でもやっぱり、同世代で自分にはない感性だったりセンスでファッションや演技に向かっている人たちを間近で見ているのは刺激になりました。せっかくだから、オススメの服屋さんとかを聞いとけばよかったかもしれないですね~。次に誰かと共演するときはファッションの話をしてみようと思います!」
映画『十二人の死にたい子どもたち』
公開中
STORY
集団安楽死を成し遂げるべく、廃病院に12人の“死にたい未成年”が集った。彼らの目の前に現れたのは、「死に方、タイミングが12人全員一致すること」というルールの違反を示す、13人目の生温かい死体(とまん)だった。やがて12人の抱える闇が判明するとともに、同時進行で犯人探しが行われていく。
STAFF/CAST
監督/堤幸彦
脚本/倉持裕
原作/冲方丁『十二人の死にたい子どもたち』(文藝春秋)
出演/杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗
配給/ワーナー・ブラザース映画
HP/wwws.warnerbros.co.jp/shinitai12/
プロフィール/たかすぎ・まひろ。1996年7月4日生まれ。福岡県出身。公開中の映画『十二人の死にたい子どもたち』では、集団安楽死の主催者である冷静沈着なサトシ役を演じる。そのほか、5月にも映画『賭けグルイ』の公開を控えるなど、今年も目が離せない若手俳優のひとり。
撮影/田中利幸 スタイリング/石橋修平 ヘア&メイク/堤 紗也香