2021.03.14
N.Flyingキム・ジェヒョン、日本でお気に入りの買い物スポットは?
韓国の人気ロックバンド、N.Flying(エヌ・フライング)のドラマー、キム・ジェヒョン。ドラマ「君と世界が終わる日に」では、ミステリアスな雰囲気のユン・ミンジュン役で日本ドラマ初出演を果たした。音楽のみならず演技でもその魅力を発揮する彼に、ドラマ撮影の裏話や、ファッションについて語ってもらった!
ミンジュンの性格は、自分とは正反対
──ドラマ「君と世界が終わる日に」で演じられたユン・ミンジュンは影があるキャラクター。ですが今日お話してみると、ジェヒョンさんは太陽みたいに明るい!
「僕は話すのが大好きなんですよ。自分の真逆を演じればいいんだ!と思ったら役作りはスムーズで、ユン・ミンジュンは演じやすかったです」
──テコンドーが得意という設定でしたが、アクションシーンの撮影はどうでしたか? 回し蹴りするシーンがしなやかで、カッコよすぎました!
「一生懸命戦いました。ゾンビ役の方と息を合わせることを意識しましたね。実はホラー映画や怖いものが苦手で、最初は撮影現場でも、リアルなゾンビの描写が怖くて。だけど、撮影が終わってカメラの前から離れると、ゾンビ役の人が“ありがとうございましたー!”って急に人間に戻るのがおもしろくて(笑)。徐々に慣れて、彼らともフレンドリーになれました!」
──日本でのドラマ出演は初めてとのことでしたが、ともにサバイバーとして終末世界を駆け抜けた主演の竹内涼真さんはじめ、出演者の方々との共演はいかがでしたか?
「クランクインから、涼真さんや放浪グループのみなさんがたくさん話しかけてくれて、すぐに馴染むことができたし、家族のように接してもらい、撮影現場に行くのが毎回本当に楽しみでした! みんなとても仲が良いんです。ひとつひとつのエピソードに想い入れがあり、思い出深いです」
N.Flyingの新曲「Amnesia」は、これまでにない新しい作品
──俳優としても注目されるジェヒョンさんですが、ドラマーとして活動中のバンドN.Flyingは、ニューシングル『Amnesia』を6月30日(水)にリリースされます。今作は、生命力を感じる作品ですね。
「今までのN.Flyingとは違い、新しいジャンルにチャレンジしました。塞ぎ込みがちになる今のご時世にも合っていて、この曲を聞いたら、ちょっとでもみんなに力を与えられるんじゃないかな。リズムは王様が歩くような、堂々としたイメージ。聴いた人それぞれが何かを感じ取ってくれたら嬉しいです」
──MVでは、ドラムは力強いのに、リラックスした笑顔で楽しそうに演奏する姿が印象的でした。ジェヒョンさんの好きなファッションについても教えてもらいたいのですが、日本でお買い物することは?
「原宿は歩いていて楽しいです。キャットストリート沿いのお店に買い物へ行ったりしてますよ。ブランドだとHARE(ハレ)がお気に入り。韓国では日本のファッションが若者から注目されているので、僕もトレンドを参考にすることがあります!」
──最近ハマっているファッションアイテムはありますか?
「指輪やネックレスなどのアクセサリーですね。ドラムを叩くとき邪魔になっちゃうので、これまではあまり身につけていなかったんです。でも最近日本でステキなアクセサリーショップを見つけて、久しぶりにつけてみたい気分です」
──アクセサリーがあるとコーディネートの完成度もアップしますしね。スタイリングにマイルールはありますか?
「いつも同じテイストじゃなくて、いろいろ楽しみたいタイプ。今日はヒップホップだな〜とか、今日は春っぽい感じがいいな〜とか。ただし色は、1コーデにつき3色以内にとどめてごちゃごちゃしないようにしています! 最近は上品にまとまるベージュを軸にしたスタイリングがお気に入り。春はニットベストが気になるので、よさそうなものがあれば買い足したいです」
Profile
キム・ジェヒョン/1994年7月15日生まれ。韓国のロックバンドN.Flyingのドラマー。日本テレビとHuluの共同製作ドラマ「君と世界が終わる日に」(日本テレビ系毎週日曜22:30〜、シーズン2は3月21日(
Instagram
@n.flying_official_jp
Twitter
@NF_official_jp
文/渡辺 愛 撮影/稲澤朝博