2019.06.12
梅雨に超便利な速乾Tシャツ! 何分で乾くか検証してみた。
何時間も前に洗濯物を干したのに、まだ乾いていない……。湿度の高い梅雨の時季は、だれしもこのような経験をしたことがあるのでは? そんな不満を解消してくれるのがボリエステルやメッシュ地などを使った速乾素材のもの。ここでは、速乾素材のTシャツに絞って、実際に何分で乾くのか検証してみた!
そもそも速乾素材とは?
文字どおり、乾くのが速い素材のこと。水や汗などを素早く吸収し乾燥させる。化学繊維のポリエステルが使われていることが多い。サラッとした質感も特徴のひとつだ。それでは実験スタート!
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No.1 ピクチャー・オーガニック・クロージングのTシャツ 3/3PAGE 実験開始
同時に洗濯機にかけ、日干しスタート
超軽量でサラッとした質感もこの時季にピッタリ。汗を吸い素早く表地に移行して蒸発させるドライ生地を使用。ワンポイント胸元にロゴを配置。ピクチャー・オーガニック・クロージングのTシャツ7800円(
〜特徴〜
・超薄手のテロッとした生地感
・ポリエステル95%、コットン5%
・重量約150g(Mサイズ)
No.2 ザ・ノース・フェイスのTシャツ
速乾性のあるポリエステルと肌さわりの良いコットンの混合素材。静電気の発生を抑える静電気ケア設計を用いた。ボディ中央のロゴが、コーデのアクセントに活躍する。ザ・ノース・フェイスのTシャツ5000円(ザ・ノース・フェイス オルター)
〜特徴〜
・滑らかなサラッとした生地感
・ポリエステル72%、コットン28%
・重量約170g(Mサイズ)
No.3 コロンビアのTシャツ
オムニウィックの吸水速乾性を備えた1枚。さらに紫外線カット(UPF50)の生地で、暑苦しいこの時季に重宝する。ゆったりとしたビッグシルエットで、旬なパープルも今どき。コロンビアのTシャツ4900円(
〜特徴〜
・やや厚めのしっかりとした生地感
・ポリエステル50%、コットン50%
・重量約235g(Mサイズ)
この日の気温は曇りで23℃ほど。カラッとしているが風通しはよく、過ごしやすい涼しい気候であった。
実験結果1/ピクチャー・オーガニック・クロージングのTシャツ
約45分で乾いた!
この速乾性は驚きでしかない。そもそも洗濯をかけたあと、すでに水気があまりなかったほどだ……。
実験結果2/ザ・ノース・フェイスのTシャツ
約1時間で乾いた!
少し厚みのあるTシャツだが、通気性が高いため乾くスピードは早かった。風通しがもう少し良ければ、乾くスピードはかなりのものになりそう。
約1時間10分で乾いた!
ポリエステルとコットンの50%ずつの混合素材のため、ほか2枚のTシャツと比べるとやや時間がかかった印象だが、十分早いスピードだ。
順位発表
1位 ピクチャー・オーガニック・クロージング
2位 ザ・ノース・フェイス
3位 コロンビア
実際、どのTシャツもあっという間に乾いた印象だ。結果から判断すれば、素材や生地の厚みが関係していることが見て分かる。このとおりポリエステルを多く使ったドライ素材であれば、晴れや曇りの日なら1時間もしないうちに乾くだろう! この時季は、部屋干しの機会も増えるから、強い味方となってくれる。コットンとの乾きのスピードの差は歴然だから、乾きやすい速乾素材のTシャツに、この夏は挑戦してみて!
●クラッチ 青山
TEL:03-6418-7065
●コロンビアスポーツウェアジャパン
TEL:0120-193-803
●ザ・ノース・
TEL:03-6427-1180
●スタイリング/添田和宏