2019.06.26
エムバペはレアルじゃなくて、バルクオムに移籍? 彼の日本初来日を振り返る
フランスを2018年ロシアW杯優勝へと導いた立役者、エムバペがつい先日まで日本に初来日していた。ネイマールとの確執? レアル・マドリードへの移籍? パリ・サンジェルマンに残留? と世界のメディアを賑わし続けている最中の来日からか、日本でも多くの注目を集めることに。そんなエムバペが日本のメンズスキンケアブランド、”バルクオム”のグローバルアンバサダーに就任! そのプロモーションによる来日なのだが、日本の多くのファンやメディア、さらに日本の文化とも触れ合った。
そもそもエムバペがどんだけすごいのか知っている?
弱冠20歳にして、サッカー大国フランスの10番を担う逸材。リオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウド、ネイマールら世界的スーパースターと肩を並べ、現在のサッカー界を背負って立つ男だ。むしろ年齢を考慮すれば前者の3人よりも、圧倒的に市場価値が高い。その額なんと、300億超えとも言われている。今夏の移籍市場で、スペインのレアル・マドリードが獲得を狙っているなどの情報も入っている。
特徴はなんといっても圧倒的なスピード!
ディフェンスを切り裂く驚異的なスピードは、彼の最大の持ち味。それに加え、しなやかなフェイント、敵を欺くパスも出せると、非の打ち所がない。パリ・サンジェルマンが所属するリーグ・アンでは、昨シーズン33得点を決め、得点ランク2位に10点差以上をつけて得点王に。リーグ・アンではMVPも獲得。ピッチで共演するブラジル代表ネイマールとのコンビは、このリーグのどのチームも太刀打ちできない状況になっている。
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そんなエムバペが”バルクオム”のグローバルアンバサダーに就任!
まず今回は、日本のメンズスキンケアブランド”バルクオム”のグローバルアンバサダー就任発表のため初来日。アンバサダーとして広告キャンペーンだけでなく、バルクオムの地球環境などに配慮したブランドへのリニューアル計画などに参加する。発表時は終始リラックスした表情で、前日に浅草で食べたお寿司の感想など、日本を満喫していることも教えてくれた。
■ちなみにこの日履いていた靴はナイキ スポーツウエアの「ナイキ エアマックス 95」!
バルクオムがイメージカラーである白に合わせ、着用のナイキ エアマックス 95もオールホワイト。
■オフィシャルムービーがとにかくカッコイイ!
撮影はパリのスタジオで行われた。エッフェル塔が見える絶景のロケーションで、鍛え抜かれた肉体美のエムバペがドリブルする姿が印象的だ。
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会見の後はサッカー教室に参加!
過密日程の中で行われたサッカースクールだったが、エムバペは笑顔で対応。生徒たちの対戦形式で行われたミニゲームでは、疲れを一切見せず、華麗なリフティングやフェイントなどで、子どもたちを魅了。
率先してヤンチャな振る舞いを見せる意外な一面なども披露。試合後は予定になかった生徒たちへのサインにも応じるなど、人の良さが際立った。
最後は全員とハイタッチをして、コートを後にした。
その後は東京・渋谷にある「PARIS SAINT-GERMAIN STORE TOKYO」を訪問!
サッカー教室の後は、その足でショップを訪れ、来日の喜びや店内にサインをするなどした。
幸運にもキャンペーンで当選した人へのサイン会では、小さい子どもと戯れるなど、リラックスした中イベントは進行。
イベントの最後には「キャプテン翼」の作者である髙橋陽一先生直筆からエムバペの絵が贈られ、同作品の大ファンを公言するエムバペは大興奮の様子だった!
ショップの外はエムバペ見たさに集まったファンでこの様子。彼の注目度、人気の高さはもはや世界最高峰だ。次の日はバルクオムのストアへ訪れ、日本での時間を終えたようだ。
彼にとって日本はどのような国に映ったのだろうか? 次に来日するのは、東京オリンピックへの出場を決めたU23フランス代表の一員としてであることを願いたい。移籍報道も出る彼の動きから目が離せない。
●撮影/島崎雄史