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SHOES- シューズ -

2023.06.26

僕らのちょうどいい名品 27ビルケンシュトックのキョウト

これからの季節の足元はサンダルが中心になることは間違いない。そうとはいえ、あまりにラフなものばかりだと、シンプルで品のある着こなしを信条とする僕らの手持ちの服には似合わなかったり……。というわけで、ベロアやヌバック、スエードといったアッパーで、大人っぽいシューズ見えするビルケンシュトックの「キョウト」に注目!


足元がサンダルメインになる夏には、普段履いているスニーカーのように、さまざまなタイプを揃えておきたい。スポサンやビーサンみたいに、ラフに履けるものはもちろん、上品なスタイルにハマるサンダルもバリエーションとして持っておきたいところだ。特に、アッパーの素材がスエード系のものは大人っぽいし、気取りすぎてないからちょうどいい。きれいめのシンプルなコーディネートにも合うし、ラフな格好を落ち着ける効果もある。そこで思い浮かぶブランドといえばビルケンシュトックだろう。「チューリッヒ」や「アリゾナ」といった定番モデルをリリースする、おなじみの名門だ。ビルケンシュトックのモデルは世界の都市名がつけられていて、「キョウト」もその1つ。ベルクロを使ってアッパー部分の面積を多くとり、肌の露出面を抑えたことで、サンダルながらもシューズっぽい雰囲気をまとい、さまざまなシーンで使える名品と言える。

一度履いたらヤミツキな
快適なフッドベッドの元祖!

この「キョウト」は1966年に発売されたビルケンシュトックの定番「チューリッヒ」をベースに、2020年にリリースされたものだ。ブランド自体は1774年のドイツで初代、ヨハン・アダム・ビルケンシュトックが教会の公文書に「臣王シューマイスター」と登録されたことがルーツ。その後、1896年にシューマイスターだったコンラッド・ビルケンシュトックがフランクフルトに2軒の靴専門店をオープンし、フットベッドの製造を始めたというわけ。そう、ビルケンシュトックといえば、やはりあの心地よいフットベッドが有名(1930年代にフットベッドと初めて言葉したのも実はビルケンシュトック!)。ラテックス混合のコルクと通気性のある2枚のジュート、さらに柔らかなスエードを使った4層構造。足の医学に基づいて設計されていて、履いたことがある人ならわかるとおり、自分の足にフィットするように、より歩きやすく形が変わっていくのも魅力だ。もちろん、「キョウト」にもそのフットベッドが採用されている。

落ち着きあるアースカラーは
上品さもラフさも備えた万能型!

特徴的な2層のアッパーは日本の着物の襟合わせから着想を得たという。これまでバックル使いが多かったビルケンシュトックだけど、「キョウト」はベルクロ使いにアップデート。これにより、コーディネートになじみやすいよりシンプルデザインになり、使い勝手も向上している。
ビルケンシュトックのサンダル2万900円(ビルケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス)

深いネイビーで
大人っぽさムンムン!

アッパーには、柔らかなベロアレザーと上質なヌバックレザーを使用。質感が異なる2つのレザーで、さりげなくニュアンスをつけつつ、足を優しく包み込んでくれる。広めに作られたベルクロのおかげで、足のホールド具合は自由自在というのもいいところ。すべてのベルクロを外せば、オープンになるから、しっかりめのホールドに設定しても、着脱時にモタつくことはない。こちらのネイビーは、アース系の色味とは打って変わって、都会的な雰囲気を醸し出し、より上品なコーディネートに合わせやすいタイプだ。ソールとのコントラストもいいアクセントで、2 つ配置されたリベットも効いている。
ビルケンシュトックのサンダル2万900円(ビルケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス)

ソールまでワントーンの
ストイックなオールブラック!

ソールをスムースレザーで覆い、オールブラックに仕上げたこちら。2層のアッパーをどちらもスエードで作ることで、よりミニマルな印象を与えてくれる。ほどよいモードさも感じさせるから、ヒネることなく、モノトーンコーデに合わるのがピタリとハマりそう。ワードローブを黒で固めている人もこれなら着こなしをまとめやすいし、とりあえず押さえておきたい一品でしょ。フットベッドをレザーで覆ったとはいえ、快適さはそのまま。アウトソールは他のタイプと同じEVAを採用し、長時間の街歩きだって問題ない。
ビルケンシュトックのサンダル2万900円(ビルケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス)

チョイスしたカラーによって
コーデのイメージもチェンジ!

これからの季節に似合う、リゾートっぽい空気が薫るのが、アンティークホワイトと呼ばれるこちらのカラー。素材の表情も相まって、ちょっと味のある白になっているから、いわゆるギラっとした気恥ずかしさもない感じ。そんなマイルドさが変に悪目立ちしたくない僕らのスタイルにもマッチしそうだ。同じ「キョウト」ながら、色によってそれぞれの個性が垣間見えるわけで、手に入れるときは、どんなスタイルで履きたいか、どんなウエアを持っているかと応相談。うまくハマれば、この夏のよき相棒になってくれることは間違いない。
ビルケンシュトックのサンダル2万900円(ビルケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス)

INFORMATION

ビルケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス

☎︎0467-50-2626

文/池上隆太 撮影/松尾 修(STUH)

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