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2019.03.09

スーツスタイルで周囲に差をつけるために！新社会人になるキミが守るべきスタイル鉄の掟「スーツ編」

卒業式が終われば、社会人の仲間入り！　入社式へのカウントダウンが始まり、これからは着慣れていないスーツと向き合う人も多いはず。ならここで、スーツスタイルの基本を、恥をかく前に押さえておこう。着こなし方から小物選びまで、新社会人としての鉄の掟を伝授する！

 
入学式や就活、卒業式くらいでしか着る機会のなかったスーツ。職種にもよるが、社会人になれば毎日のようにスーツを着るわけで……。ならここで、4月からのスタートダッシュに失敗しないよう、スーツスタイルの境界線を先輩たちからヒアリングしておこう！

■Question 1「ネイビーが鉄板だと思うけどどこまで明るくてOKなの？」
A  あくまでも濃紺がベスト 

ネイビーを着ておけば間違いないのだけれど、さわやかさを意識しすぎて青寄りになってしまうのはご法度。トーンを抑えた濃い色みのスーツなら、好感度も高いし悪目立ちもしない！」

濃紺のスーツで奇をてらわないフレッシャーズな見た目に。Yシャツやネクタイでさわやかな配色を心がけよう。スーツセレクトのスーツ2万8000円、シャツ3800円、タイ2800円、シューズ1万5000円(すべてスーツセレクト恵比寿)、フェアファクスのチーフ4000円(フェアファクスコレクティブ)、サムソナイトのバッグ2万7000円(サムソナイト・ジャパン)

■Question 2「ストライプ柄ってどうなの？」
A  線が細いものなら全然アリ！ 
「これは業種にもよるが、絶対にNGってことはない。だけど注意点があるのも事実！　ピンストライプで、線の幅が太くないものが理想。派手に見えたらアウトだと思って！」

クラウデッドクローゼットのスーツ3万9000円(クラウデッドクローゼット越谷レイクタウン店)、オリヒカのシャツ3900円、タイ3900円、シューズ1万9800円(すべてオリヒカ池袋東口店)、フェアファクスのチーフ4000円(フェアファクスコレクティブ)

■Question 3「Yシャツって何枚あれば足りる？」
A  計5枚以上で型違いも入れて！ 
「シャツは清潔さが命なので、洗濯は毎日、クリーニングにも適度に出そう。月～金曜日まで使うことを考えたら、5枚は必要。型違いがあると、同じ白シャツでもVゾーンで遊べる！」

ビジネスシーンで着用するシャツはタイドアップすることを想定すれば、セミワイドとワイドが基本となる。多少のカジュアルスーツが許される職場であればボタンダウンもアリ。どの型であっても、衿はいつでもパキッとさせておくと好印象だ！

■Question 4「毎日同じスーツってナシ？」
A  入社前に2着は手に入れておこう！ 
「毎日同じスーツを着ていると、スーツも消耗品なので傷んでくる。入社前に2着手に入れておけば、ローテーションで着ることができるから、スーツも長持ちするよ！」

■Question 5「2着目のスーツは何色が正解？」
A  ダークグレーが断然オススメ！ 
「1着目がネイビーなら、大人っぽくて汎用性も高いダークグレーが2着目にオススメ。この2色持ちなら、シーンを問わずに好印象に見せられるし、スーツの着こなしの幅も広がる！」

アバハウスのジャケット3万2000円、パンツ1万6000円(ともにアバハウス原宿)、ザ・スーツカンパニーのシャツ3800円、チーフ950円(ともにザ・スーツカンパニー銀座本店)、オリヒカのタイ3900円、バッグ8900円(ともにオリヒカ池袋東口店)、クラウデッドクローゼットのシューズ2万1000円(クラウデッドクローゼット越谷レイクタウン店)、ゾフのメガネ1万2000円(ゾフ カスタマー サポート)

■Question 6「やっぱり短髪じゃないとダメ？」
A  清潔に見えればオールOK！
「印象をよく見せられればOKだから、短ければ短いほどよいということでもない。カラーは黒、耳まわりや衿足はスッキリめ、前髪が目にかからないようにとポイントで考えよう」

前髪は長くても目にかからないように

 
スーツスタイルで押さえておきたい3つのチェックポイントを紹介していく。意外にもこういった細かい部分をおろそかにする人が多い。今のうちにクリアできれば好印象も確実。
 

 

 

スーツの着こなしで悩んでしまうのが、タイやシャツが見える“Vゾーン”。1年目からオシャレとして楽しめるのがこの部分であり、個性を出すにも重要な箇所だ。ここでどんな職場にもなじむ5つの合わせ技を紹介する！

■テクニック1
〈ネイビースーツ〉× ピンドット柄のネクタイで 英国風 に仕上げる
ピンドット柄でボルドーのタイを選択。衿が白でボディがサックスブルーのいわゆるクレリックシャツと合わせ、英国風な雰囲気に。

トレンドの英国風はこのセットで楽勝！

品のよさが備わり、大人のこなれ感も出る。アバハウスのジャケット3万2000円、パンツ1万6000円(ともにアバハウス原宿)、オリヒカのシャツ4900円、タイ4900円(ともにオリヒカ池袋東口店)、オリエントスターの時計8万3000円(オリエント時計お客様相談室)

■テクニック2
〈ネイビースーツ〉× 黄色のレジメンタルタイで さわやか に仕上げる
近年の人気色であるイエローが入ったレジメンタルタイを使用。ネイビースーツとのコンビでフレッシュな印象を強調できる！

さわやかな色みは明るくて好印象！

親しみやすいカラーリング。スーツはテクニック1と同じ、クラウデッドクローゼットのシャツ7900円、タイ5900円(ともにクラウデッドクローゼット越谷レイクタウン店)、アルフレッド・バニスター インのシューズ2万2000円(アルフレッド・バニスター 代官山店)、メガネ8000円(ジンズ)

■テクニック3
〈グレースーツ〉× 顧問柄のネクタイで 知的 に見せる
控えめな柄だからさりげない遊び心が演出できる。グレーのスーツと組み合わせれば、相手に落ち着いた印象を与えることができる。

渋さの出る組み合わせでワンランク上のスタイルに！

まとまりがあるセットも、柄を使うことで地味に見えない。オリヒカのスーツ3万8000円、シャツ4900円(ともにオリヒカ池袋東口店)、リーセンシィ オブ マイン アバハウスのタイ9000円(アバハウス原宿)、ザ・スーツカンパニーのシューズ9500円(ザ・スーツカンパニー銀座本店)、スーツセレクトのバッグ9800円(スーツセレクト恵比寿)

■テクニック4
〈ネイビースーツ〉× 茶系のネクタイで 上品さ を増す
イタリアの伊達男たちが愛用するアズーロ・エ・マローネ(イタリア語で青と茶)のコンビ。絶妙なコントラストが上品さを上乗せ。

凛とした雰囲気を醸し洗練されたスーツ姿に！

茶色のネクタイを駆使すれば、定番であるネイビースーツが引き立つ。スーツはテクニック1と同じ、アバハウスのシャツ9800円(アバハウス原宿)、ザ・スーツカンパニーのタイ4800円(ザ・スーツカンパニー銀座本店)

■テクニック5
〈グレースーツ〉× 赤のネクタイで アグレッシブ な雰囲気に
強い気持ちを表現する赤ネクタイは商談の際にも最適。グレースーツで品よく引き締めれば、Vゾーンをほどよく主張することが可能。

スーツで勝負する日こそ赤タイで“情熱的”に魅せる

勝負事のある日こそ、Vゾーンで効果的にアピール。赤タイならアグレッシブに見せられる。テクニック3と同じ、クラウデッドクローゼットのシャツ7900円(クラウデッドクローゼット越谷レイクタウン店)、ザ・スーツカンパニーのタイ4800円(ザ・スーツカンパニー銀座本店)、メガネ1万2000円(ジンズ)