2024.04.30
月刊腕時計【スカーゲン】を象徴するコレクション 新作の「SIGNATUR」は、ブレスまでこだわりアリ
20世紀を代表するモダニズム建築の巨匠ミース・ファン・デル・ローエが提唱した「less is more」という、削ぎ落とすほどに美しいとされるデザイン哲学。そのスピリットを継承した〈スカーゲン〉の腕時計は、じつにミニマルを極める。その真髄を「SIGNATUR(シグネチャー)」シリーズで感じよう。
〈スカーゲン〉が誇る永遠のスタンダードを纏うドットと繊細なバーだけで構成されたミニマルな文字盤が特徴の「シグネチャー」は、スカンジナビアン・ウオッチの地位を確率したパイオニア的存在の定番モデル。無駄な部分を排除しながらも、視認性をキープした機能的なデザインは、ブランドの顔として長く愛され続けている。文字盤表面がザラッとした質感のサンドブラスト仕上げの新作は、ブラック、チャコール、シルバーの全3色展開。しなやかなブレスレットが腕にフィットする、そのつけ心地にも注目したい。ケース径40mm、5気圧防水、クォーツ、SSケース&ブレス。右/[SKW6914] 中/[SKW6913] 左/[SKW6912]各2万4200円
「シグネチャー」が進化した新シリーズに注目!〈スカーゲン〉を代表するモデル「シグネチャー」から派生した新たなコレクション「SIGNATUR SPORT(シグネチャー スポーツ)」がデビュー。拡大レンズが付いたデイト・ウインドーやユニークな形状の時針など、従来よりも軽快で都会的な印象に仕上がっている。サンドブラストCD加工を施した文字盤にアナログレコードを想起させる同心円状の模様(スネイル)が描かれていたり、5連リングのブレスレットを採用していたりと全体的に装飾性がアップ。そのブレスは、ワンプッシュで簡単につけ替えも可能。ケース径40mm、5気圧防水、クォーツ、SSケース&ブレス。上/[SKW6919] 右/[SKW6921] 下/[SKW6922]各2万7500円
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●文&スタイリング/松本有加 撮影/島本一男 (BAARL)