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2021.06.02

よく聞く「レイヤード」とは？言葉の意味やお手本コーデを紹介！

ファッション誌や通販サイトなどでもよく使われている「レイヤード」の文字。よく聞く言葉だけど、正直どんな意味で、何をするのが正解なのか よくわかってない人もいるのでは？そんな人に向け、レイヤードに関する基礎知識や「シャツ」を使ったレイヤードコーデを紹介！レイヤードテクを覚えていつもの着こなしをアップデートしよう！

「レイヤード」を取り入れておしゃれ度にグッと差をつけよう！

おしゃれを楽しむ上で積極的に取り入れていきたいのが「レイヤード」。まずはレイヤードの意味やメリット、取り入れ方のポイントを紹介したうえで、すぐにでも真似できるシャツを使ったレイヤードコーデを紹介！これさえ見ておけば、普段の着こなしの幅も広がるはず！

<目次>

・レイヤードとは？
・レイヤードを取り入れるメリット
・レイヤードコーデをおしゃれに見せるポイント
・シャツを使ったレイヤードコーデ

「レイヤード」の意味をおさらい！

レイヤード（英：Layered）とは「積み重ねる」という意味で、重ね着のことをさすファッション用語。複数のアイテムを重ねてコーディネートすることで、各アイテムの素材の違いや、丈感の違い、色・柄の組み合わせを楽しむことができるのが特徴。

上手に重ねることで着こなしの完成度をぐっと高めることができるし、アイテム一つ一つの着回しの幅を広げてくれるから、普段のコーディネートにも積極的に取り入れたいコーデ術だ。

 

レイヤードコーデのメリット

手持ちのアイテムを幅広く着まわせる

重ね方を変えるだけで、同じ服を何通りもの着こなしにアレンジできるのがレイヤードの魅力。ときにはアウターとして、ときにはインナーとして、1着の着回しの幅を広げられるから、持っているアイテムの数が少なくても、いろんなコーデを楽しめる。

着こなしにメリハリが生まれる

コーデを考える際に陥りがちな「何か物足りない」といった感覚は、立体感が足りていないことが原因の場合も。サイズ感や丈感の違ったアイテムをレイヤードすることで、コーデに奥行きがでて、メリハリのある印象に仕上げることができる。

色や柄を取り入れやすい

昨今トレンドでもある派手な柄や色みのアイテム。一枚では主張が強すぎる、といった場合でもレイヤードでなら取り入れやすい。柄を見せる面積を調整することで派手すぎる印象を回避できるし、シンプルなアイテムからチラ見すれば着こなしにアクセントを加えられる。

 

 

レイヤードコーデをおしゃれに見せる3つのポイント

重ねるアイテムの裾丈に違いをもたせる

複数のアイテムを重ねるてつくるレイヤードスタイル。デザインや色の組み合わせももちろん大切だが、合わせて気を配りたいのが裾の丈感の違い。たとえば少し丈が短いアウターの下には、着丈がやや長めのインナーを合わせるなど、着こなしの中にメリハリをつけることを意識してみよう。

同色のアイテムは異素材を組み合わせると◎

着こなしに統一感を持たせられる同色アイテムのレイヤードだが、時にのっぺりと間延びした印象を与えてしまうことも。同じ色見のアイテムでも素材に違いを持たせることで、より洒落感のあるコーデに仕上げられる。

柄×柄のレイヤードは色のトーンを統一

上級者な雰囲気も獲得できる柄同士を組み合わせだが、一歩間違えるとチグハグな印象を与えてしまうことも。そんな失敗を防ぐためには、ある程度色数を絞っておくのがおすすめ。使用するアイテムは同系色でまとめるほか、小物のカラーも統一させてまとまりを出すことを心がけてよう。

 

 

この時期も取り入れたい！シャツを使ったレイヤードコーデを紹介

レイヤードの解説を聞いて、実際に取り入れたくなってきた人も多いのでは？そんな人たちに向け、次はシャツを使ったレイヤードコーデを紹介！「羽織る」と「着こむ」この二つを攻略して、着回しの幅を広げてみよう。

ストライプシャツを使ったレイヤードコーデ

きれい目コーデに重宝するストライプ柄シャツはレイヤードコーデでも活躍。アウターとしての活用はもちろん、インナーとして裾や襟からストライプ柄を覗かせれば、コーデにさりげないアクセントを加えてくれる。

首元に目がいくシャツはハーフジップと好相性

簡単に旬なスポーツライクな雰囲気を取り込めるアノラックパーカーだが、間違うと子供っぽくなってしまうという懸念も。そんな心配ごともシャツをレイヤードすることで即解決！胸元から襟を覗かせれば、気を使っている感が出せるしアノラックパーカーのラフさと、シャツのきちんと感が調和した都会的な着こなしに。ケルティのブルゾン1万2980円（ゴコウ）、フェーズのシャツ１万5400円（フェーズ福岡店）

イエローにブルー、季節を呼びこむ色合わせ！

シンプルなデザインのパーカーからチラ見えするシャツの柄が、ほどよいアクセントとなっている。イエローとブルーというカラフルな色使いを選んでも、主張控えめのペールトーンだからうるさくなりすぎず、季節感を後押ししてくれる。レイジブルーのパーカー4290円（アダストリア）、フェーズのシャツ１万5400円（フェーズ福岡店）

 

 

カラーシャツを使ったレイヤード

キレイな色見でコーデに季節感を与えてくれるカラーシャツ。モノトーンのパンツや小物と合わせれば甘くなり過ぎないし、控えめな色見のカラーシャツを選べば色物とのレイヤードにもばっちりハマる。

シンプルコーデに遊び心をプラス

カットソーを使ったシンプルなコーデも、インナーにカラーシャツを取り入れることでこなれた雰囲気に。カットソーのサイドにはスリッドが入っているから、インナーの裾がよれにくく、綺麗なレイヤードを作れる。ウィム×アタッチメントのカットソー6600円（シアン PR）、ヘリルのシャツ2万8600円（にしのや）

コーデ2.「透ける黒」で春仕様の軽やかなモードスタイル

シースルーの生地を使ったブルゾンから、ペールグリーンのシャツが透けるさまが個性を発揮。季節感のある素材使いで、黒が多めのコーデでも重く見えない。ストリートな空気もありつつ、上品さもしっかりとキープした着こなしに。 アタッチメントのブルゾン5万5000円（シアン PR）、ヘリルのシャツ2万8600円（にしのや）

 

フェイクレザーシャツを使ったレイヤードコーデ

着こなしに重厚感を与え、クールな印象を手軽に演出することができるフェイクレザーシャツは、白を選べばハードになりすぎない。普通の白シャツを組み合わせる感覚でレイヤードも簡単なうえ、素材感の違いでこなれた印象を獲得できる。

慣れ親しんだ格好にピリッとスパイスを

パーカー×シャツの慣れ親しんだ組み合わせも、レザーを投入して個性を発揮！パーカーは差し色となるような旬なネオンカラーを選んでコーデのアクセントに。派手な色みのアイテムも、シャツの下なら挑戦しやすい。キャスパージョンアイバーのシャツ1万450円（シアンPR）、スクリーン スターズのパーカー5500円（ダイヤモンドヘッド）

オーバーサイズ同士だからシャツのインナー使いも余裕

初心者でも取り入れやすいシャツ×カーディガンのレイヤードも、フェイクレザーシャツなら一気に上級者の雰囲気に。オーバーサイズ通しの組み合わせで、ゆるい雰囲気をだしつつも、襟付きのシャツで上品さも取り込んだ。スケアーのカーディガン3万3000円（アンシングス）、キャスパージョンアイバーのシャツ1万450円（シアンPR）

 

バンドカラーシャツを使ったレイヤードコーデ

一般的な三角の襟ではなく帯状(バンド)の形をした襟で、首元がすっきりと見えるバンドカラーシャツ。普通の襟のシャツよりもラフだけど、適度なきちんと感も演出できるので、レイヤードコーデにも積極的に取り入れていきたい。

正反対の2つのカラーをベージュがつないでくれる

バンドカラーシャツに涼感のあるメッシュニットベストをレイヤードすることで、奥行きと抜け感のあるコーディネートに仕上がった。アウターを羽織るよりも軽快な印象に仕上がるし、今季トレンドのシースルーで旬な雰囲気も獲得できる。レイジブルーのベスト4390円、グローバルワークのシャツ4290円（ともにアダストリア）

 

半袖シャツを使ったレイヤードコーデ

暑い日に一枚で羽織るイメージが強い半袖シャツだが、オーバーサイズが主流な今、ゆるい半袖シャツを長袖トップスの上に重ねる着こなしが復権。さらに長袖シャツと同じようにインナーとしても活用できるからレイヤードコーデに使わない手はなさそうだ。

この時季に着たくなるのは、やっぱりこんな明るい色

半袖シャツ1枚では肌寒いといった日にも活躍する長袖シャツとのレイヤードコーデ。春夏にふさわしい明るい色見の割合を多めに取り入れながらも、ネイビーのシャツでしっかり引き締めた。J.プレス オリジナルズのシャツ2万900円（J.プレス＆サンズ青山）、ギャップのカットソー2490円（ギャップ新宿フラッグス店）

長袖シャツと同じようにまずはスウェットにイン

ラフな雰囲気のスウェットは、襟元できちんと感をプラス。スウェット一枚ではカジュアルになりすぎるし、シャツ一枚だとかっちりしすぎてしまう、といった場合でも、二つのアイテムを組み合わせることで品の良さとリラックス感を両得したコーデに仕上がる。ユナイテッドアスレのスウェット3245円（キャブ）、J.プレス オリジナルズのシャツ2万900円（J.プレス＆サンズ青山）

こんなレイヤードにも注目！

 

 

シャツの上にシャツを重ねる「シャツonシャツ」な着方もアリ。襟元がすっきりしたバンドカラーシャツをインナーにもってくれば、レギュラーカラーシャツを羽織ったときも、襟が重なることも防げる。同系色の色合わせも、絶妙な濃淡をつけることでメリハリのあるスタイリングに。レイジブルーのシャツ4950円（アダストリア）、中に着たフェーズのシャツ1万7600円（フェーズ福岡店）

 

組み合わせ次第で何パターンもの着こなしを楽しめるのがレイヤードコーデの魅力！デザインや丈感の相性を考えながら、いろんなアイテムを合わせてコーデの変化を楽しんでみて！