2018.11.11
来客の多い古着店 vol.9イロハ
vol.9で紹介する古着店は名店ひしめく下北沢の「イロハ」。一見、古着と感じさせないほど清潔感あるアイテムの数々は、語らずともそのセレクト力をひしひしと感じさせてくれる。厳選された一品を今回、紹介していこう。
クリーンな店内で上質な古着に出会える！
多くの古着店が名を連ねるスポット、下北沢。その中でも「よく行く古着店は？」という質問のアンサーとして名が挙がることが多いショップがイロハだ。店内は白を基調としたインテリアでキレイにまとめられており、オーナー曰く「古着初心者でも気兼ねなく訪れ、取り入れやすいようにしている」とのこと。そんなこのショップで”今”注目すべき古着を教えてもらった！
アウトドアウエアの人気が再燃中！
店内の一番目立つラックに置かれていたのがアウトドアウエア。'90年代ブームが再燃中の今、当時流行っていたブランドを求めてくるお客さんが多いのだそう。ザ・ノース・フェイスをはじめとした名ブランドがそろえられているが、そのアイテムひとつひとつにイロハのセレクト力が光っている。
ザ・ノース・フェイスはあえてブラックを主軸にピックアップ！
オーナー自身も好きで仕入れていたザ・ノース・フェイス。最近、改めて人気の高いこのブランドを今シーズンはプッシュしているんだそう。誰でも着やすいブラックをメインに提案することでほかの古着店と差別化を図っている。
一見、ダウンジャケットに見えない作りの一品。着膨れする心配なくスマートに着こなせるのがうれしい。2万2000円
ナイロンとスウェットのさりげない切り替えが特徴のブルゾン。現行品ではなかなか見られない珍しいタイプ。1万4000円
マウンテンパーカは普段ある胸ではなく、袖に刺しゅうが入っているのがポイント。1万6800円
もちろんアウトドアウエアはザ・ノース・フェイスだけに限らない。年代も1980〜2000年代初期までバリエーション豊かだ。
米国のブランド、ウォールズのダウンジャケット。取り外し可能なフードは古着では紛失してしまっていることが多く、残っているのは珍しいそう。2万円
'90年代のウールリッチの一品。当時のアウトドアウエアはカラフルなものが多く、ダークトーンのものは貴重だ。1万8000円
2000年初期のパタゴニアのフリースジャケット。近年、セレクトショップからのリリースが相次ぐフリースジャケットを古着で取り入れてみるのもオススメ。1万2800円
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次に注目するべきはブランド古着！
とくに状態に気を配っているのはこのハイブランド古着
次に紹介したいのが、ハイブランド古着。こちらも近年、注目されているカテゴリーのひとつだ。イロハでは新品と比べても遜色のないものやデッドストックをセレクトし、陳列している。
ドイツのハイブランド、ヒューゴ・ボス。ゆるさのあるナイロンコートはまさに今のトレンドにマッチする。1万6800円
ブルックス ブラザーズのニットは旬のハーフジップ。デッドストックなので状態のよさはバッチリだ。9200円
CK カルバン クラインのスイングトップ。スウェットが多く出回るなか、この形はなかなか出てこないとのこと。1万4800円
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ビンテージもしっかりと押さえている
イロハが人気の理由のひとつにトレンドカテゴリーの古着と確かなビンテージを分け隔てなく提案できる構成力があることが挙げられる。ショップでは欧州ビンテージを中心に幅広くラインナップ。注目したいアイテムをオーナーにいくつかピックアップしてもらった。
'60年代のモヘアガウンコート。黒のモヘアは市場でも数が少なく、さらにガウンコートの形となればそのレア度はかなりのもの。2万9800円
'70年代のヨーロッパビンテージ。デザイン性の高い切り替えが目を引く。傷みや虫喰いのない美品。1万800円
ペンドルトンのオンブレチェックシャツ。裾が直線になっているボックス型のシルエットが多いなか、ラウンドカットの１枚は貴重。1万4000円
店内のインテリアにもぜひ注目してほしい
冒頭でも触れたとおり、店内のインテリアもイロハの魅力のひとつ。ショップのアイテムはユニセックスなものも多いのでデート中に立ち寄るのもオススメだ。ぜひ上質な古着に触れるよいひとときを過ごしてみてほしい。
iroha(イロハ)
TEL:03-6407-0829
住所：東京都世田谷区北沢2丁目29-14
営業時間：12:00~20:00
インスタグラム：@iroha_tokyo
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