2018.12.30
来客の多い古着店 vol.11ヒューメン
来客の多い古着店連載も11回目に突入。今回は、古着エリアの中でもとくに人気の高い”下北沢”にお店を構えるヒューメン。古着店の中心地である一番街ではなく、南口にある数少ないお店だ。いったいどんな古着店なのか、なかを覗いてみよう。
流行の半歩先を意識したセレクトに心が踊る
ヒューメンのコンセプトは"トレンドの半歩先"。日々移り変わるファッションシーンを少しだけ先取ることを意識している。服好きの間で共通する、「そろそろこんな服が着たい」という感覚を大事にしているんだとか。そしてなるべくキレイで長く使えるものを買い付け時に選んでいるそう。そんなヒューメンで、今狙うべきアイテムをピックアップしてきた。
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色ものアイテムは茶系が狙い目!
今冬のトレンドカラー、ブラウンが豊作!
まず注目してもらいたいのが、茶系アイテムの多さ。優しげなほっこり感のある色合いは、この冬の旬カラーの一つでもある。ヒューメンには、ブルゾンからシャツ、パンツなどがたくさん並んでいた。どれも状態がよいから、古着でブラウンのアイテムを探すなら、ヒューメンに来れば間違いない。
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素材で遊ぶ黒アイテムを展開!
使いやすい黒アイテムは素材で差別化!
どこの古着店でも黒アイテムは鉄板だろう。ヒューメンでは、ほか店舗と差別化するため、王道の黒アイテムこそ素材のバリエーションで勝負するようにしている。
冬素材であるベロアやコーデュロイ、またはシルクやカシミヤなどの高級素材もたくさん見られた。
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レトロなカラーブロックが新鮮
'90年代の大胆なカラーリングがツボ!
近頃のレトロスポーツの盛り上がりから、この類のブルゾンを古着店でよく見かける。ここヒューメンでは徹底的に現行品では見かけない斬新なデザインものを選ぶよう心掛けている。ハイセンスなカラーブロックが店内でひと際目立っていた!
ナイキやアディダスのブルゾンを見ても、ご覧のとおりにどれも斬新なデザインが目を引く。これを着るだけで、古着上級者感を演出してくれそうだ。
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コンパクトな空間で上質な買い物を!
居心地のよい空間で、アイテムも見やすい!
広さはないが、たくさんの古着が眠っているような雰囲気がこの店にはある。写真のように小洒落た店内ディスプレイにも注目してほしい。その日の気分によって、内装を動かすこともあるんだとか。
雑居ビルの2階にあるヒューメン。流行の半歩先を意識したセレクトは、一度来れば気になるアイテムが必ず見つかる。そう自信を持って言えるのは、ほかの店舗に流されない独自の古着論があるからこそ。そんなお店にこそ、古着好きが集まってくる。
HYU-MEN(ヒューメン)
TEL:03-6450-7774
住所:東京都世田谷区代沢5-36-17 膳場ビル2階
営業時間:13:00~21:00
Instagram:@hyu-men.shimokitazawa
※掲載されている商品はすでに売れてしまっている可能性がございます。ご了承頂けますと幸いです。
●撮影/島崎雄史