2018.05.06
メンズはシンプルスタイルが一番!女優・矢作穂香インタビュー
昨年公開された大林宣彦監督の映画『花筐/HANAGATAMI』でヒロインに抜擢され、その熱演ぶりが話題になった矢作さん。今夏、舞台「大きな虹のあとで~不動四兄弟~」に2年連続となる出演が決定! 舞台のことはもちろん、矢作さんの気になるファッション観について語ってもらいました。
■ファッション観に直撃!
――普段の私服はどんな感じですか?
「黒い服を着ることが多いですね。ガーリーでかわいいものにも目がないんですけど、甘くなりすぎないようカジュアルなアイテムでバランスをとって、自分らしく着こなすように心がけています。足元は前までヒール派だったんですけど、よく歩くほうなので疲れるなと思って、最近はスニーカー。あんまり履いてこなかったんですけど、思い切って挑戦してみたらいろいろな服にも合わせやすくて、気に入っています。大人っぽくしたいときはヒール、カジュアルな気分のときはスニーカーみたいにその日のファッションテイストに合わせて履き替えています」
――これからの季節に着たい服は?
「ピンクなどの明るい色を身につけたいですね。あとは柄物を取り入れたいと思っています。ドット柄とかギンガムチェックとか、トレンドの柄に挑戦してみたいな!」
――メンズのファッションはどういうスタイルが好みですか?
「ダボっとしたトップスに、パンツはスキニーパンツで足元はスニーカー。カラフルな色使いの派手なファッションよりは、モノトーンのシンプルなファッションに惹かれますね」
■戦時中を描いた「大きな虹のあとで~不動四兄弟~」。矢作さんがこの作品で伝えたいこととは
――「大きな虹のあとで~不動四兄弟~」には2年連続の出演となりますが、前回に比べて舞台に対する気持ちに変化はありますか?
「去年とは役が変わっているので、また、新鮮な気持ちで取り組みたいと思っています。現場の空気感やテンポは去年経験しているので、その分、今年初めての人たちのことを引っ張っていけるように頑張りたいですね」
――役作りに関してはいかがでしたか?
「四兄弟と仲の良い女学生の役なので、キャストのみんなと稽古終わりにお茶したり……仲を深められるようにしました。共演する前からレッスン等で顔を合わせていた親しいキャストも多かったので、その雰囲気を舞台でも出せたらいいなと思っています。当時起こった事実はしっかり受け止めないといけないし、戦時中の女のコがどういう暮らしをしていたのか、しっかり自分の中に落とし込まなきゃいけないと思っていて。実際に経験したことがないので難しいことではあるのですが、観てくれた人に想いがしっかり伝わるよう演じていきたいなと思っています」
――この作品を通して伝えたいことは?
「戦時中でも仲の良い兄弟や恋する女のコたちがいたということを伝えたい。老若男女、どの世代でも楽しんでいただけるストーリーなのでぜひ劇場に観ていただけたらうれしいです!」
プロフィール
1997年3月7日生まれ。千葉県出身。2010年に女優デビュー。ドラマ「イタズラなKiss2~LOVE in TOKYO」で主人公の相原琴子を演じ、国内外でブレイク。8月3日(金)~7日(火)に新宿・シアターサンモールで行われる舞台「大きな虹のあとで~不動四兄弟~」では、四兄弟と仲の良い女学生・麻樹役を演じる。
舞台「大きな虹のあとで~不動四兄弟~」
公演スケジュール/8月3日(金)~7日(火) 会場/シアターサンモール
キャスト/市川知宏、上杉柊平、入江甚儀、瀬戸利樹、矢作穂香、桜田ひより、喜多乃愛、山賀琴子
チケット一般発売/5月26日(土)予定
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