2019.07.04
オーシャントーキョー高木琢也さんが溺愛しているTシャツ独占スクープ!
さまざまなブランドから豊富にリリースされているTシャツ。その中でオシャレな業界人は、どんなTシャツを大事にしているのだろう?という疑問を抱いた。そこで、オーシャントーキョーの代表、高木琢也さんにマイベストTシャツを聞いてきた。伝説の美容師が語る、3枚のTシャツに込められたストーリーをお見逃しなく!
PROFILE
髙木琢也さん
今もっとも注目を集める美容師。「Tシャツは1枚で戦える、インパクトあるものが好きですね」。初の著書『這いつくばった奴が生き残る時代 道あけてもらっていーすか?』が発売中。それではそんな高木さんのお気に入りTシャツを見ていこう!
01
シュプリームのボックスロゴTは
中学生のころから愛用しています!
「2006年のシュプリーム原宿のオープンを記念してリリースされたTシャツです。シュプリームは中学生のころから好きでよく着ていました。自分たちのサロン名が〝オーシャン〞で、〝晴れ〞のイメージなんです。だからボックスロゴの赤いデザインとか、リンクするところがあるなと感じているんです。プレミア感のあるものなので、Tシャツを主役に他はシンプルにスニーカーとデニムを合わせて着ています。ブランドとしても、ハンモックを作ってみたり、バスケットボールを作ってみたり、アパレルとは関係ないものをたくさん作っていて、『服、関係ないじゃん!』みたいな雰囲気も好きです。遊びがあって、何年経っても最前線で〝いい感じ〞だし。とにかく最高の1枚です」
02
マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミランの
グラフィックTはすべての始まり
「初めてオーシャンで大きなお仕事(ヘアショー)を受けようと思ったときに購入しました。それまでは手持ちの服で参加していたんですが、このときから、何か必ず新しい服を着るクセをつけようと思って。高価なものなんですけど、このTシャツがきっかけでオシャレだって言ってもらえるようになったんです。『あのTシャツどこのなんですか?』って聞かれて。だから、このTシャツがすべての始まりだったなと。すごく感謝しているTシャツなんです。いいものを買ったらこんなにリアクションがあるんだって、実感しました。大先輩たちと一緒に出るヘアショーだったので、その方々に負けないように、一番いいTシャツを着たかった。そういう強い思いが乗った1枚ですね」
「大きくプリントが入ったものが好きなんです。飛べそうなデザインが気に入っています(笑)」
03
6年間ずっと着続けてるのが
ヘインズのパックT
「ヘインズの2枚セットのパックTです。3カ月に1回の購入を続けて6年くらい経ちます。生地の厚さ、サイズ感、すべてにおいてバランスがいいんです。本当はこういうシンプルなほうが好きなんです。ただ、お客さんは派手なほうを求めてる(笑)。日ごろから、その日一番気に入っている服を、毎日違うスタイルで着たいと思っているんですが、シンプルな白Tだと『今日気合入ってないな』って思われちゃうから、着ないんですけど、普段からそんな派手じゃないよって(笑)。本当はどんな服にでも合わせられる無地Tにシンプルなパンツを合わせるのが一番かっこいい。それは美容師として、何色にでも染まれて、いろんなスタイルにも対応できる、そういう部分と重なるのかなって思ったりもします」
「ずっとXLですね。厚すぎず、薄すぎず、大きすぎず、小さすぎず。とにかくバランスがいい」
これが高木さんのマイベストTシャツだ。秀逸なデザインや汎用性の高い1枚まで、彼のこだわりが見えた。僕らも高木さんみたいに、ずっと大切にしたいといえるTシャツを見つけよう!
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●撮影/伊藤恵一
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