INTERVIEW- インタビュー -

2018.05.15

ファッションは実用性もデザインも両方大事！シンガー・綾野ましろインタビュー

2014年のデビュー以来、力強くクリアな歌声と独自の世界観がある楽曲でファンを魅了し続ける綾野ましろさん。5月号で私物のカバンと愛用グッズを紹介してくれた彼女が、普段のファッションについて、そして5月16日(水)にリリースされるニューシングル「衝動」に込めた思いを語る！

■北海道在住の彼女ならではのファッション観 

――ファッションへのこだわりはありますか？

「今日もそうですけど、季節問わず服も持ち物もモノトーンが多いですね。ドクターマーチンの靴やカバンが好きです。北海道と東京を往復したり、ライブで全国を飛びまわる旅人なので(笑)、すぐ破けたりしないレザー製品に惹かれちゃいますね。実用性もデザインも両方大切です！　服はボトムズをタイトに、上はゆるくしてメリハリを出す、とかは意識しているかも。あとは、衣装でハードな感じのものが多いので、私服では柔らかい素材感の、着心地のいいアイテムを選ぶことが多いかもしれないです」

――好きなメンズのファッションは？

「やっぱりダークトーンが落ち着きますね。でもカラフルな格好も、その人に似合っていたら素敵だと思います。キメすぎず、自分の似合う服を着てもらえれば。あ、でもシャツだったらカジュアルなチェックシャツとか、全体的にラフで男らしい雰囲気の格好が好きです。靴はゴツめがいいかも。それこそマーチンとか(笑)」

■忙しい毎日の息抜きになるもの

――“これだけは必ず持ち歩く！”という必需品は何ですか？

「本、ですかね。つねに小説が2～3冊はカバンの中に入ってます。移動中に読んだりもしますし、まわりの人に勧める用でもあります(笑)。『安部公房、すごくいいから読んで！』みたいな(笑)」 
 

 

■ニューシングル「衝動」に込めたもの

――いよいよ5月16日(水)に「衝動」がリリースになりますね。

「前作『starry』に続き、TVアニメ『グランクレスト戦記』のテーマソングになっています。『starry』からの世界観の繋がりを出す、というのは歌詞やサウンドづくりでとくにこだわった部分ですね。歌では、力強さの中にメリハリをつけることを意識しています。すごくアップテンポというわけではないんですが、疾走感を感じられるようなアレンジになっていると思います。後半にかけてどんどん盛り上がっていく曲なので、アニメから入った人にもぜひフルコーラスで聴いてもらいたいです。お客さんにしっかり聴かせる部分もありつつ、はじける部分は思い切りはじけてもらえるような……とてもライブ向きの曲だと思います！」

 ――レコーディングで苦労した部分はありますか？

「終盤、展開がガラッと変わって高音のフェイクが入るところがあるんです。曲名の『衝動』、何かに向かって高まっていく気持ちをフェイクで表現できればと思って何度も試行錯誤しながらレコーディングしました。言葉でなく気持ちとして、魂の叫びとして感じてもらえればと思います」

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シングル「衝動」は5月16日(水)発売。