2020.05.26
「GARO -VERSUS ROAD-」で注目の松大航也&時人、「おうち時間」ならではのオシャレを満喫中!
独特の世界観やダイナミックなアクションでコアな人気を集める特撮作品・牙狼シリーズ。最新作『GARO -VERSUS ROAD-』に出演中の松大航也と時人にインタビュー! ドラマの魅力からおうち時間の過ごし方まで、素顔が垣間見える質問をぶつけてみた!
■おうち時間は外ではできないオシャレを楽しむ!
――普段のオシャレのこだわりって?
松大航也(以下:松大)「じつは僕、オシャレにはまだまだ自信がなくて……。安定の黒ばっかり着ちゃってます。楽な格好が好きですね。タイトな服とか硬いデニムとかはあまり着ないです。必然的にイージーパンツを主役にすることが多くなります」
時人「僕はテイスト問わず、何でも着ますね。キレイめからストリートまで、その日の気分によって格好が全然違います」
――最近買ったお気に入りは?
時人「最近、古着のコーデュロイのトラックジャケットを買ったんですけど、それにワッペン貼ってカスタムしたりして楽しんでます。あと、誕生日にドクターマーチンのシューズを貰ったんですけど、これもお気に入り。最近はその靴に合わせてコーディネートしてるくらいです」
松大「こないだ、変なTシャツ買ったんです。企業名がドーンと入ったような、企業コラボのやつ。最近は家にいることが多いので、おもしろいTシャツを着て家ならではのオシャレを楽しんでます。外ではなかなか着る勇気がないので(笑)」
時人「僕も舞台の稽古着とかはけっこう遊ぶから、その気持ちよくわかる(笑)!」
松大航也
――ちなみにおうち時間はどんなことをしているんですか?
時人「普段家にいるときとあまり変わらないかな。映画観て、ギター弾いて、絵描いて……みたいな。あ、でも今まであまり連絡をとってなかった友達とテレビ電話とかをするようになりました!」
松大「僕もそう! “久々にアイツと喋りたいな〜”と思って電話したり!」
時人「僕たち2人とも上京組で地元の友だちとなかなか会えないので、こういう機会って逆にありがたかったりするんですよね。大変な時期だけど、こういう小さい幸せを見つけながら過ごしてます」
松大「暮らし自体は、なんだかんだ普段のオフの日の延長って感じですね。僕は普段からアニメとゲームが好きなんですけど、観る時間・やる時間がいつもよりちょっと増えたかなって感じで。この自粛期間ならではっていうと……掃除とか?」
時人「わかる。普段あんまりやらないところをキレイにしたりはするよね(笑)」
松大「新しいことはあまりないかもしれないですよね。あ、でも僕、これから動画編集の技術を磨こうと思ってます!」
時人「お! 同じく! ファンのみなさんもきっと楽しんでくださるだろうし、なにか発信したいなって思います。今回『GARO -VERSUS ROAD-』で演じたのも動画配信者でしたし(笑)」
松大「コラボしましょうよ!」
時人「えー、イヤだよ(笑)」
時人
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■名作“牙狼”シリーズの新章は若い世代にこそ見てほしい!
――今話題にも上ったドラマ「GARO -VERSUS ROAD-」ですが、コアなファンも多い歴史あるシリーズですよね。そんな作品に参加してみていかがでしたか?
時人「今回は監督も脚本も雨宮慶太さんではなくなるってことで、どういう感じになるのかなって思っていました。実際に撮影が始まってみると、やっぱり牙狼なんだけど別物というか。コアなファンの方も、初めて観る方も楽しめる作品になっているんじゃないかなって思います。特に、若い人には本当に勧めたいです。今までの牙狼って大人のファンが多い作品だったんですけど、より間口が広がった感じですね」
松大「僕自身、アニメ好きで、オタクとかコアなファンの気持ちがよくわかるので、プレッシャーというか不安な気持ちはありましたね。だけど、コアなファンが多いからこそ、認められたらより嬉しいなって思って。プラス、若い世代にも是非見てもらいたいなと思います」
──演じる上で意識したことや工夫したことはありますか?
時人「僕が演じたのは動画配信者の役だったんですけど、かなり難しかったんです。動画配信ってことで必然的にセリフが独り言のような感じになるんですけど、独り言を言っているように見えないように、というのは意識していました。他の役は半グレとかゲーマーとか、役の色とか性格がハッキリしているものが多かったんですけど、僕らは動画配信者と普通の大学生。この作品の中ではなかなか難しい役回りだったかなと思いますね」
松大「役の背景を自分で考えてやらないといけなかったですからね。あと、僕は主演としていろいろ意識したことは多かったんですけど、一番は主人公の強さですね。今までの“牙狼“の主人公って、もともと強い人がほとんどだったんです。でも今回は真逆で、本当に一般人。だからこそ、僕は一般的で、真っ当であるべきかなと思って、そう演じました。何かが起きたとき、『俺がヒーローだからみんなを守る!』みたいな感じじゃなくて、理不尽なことに巻き込まれていろいろ考えた末に立ち上がる、というような。人間っぽさを意識しました」
──現場の雰囲気はいかがでしたか?
時人「すごく良かったです。ね?」
松大「うんうん、本当にいい現場でした」
時人「松大くんが現場を盛り上げてくれたし、みんなと仲良くてそれぞれの関係性を繋げてくれたんですよ。やっぱりそこは主演だなって(笑)」
松大「いやいや(笑)」
時人「本当にいい現場で、クランクアップしたときにけっこうロスっちゃいましたもん(笑)。みんなに会えなくなるのが寂しいなって。朝から晩までずっと一緒にいましたからね」
松大「メインキャスト同士みんな年齢が近かったし、のびのびやってましたよね」
──見どころはどんなところでしょう?
時人「何といってもアクションですね。稽古も撮影もすごく頑張って、できる限り吹き替えを使わずにやりましたから。ストーリーももちろん面白いんですけど、アクションにもぜひ注目してもらいたいですね」
松大「僕はストーリーが見どころかなって思います。さっきもお話ししましたが、本作は最初から強い魔戒騎士がいなくて、みんな同じラインからスタートしているんです。一人ひとりが主人公で、それぞれに背景がある。そんな新章になった『GARO -VERSUS ROAD-』。ぜひ見てください!」
■プロフィール
時人/1993年11月19日生まれ。大阪府出身。女性ティーン誌のモデルを経て、俳優・ミュージシャンデビュー。現在はドラマや舞台を中心に活躍中。放送中のドラマ「GARO-VERSUS ROAD-」では、動画クリエイター、南雲太輔を熱演中。
松大航也/1999年9月4日生まれ。三重県出身。2017年、ドラマ「オーファン・ブラック~七つの遺伝子~」ほか、テレビドラマを中心に活躍中。「GARO-VERSUS ROAD-」で連続ドラマ初主演を果たす。
「GARO-VERSUS ROAD-」
TOKYO MX毎週木曜22:00〜、BS日テレ毎週木曜25:00〜、CSファミリー劇場毎週日曜24:00〜放送中!
公式サイトgaro-project.jp/VERSUS_ROAD/
文/山下晧平 撮影/田中利幸 スタイリング/于洋 ヘア&メイク/サカノマリエ