2021.01.20
ネクストブレイク筆頭!板垣瑞生のファッション観や主演ドラマの見所を聞いてきた
毎週水曜深夜放送のドラマ『FAKE MOTION-たったひとつの願い-』にて初の単独主演を果たした板垣瑞生に、本作の見どころや意気込みを聞いた。さらに自身のファッションについてもフォーカス。まずは自身の着こなしについての話からスタート!
板垣瑞生「おもしろい服を着て世に出たかった」
ーー今日着用した服は、前日にスタイリストさんと決められたんですよね。
「はい、そうです。自分の好きな服を着ていいというお話を頂いたので、すごく楽しみにしていました。昨日の夜、仕事が終わってからスタイリストさんと2時間かけて決めました」
ーー今回は2ポーズ着てもらいました。それぞれポイントを教えてください。
「デニムのブルゾンの方は、まずこのブルゾンとインナーを見てください! 袖が何本もあってすごくおもしろいですよね。ボトムズのサルエルパンツも超極太のものを選びました。この際、足元まで遊んでしまえってことで全てに遊びを盛り込みました! 」
ーーもう一方のコーデはヘッドバンドがアクセントになってますね!
「グリーンの着こなしの方は、確かにヘッドバンドは普段の撮影ならまずしないアイテムですが、今回は思い切って挑戦してみました! 元々はすごく好きなアイテムで、プライベートではよく着こなしに取り入れています」
ーー今回、ご自身も服選びに参加して撮影に臨んだ感想は?
「とにかくおもしろい服を着て世に出たいというのが心の中にあったんです。いつもファッションには遊び心を大事にしていて、そういう気持ちの表れをダイレクトに表現できたのでよかったと思います!」
ミハラヤスヒロのデニムジャケット8万7000円、カットソー3万7000円、パンツ4万3000円(すべてメゾン ミハラヤスヒロ)
ファッションを通して何かを与えられたらうれしい。
ーープライベートではどんなファッションが好きですか?
「基本的にストリートからモードまで、なんでも着ます。その中でも最近は古着にハマってますね」
ーー最近古着で買った中でのお気に入りは?
「古着のパーカですね。最近では、現場初日に必ず着るって決めているくらい気に入っています。実は、スタイリストさんの私物ですごくかっこいいなって思っていたもので、それとまったく同じものを古着屋さんで偶然見つけたんです。『もうこれは奇跡だ!』と思って即買いしちゃいました(笑)」
ーー古着の魅力とは、どんなところにあると思いますか?
「種類が豊富というところですね。とにかくたくさんある中から自分に合うものを見つけるっていうのは古着の醍醐味だと思います。値段も安いのでたくさん買えるってところもいいですよね。あとは自分のパーカのような、出会い的な要素も大きいです。だから服一着への愛着とか思い入れもすごく出てくるのも古着の良さだと思います」
ーー服を着る上で意識していることはありますか?
「特にこうしてメディアに出させていただくときは、『この着こなしを見て、人はどう思うんだろう?』って考えています。特に今回の撮影では強く意識しましたね。こういう攻めたスタイルを見てファッションに目覚める人がいるかもしれないし、新しい着こなしの閃きを与えるきっかけになるかもしれない。だから、着こなしについては、とにかく一生懸命考えています」
ラッド ミュージシャンのブルゾン6万3000円、Tシャツ1万6000円、パンツ2万4000円、シューズ2万9000円(すべてラッド ミュージシャン原宿)、その他スタイリスト私物
大人気シリーズ、待望のシーズン2がスタート!
ーードラマ『FAKE MOTION-たったひとつの願い-』がいよいよスタートします。ファンにとっては待望のシーズン2だと思いますが、いかがですか?
「プレッシャーもありましたが、それ以上に楽しみという気持ちの方が大きかったです」
ーー今作は主演ということで、気持ちの変化はありますか?
「もちろん前作からバトンを引き継ぐ責任感や、おもしろい作品にしたいっていう気持ちはあります。ですが、それよりも今回のメンバーでどんなテイストの作品にできるかっていうことに気持ちが高ぶりました」
ーーキャストは前作から引き続いてというメンバーが多いと思いますが、撮影は順調でしたか?
「撮影では、けっこう怒られてましたね(笑)。でも、なんて言ったらいいんですかね……、そういうところも含めて『作品を撮っているな!』って思っていました」
ーー熱い現場ですね!
「妥協せずに怒ってくださる監督さんなので、現場は熱かったです。若いエネルギーで作りながら、大人の方たちが脇を固めてくれているって感じで、自分自身はすごくいい空気で撮影させてもらえていたなって思います」
ーー土方歳鬼を主人公として演じるにことについてはいかがですか?
「前作の土方は、ただ負けるって感じのキャラでした。でも、そいつが主人公になって。人は家族のために変われる、友達のために変われる、敵に立ち向かうために変われる。いろんなきっかけによって人って変われるんだっていうことを、役柄を通して実感しています。なので、作品を通してそういうことが伝わったらいいなって思います」
本気になることの大切さをもう一度思い出させてくれる作品です!
ーー板垣さんが考える作品の見どころを教えてください。
「卓球に懸ける思いとか、仲間や、時には敵を思いやる気持ちとか、そういうことを全てひっくるめたエモさだと思います。作品を通して本気なピュアさがジェットコースターのようにうごめいているので、そこを一緒にライドして楽しんでもらえたらと思います」
ーー最後にメッセージをお願いします!
「自分だけ頑張っているんじゃなくて、頼ることも頼られることも大事なんじゃないかって、この作品を演じていて思ったんです。家族とか友達とか、周りの人と向き合えているかを改めて考えるきっかけになったらいいなと思います。そしてなにより、本気になることの大切さをもう一度思い出させてくれるストーリーになっています。この作品をきっかけに何かを新しく始めようって勇気を持ってもらえたらうれしいです!」
■YouTubeチャンネルではオフショットムービーを公開中!
PROFILE
いたがき・みずき/2000年10月25日生まれ。東京都出身。2015年に出演の映画『ソロモンの偽証 前篇・事件 / 後篇・裁判』にて、第25回日本映画批評家大賞・新人男優賞を受賞。昨年放送のドラマ『社内マリッジハニー』の主演が記憶に新しい。そして1月20日(水)からスタートのドラマ『FAKE MOTION-たったひとつの願い-』(日本テレビ24:59〜)では土方歳鬼役として主演を務める。
ドラマ「FAKE MOTION-たったひとつの願い-」
1月20日(水)毎週水曜深夜24:59〜(日本テレビにて放送)
※1月20日(水)、27日(水)は花江夏樹ナレーションによる「FAKE MOTION-卓球の王将-」特別編
※Hulu、dTVで地上波放送終了後に見逃し配信スタート
STORY
20XX年、高校生同士の優劣をきめるのは勉強や喧嘩の強さではなく"卓球"。かつて東京ではトップの座をめぐり、熾烈な争いが繰り広げられていた。
強い結束力を武器に王者・薩川を下し、東京の頂点に立ったエビ高。エビ高の勝利により戦いに終止符は打たれ、東京は1つになったはずなのだが・・・。
半年後――。大阪の頂点・天下布武学園が東京に攻め込んでいた。都立八王子南工業高校の土方歳鬼は、仲間を、そして東京を守るため、立ち上がる!!東京vs大阪――天下分け目の大決戦。
<青春> <友情> <家族>
この狂った時代に奪われた、大切なものを取り戻す。それが僕らの、たったひとつの願いなんだ―――。
CAST/STAFF
【エビ高連合軍】 板垣瑞生 草川直弥 田中洸希 吉澤要人 ジャン海渡 池田彪馬 ・ 森崎ウィン ・ 佐野勇斗 古川毅
【天下布武学園】 荒牧慶彦 廣瀬智紀 定本楓馬 宮世琉弥 大倉空人 森田桐矢 山縣悠己
【薩川大学付属渋谷高校】 草川拓弥 小笠原海 村田祐基 船津稜雅 松尾太陽
【謙信ソルト電子工学院】 染谷俊之 田村升吾 関哲汰 山下永玖 上村謙信 高尾颯斗 沢村玲
【信玄明王高校】 玉城裕規 志村玲於 杢代和人 花江夏樹(ナレーション)
企画・原案:汐留ヱビス商店街 「FAKE MOTION -卓球の王将-」
監督:滝本憲吾
脚本:小山正太 杉原憲明 山下すばる
音楽:牧戸太郎
エグゼクティブプロデューサー:沢桂一 藤下良司
制作:南波昌人 鈴木謙一
企画プロデュース:植野浩之 川邊昭宏
プロデューサー:前田直敬 森田美桜 小野陽子
アソシエイトプロデューサー:室屋睦 鎌田知宏 マスタニマサヒコ
企画・原案:汐留ヱビス商店街
制作プロダクション:AOI Pro.
製作著作:FAKE MOTION 製作委員会
●文/橋本裕一 撮影/榎本洋輔 スタイリング/石橋修一 ヘア&メイク/礒野亜加梨