2018.07.19
主演ドラマ「GIVER 復讐の贈与者」インタビュー吉沢 亮が感情が欠落している復讐代行人役に挑む!
「リバーズ・エッジ」「ママレード・ボーイ」「BLEACH」……など出演映画が毎月のように公開されている吉沢 亮。現在放送中のドラマ「GIVER・復讐の贈与者」では感情のない復讐人という難しい役どころに挑戦している。ドラマの見どころや役作りについてはもちろん、夏ファッションについても語ってもらった。
ブラームスのカットソー1万3000円(スタジオ ファブワーク)、その他スタイリスト私物
■生まれつき感情のない青年を演じる難しさ
ーー今年は毎月のように出演映画が公開されていますが、久々のドラマ出演ですね!
吉沢 亮「本当に久々ですね。ずっと映画続きだったんで、現場は新鮮でした。映画も同じなですけどクランクインする前は台本読んでから、監督と役について相談したり、ディスカッションして役の方向性を決めたりしてましたね。現場入ってからもそれはずっとやっています」
ーー具体的に今回の演じる義波をどう演じようと思いましたか?
吉沢 亮「まずは単純に”感情が欠落している”という部分をどう表現するかを考えました。そうしたときにただ感情がない、ロボットみたい見えてしまうのも違うかなと。やっぱり人間なので人間らしさはないとだめだなと。人の苦しみとか悲しみが理解ができない、わからない男っていうふうにしようと思いました」
ーー闇を抱えた人物を演じる難しさはありましたか?
吉沢 亮「こういう悪役というか正義ではない役というか……闇を抱えてる人物の役っていうのは難しい部分もありますが反面、演じる楽しさもあります。わからないものを自分で埋めていくっていう作業はキツいけど楽しいです。すんなり役にアジャストできるほうが楽ですけど、役作りで苦労したり、悩んだりするのも役者の仕事だと思うし、それも俳優って仕事の醍醐味だと思うんです」
ーー義波の仕事、復讐代行についてはどう考えましたか?
吉沢 亮「まあ普通はない仕事ですよね(笑)。彼の仕事については当たり前ですけど理解はし難い部分は多いです。もっと健全に考えると人それぞれ心の奥底には少なからずあるとは思うんです。スポーツであったり、勉強であったり。彼の場合は感情がないためにもっと、普通はできないことをできてしまってますが……。なぜそういう仕事をしているかという部分も含めて、観る人に伝わる作品にしたいと思うので、ぜひチェックしてみてください」
ドラマ24「 GIVER 復讐の贈与者」
テレビ東京系 毎週金曜24時12分〜24時52分
出演/吉沢亮、森川 葵
ストーリー
生まれつき人間としての感情が欠落している主人公の義波。淡々と他人の復讐を請け負い、完ぺきにこなす。それぞれの依頼内容に最適なプランを練り、ターゲットを確実に追い込んでゆく。仲間は数人、すべてのプランを統率するのはTAKER(テイカー)と呼ばれる謎の少女。なぜ彼らは復讐代行業を始めたのか?
プロフィール
1994年2月1日生まれ。東京都出身。7月クールでは他に「サバイバル・ウェディング」(日本テレビ系)にも出演。また、前作に続き沖田総悟役で8月17日(金)公開の映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』にも出演。さらに主演映画『あのコの、トリコ。』(10月5日公開)が待機中。
問い合わせ先
スタジオ ファブワーク
TEL:03-6438-9575
撮影/田中利幸 スタイリング/九(Yolken) ヘア&メイク/小林正憲(SHIMA)