2021.05.17
女優・岡本夏美の大人なファッション観に迫る!
ドラマに、映画に、舞台に、と今や飛ぶ鳥を落とす勢いで大活躍中の女優、岡本夏美。そんな注目ガールが、大好きなファッションのアレコレから最近ハマっているスポーツ観戦、お仕事に対する思いまで熱く語ってくれた!
2021年の岡本夏美は大人の女性に進化中!
──子どもの頃からモデルとしてキャリアを積んできた岡本さんは、ファッションにこだわりがたくさんあると思います! 最近はどんなスタイルがお好みですか?
「最近はだいぶシンプルになってきたというか、余計なものが削ぎ落とされてきた感じです。前はインパクトのあるデザインや色使いが派手な服が好きだったんですけど、最近は白やカーキなど、落ち着いた色が好きになってきました。でも、つまらなくなるのも嫌なので、こだわりがちゃんと見えるような服を着ています!」
──何か好みが変わるきっかけはあったんですか?
「大きなきっかけというのは特にないかも……。ティーンの頃からモデルをやってきたので、私服を見せる機会も多かったんです。それで自分のスタイルと向き合うことが多かったから、だんだん自分がどんな服が好きなのか、どんな服を着たいのか見えてきたのかなって思います。誰かに影響されてこれが着たい!みたいなのは最近ほとんどなくて、積み上げてきたものが自分のスタイルになってきたような感覚です」
──まさに大人のおしゃれの領域ですね! では、男子のファッションに求めるものはありますか?
「セットアップをさらっと着ている感じが素敵だなって思います! 最近、セットアップを着ている男子、すごく多いですよね。だからこそ、スニーカーで抜け感を出したり、素材やシルエットでまわりと差をつけているとポイントが高いです! 」
──もはやプロの目線ですね(笑)。
「私、高校生の弟がいてよく一緒に買い物に行くんですけど、そこで弟のコーディネートを考えたりしていて。なのでちょっと目が肥えたのかもしれません(笑)。ちなみに最近は、私が選ばなくても私好みな服を選んでくるようになりました! 教育成功です(笑)」
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家族で川崎フロンターレを応援中!
──最近ハマっているものはありますか?
「最近、サッカー観戦にハマっています! サッカーはずっと好きだったんですけど、コロナが酷くなる前にスタジアムで観戦してから、やっぱり面白いなと気づいてハマっちゃいました。川崎フロンターレを家族ぐるみで応援しているんですけど、今はDAZNで毎試合欠かさず見ているくらい好き! 昔から応援していて、一位になったときは家族みんなで泣きました(笑)」
──熱心なファンですね……! ご自身でもプレーしたりするんですか?
「それはまったく(笑)。映像で見ているサッカー選手の動きを頭の中でシミュレートするんですけど、体が全然ついていかなくて心が折れるんです……(笑)。でも、時間があったらゆるっとフットサルをやってみたいです。自分がドリブルしているイメージがまったく湧かないんですけど……」
──もしかして運動はあまり得意じゃなかったり……?
「走るのは得意だし好きですよ! 子どもの頃はリレー選手とかもやってたくらいなので。でも、中学校入学と同時にモデルを始めたので、運動部とかに参加できなくなっちゃって。だから運動はあまり……。あ、でも最近お父さんにゴルフの打ちっぱなしに連れて行ってもらったんですけど、それはすごく楽しかったです。センスがなくて全然うまくいかなかったんですけど(笑)。お父さんのクラブに傷つけちゃって怒られたので、自分専用のゴルフクラブを買って練習したいなって思っています!」
働く大人の役に挑戦したい!
──最近は、映画にドラマに舞台に大活躍ですね! 5月公演予定の舞台『照くん、カミってる!〜宇曾月家の一族殺人事件〜』について、今回深くお話をお伺いしたいのですが。
「実はこの舞台、昨年中止になってもう白紙になったと思っていたんです。でも、今年無事開催できることが決まって。このご時世に劇場に来るってなかなか大変なことだと思うんですけど、それでもエンタメを楽しみたいと思ってくださる方がたくさんいることに感謝しかありませんし、頑張らなきゃいけないなって思っています」
──現場の雰囲気はいかがですか?
「最高ですよ! 皆さん大先輩ばかりなんですけど、ボケたりツッコんだり、和気藹々と楽しく稽古しています。実際にこの作品自体もクスッと笑えるコメディなので、私たちと一緒に笑って楽しんでもらいたいです」
──なるほど、楽しみです! 岡本さん的見どころは?
「やっぱりコメディな部分でしょうか。私自身、真顔でツッコまなきゃいけない場面でツボに入ってしまって、堪えられず笑ってしまったところがあったりして(笑)。じわじわくる笑いがたくさん散りばめられているので、思い切り笑ってもらえたらいいなって思っています」
──最後に、これからの目標や挑戦してみたいことを教えてもらえたら!
「お芝居だと、私自身だんだん大人になってきたので、若いうちにたくさん制服を着ておきたいなって思ってます! 反面、大人になりたい欲もあるので、会社員とか看護師とか、プライドを持ってお仕事をする人たちの物語にも参加していきたいです。特にやってみたいのは弁護士! 専門用語が多くてすごく大変だって聞いたんですけど、だからこそチャレンジしてみたいです!」
──プライベートで挑戦してみたいことはありますか?
「料理ですね! 最近少しずつするようになったんですけど、レシピを見ながら普通の家庭料理をなんとか一生懸命作っている段階なので、自分らしいアレンジやオリジナリティみたいなものを追求できるくらいまでレベルアップしたいです!」
Profile
1998年7月1日生まれ。神奈川県出身。雑誌『non-no』の専属モデルを務めつつ、ドラマから映画、舞台まで、幅広く活躍する。出演する舞台『照くん、カミってる!〜宇曾月家の一族殺人事件〜』が上演中のほか、ドラマ「きれいのくに」(NHK総合毎週月曜22:45〜)が放送中。待機作に近日公開の映画『賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』、7月9日(金)公開の映画『ハニーレモンソーダ』などがある。
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衣装はすべて本人私物
文/山下皓平 撮影/田中利幸 ヘア&メイク/豊田千恵