2024.05.10
声優業も絶好調!JO1木全翔也が語る出演最新作の見どころとスニーカー愛
日本が誇るグローバルボーイズグループ、JO1から木全翔也が登場。メンバーとしてはもちろん、それに加えて声優としての活動も絶好調で、最新出演作の映画『トラペジウム』が5月10日(金)より公開中。そのみどころをたっぷり語ってもらった。さらにお気に入りのスニーカーについてもトークが炸裂。早速チェックしてみて!
■累計30万部の大ヒット小説をアニメ映画化!
ーー映画『トラペジウム』が公開中ですが、出演が決まった時の感想は?
「最初に話をお聞きしたときはびっくりしました。でも、同時に『めっちゃうれしい』って気持ちがこみ上げてきました!」
ーー声優としてのお仕事は2作目です。本作へはどんな意気込みでのぞみましたか?
「声優のお仕事は2作目ですが、映画の出演は(収録当時は)初めてでしたし、個人でやらせていただくお仕事も初めてだったのですごい緊張しましたね。アニメを観るのはめっちゃ好きで、好きなキャラクターの声真似とかよくしていたんですよね(笑)。自分にとって声優のお仕事は、まさにやりたかったことが実現したって感じで、とにかく頑張ろうって気持ちで入りましたね」
ーー作品の印象は?
「主人公の東ゆうが、アイドルという憧れだった存在から実際にアイドルになって夢を叶えていく道のりが、自分の経験とも重なってすごくリアルだなって思いました。完成した作品を観てすごく泣けましたし、この作品に巡り逢わせてくれて本当に感謝したいって思いましたね」
ーー演じた工藤真司についてですが、どんな心構えで役作りをしましたか?
「けっこう似ているところが多いんです。こだわりがあってオタク気質で。あと身長が一緒で(笑)。だからニュートラルな感じというか、あまり作り込みすぎずにいこうって思っていました」
ーー真司とご自身とで似ているところはありましたか?
「この役やれてよかったなって思ったのが、真司が星が好きって言ってて、僕も星めっちゃ好きなんですよ。だからなんか気合うなって(笑)」
■過去の経験を重ねて、自身が共感できた作品。
ーー共感したシーンはありますか?
「最後の方に真司がゆうに、『アイドルになるのに、他にもっと近道があるじゃん』っていうニュアンスの言葉をかけるんです。それを台本で読んだ時に『そんな簡単じゃないんだよな』って思いがすごくあったというか、真司はやっぱ見てる視点がちょっとだけ違って、僕はどちらかというとゆうの気持ちがそのときすごくわかるなって思いましたね」
ーーそれもやっぱりご自身の経験からってことですね。
「そうですね。もちろん近道があるなら、その道を歩むべき。でも夢への近道とかチャンスって、やっぱり実際に進んでみないと分からないですよね。仮に夢が叶ったとしても、叶うまでの道のりは不安だらけですからね。だから、ゆうの方に共感できたんだと思います」
ーー大変だったことはありますか?
「イントネーションが間違ってないか不安でした。僕は愛知出身なんですけど、若干訛りがでないか不安でした。あとJO1のメンバーが関西人も多いので、そういうのが不意に出ないかなって(笑)」
ーー実際にイントネーションでのNGは多かったんですか?
「少しだけありましたね。声に力が入っているときにちょっと出ていたみたいで、そういう時って自分で気づくのが難しかったりするじゃないですか。いや、スタッフさんには本当にお手数をお掛けしました(笑)」
ーーこの作品を観た人にどんなことが伝わったらいいなって思いますか?
「そうですね、夢を叶えている最中の人にはもちろん観てほしいんですけど、これから夢を見つけたいって人や、周りに夢を追いかけている人がいるって人にも観て欲しいと思います。夢を持っている人はそのまま登場人物に感情移入できると思うし、逆にそうでない人もこの作品を通して夢を持っている人の気持ちをわかってあげられると思うので」
ーーちなみに声優のお仕事をしてみて、改めてご自身の声って好きですか?
「実は元々はそんなに好きではなかったんです。変な声だなと思って。でも、デビューしてから『声、めっちゃいいね』って言われることもあって、『意外といいんじゃない』って思うようになっていきましたね。今は声が自分の武器になるのであれば、さらに磨いて声優のお仕事もどんどんしていきたいって思います」
■スニーカーを手に入れたときの“買ったぜ”という実感がたまらない!
ーー今、ハマっていることはありますか?
「ファッションが好きですね」
ーーオフはもっぱらショッピングですか?
「そうですね。オフもそうですし、仕事の合間を縫っていろんなショップに足を運びます。買い物も行きますけど、各都市のコレクションも毎シーズン欠かさずチェックしていますよ!」
ーーJO1のメンバーとお買い物したりするんですか?
「JO1のメンバーだと(金城)碧海がファッション好きで、一緒に買い物したり情報交換することが多いですね」
ーー自然とワードローブに増えていく定番アイテムってありますか?
「ワードローブではないんですが、靴が好きですね。今はシューズ集めにハマっています」
ーー今、どのくらいの靴を所有しているんですか?
「50足くらいはあると思いますね。この前、メンバーが家に来た時にシューズクローゼットを見て
『めちゃめちゃ靴持ってるね』って言われました(笑)」
ーーそのコレクションの中でもどんな靴が一番多いですか?
「いろいろ持っているんですが、なんだかんだで白スニーカーがダントツで多いですね」
ーー木全さんが考えるシューズの魅力ってどんなところにあると思いますか?
「自分の中では、靴ってすごく所有感があるんですよね。買って履くことはもちろんだけど、部屋に飾っても絵になるし。あとは、欲しかった一足をようやく手に入れた時の『買ったぜ!』って感覚がめっちゃいいんですよね!」
ーーそんな木全さんが最近で一番『買ったぜ!』って思ったシューズはなんですか?
「さっき白スニーカーが多いって言ったばかりなんですが、最近のお気に入りは真っ赤なアディダスの『サンバ』です(笑)。韓国で買ったんですが、伝統舞踊“タルチュム”をモチーフにしたデザインなんです。初めてネットで見た時にはすでにプレ値がついていたんですが、韓国では定価だったので思わず即買いしちゃいました」
■バレンシアガのスニーカーにどハマり中
ーー木全さんがシューズを選ぶときのポイントは?
「今はとにかくデカいこと。ここ最近、気分的にワイドなボトムスを履くことが多いので、それに負けない足元のボリュームがマストなんですよね」
ーーなるほど。その視点で選んだお気に入りのシューズはなんですか?
「バレンシアガのスニーカーですね。とくにここ数シーズンはボリューミーなソールが代名詞のようになっているので、コレクションを必ずチェックしています」
ーーバレンシアガはここ数年でヒット作を連発していますが、持っているのはどのモデルですか?
「一番ヘビロテしているのは『カーゴ』というモデル。ソールが極厚でとにかくぱっと見でインパクトがあるデザインなんです。コレクションで見て一目惚れして、そのときから絶対に買おうって決めていました」
ーーどんなコーディネートの足元に合わせているんですか?
「そうですね、最近だとオークリーの服とか好きで結構着ているんですけど、テイスト的にフィットするのでよく合わせていますね」
ーー今、狙っているシューズはありますか?
「今欲しいシューズもバレンシアガなんですが、『10XL』というフォールコレクションのアイテムを狙っています。ジム用のフットウエアから着想したデザインらしいんですが、『カーゴ』と同様に超がつくボリューム感に惹かれています。こうして振り返ってみると、結構直感を大事に靴選びをしているなって実感しますね。でも、バレンシアガのスニーカーはやっぱり高いですよね(笑)。改めてお仕事頑張らなくちゃって思いました!」
PROFILE
きまた・しょうや/2000年4月5日生まれ。愛知県出身。2019年放送のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』に参加し、グローバルボーイズグループJO1のメンバーに。音楽活動だけでなく、5月10日(金)公開の映画『トラペジウム』で、物語のキーマンとなる工藤真司役で声優として出演。
映画『トラペジウム』(全国公開中)
高校1年生の東ゆうは“絶対にアイドルになる”ために、自らに「4箇条」を課して高校生活を送っている。
1:SNSはやらない、2:彼氏は作らない、3:学校では目立たない、4:東西南北の美少女を仲間にする。
半島地域「城州」の東に位置する城州東高校に通うゆうは、他の3つの方角の高校へと足を運び、かわいい女の子と友達になる計画を進める。
その裏には、「東西南北の美少女を集めてアイドルグループを結成する」という野望があった。
西テクノ工業高等専門学校2年生で、高専ロボコン優勝を目指す“西の星”大河くるみ。
聖南テネリタス女学院2年生で、お蝶夫人に憧れる“南の星“華鳥蘭子。
城州北高校1年生で、ボランティア活動に勤しむ“北の星”亀井美嘉。
ゆうの計画を知り協力する男子高校生・工藤真司のサポートもあり、ゆうは3人の美少女と友達になる。
ロボコン大会や文化祭といった青春のイベントをこなしながら、ゆうは着々と「東西南北」4人の結束を固めていく。
そんな中、観光客のガイドボランティア・伊丹秀一を手伝う女子高校生たちの活動が注目され、ゆうたちにテレビ出演のチャンスが舞い込む。
さらに、番組制作会社のAD・古賀萌香との出会いをきっかけに、ゆうたち4人は徐々に仕事を得て、世の中に知られていく。
そしてついには、「東西南北」のアイドルデビュープロジェクトが始動することになる。
「私が選び抜いたメンバー。私の目に狂いはなかった。私たちが、東西南北が、本当のアイドルになるために。私がみんなを、もっともっと輝かせてみせる。」
しかし、夢への階段を登り続けていく中で、ゆうは〈大きな問題〉に直面することになる――
原作:高山一実(KADOKAWA刊/『ダ・ヴィンチ』連載)
キャスト:結川あさき、羊宮妃那、上田麗奈、相川遥花、木全翔也(JO1)、久保ユリカ、木野日菜、内村光良ほか
衣装はニット3万3000円、ショーツ3万600円(ともにディスカバード)、カルバン・クラインのシャツ3万3000円 (カルバン・クライン カスタマーサービス)、ブランドストーンのシューズ 3万1900円(シードコーポレーション)、ザ ファクトリー メイドのキャップ2万2000円(中央帽子)、ソックスはスタイリスト私物
文/橋本裕一 撮影/榎本洋輔 スタイリング/ホカリキュウ ヘア&メイク/西尾さゆり