2025.03.10
川村壱馬が語るゲームのある日常と待望のニューアルバム
THE RAMPAGEの川村壱馬がゲームについて語りにやってきた! 芸能界きってのゲーマーが語る“ゲームのある日常”はまさに異次元。今、ハマっているソフトから密かに胸に秘めているゲームにまつわる野望まで、とにかく尋常じゃないゲーム愛が感じられること不可避! さらに3月5日(水)にリリースされたニューアルバム『(R)ENEW』についても、制作にまつわるいろんな話を聞くことができたぞ!

■約2年ぶりの待望のニューアルバムをリリース!
ーー3月5日(水)にニューアルバム『(R)ENEW』が発売されました。まず、ジャケットがひと目見てかっこいいと思いました! ご自身として出来栄えはいかがですか?
「今回はフライトキャップをかぶっているのですが、実は私物なんです。」
ーー私物! 撮影で私物を使うのはレアなことですよね?
「そうですね。今回は衣装をひと通り着させていただいた後に『使ってみてもいいですか?』と聞いてみたらOKいただけたのでプラスしました。被り物があるとファッション的にも雰囲気が増して、今回のビジュアルのポイントにもなっていると思います。そういう意味でかっこいいと思っていただけたのはうれしいです」
ーーご自身が積極的にアイデアを出すところに、今作の意気込みが感じられますね。
「そうですね。衣装もそうですけど、今作はやりたいことをメンバーはもちろん、レコード会社の方とも密にコミュニケーションを取らせてもらいました。その甲斐もあって、自分たちの思い描いたことが叶った作品になったと思います」
ーーリリースは約2年ぶりですが、内容が豪華でファンは待った甲斐があるんじゃないでしょうか?
「まず新曲を7曲入れられたというのは大きいと思います。ファンの皆さんにせっかく買ってもらうなら、新曲をいっぱい詰め込んだアルバムにしたいというのはこだわっていた部分です。今自分たちが表現したいことが一番ダイレクトに感じてもらえると思うので」
ーー川村さんがお考えになる今作の注目ポイントは?
「そうですね、まずは新曲7曲を聴いてほしいですね。あとは『蜘蛛の糸』という曲は、『本当にヤバい曲ができたな』というくらいカッコいい曲ができたと思っています」
ーーDRUM TAOさんとのコラボ曲でツアーのテーマ曲ですね。
「はい、DRUM TAOさんとは今回で2度目のコラボです。和テイストと自分たちのかなり強いサウンドをミックスしたり、僕も新しいアプローチでラップをさせてもらったり、“ゴリゴリなTHE RAMPAGE”も表現することができたと思っています」
■このアルバムが自分たちを(R)ENEWしてくれた
ーー今作は特に新曲のジャンルが幅広いですよね。
「そうですね。例えば『BE WIZ U』という曲だったら、優しくて明るい聞きやすい曲調なんですが、80年代にアメリカで誕生したNEW JACK SWINGのビートだったりして、THE RAMPAGEのヒップホップテイストという軸をベースに、幅広いジャンルの表現にもチャレンジしているので、そういうところに注目してほしいです」
ーーまさにタイトルの『(R)ENEW』ですね。
「本当にそうだと思います。今回のアルバムを作るプロセスもそうだし、時には自分たちの在り方やこれから向かうべき方向性なども含めて本当にたくさん話し合ったので、まさにTHE RAMPAGEというグループを“(R)ENEW”してくれた作品になったと思っています」
ーーそして2025年のライブツアー『"PRIMAL SPIDER"』が始まりました! これからの意気込みをファンの皆さんにお願いします。
「アルバムの新曲7曲が色々なところに散りばめられていて、まさにこのアルバムを引っ提げてといってもいいくらいだと思います。曲も演出も新しい試みがたくさんあって本当にすごいショーになっています。『(R)ENEW』をいっぱい聴き込んで、ぜひライブに足を運んでもらえたらと思います!」
■これ以上の趣味はないってくらいゲームは日常そのもの!
ーーやっぱり川村さんといえばゲームですよね?
「そうですね。もうゲームはこれ以上の趣味はないってくらい日常そのものになってますね」
ーーそもそもゲームにハマるきっかけはなんだったんですか?
「きっかけは覚えていないんですが、自分の記憶の中では、すでに2~3歳でゲームをやってるんです。」
ーー2~3歳ですか?! ちなみに記憶にある一番最初に遊んだソフトは?
「スーパーファミコンの『ドンキーコング』ですね。そういえば、最近出た最新作の「ドンキーコング リターンズ HD」をちょうど昨日やってたんです。すごいタイミング(笑)」
ーーそれ以降のゲーム遍歴を教えてもらってもいいですか?
「それから任天堂の64を買ってもらって、ゲームキューブ……、あ、そうそう、その前にゲームボーイ アドバンスも持っていて、『ポケットモンスター ルビー』をやってましたね。ちなみに母は『ポケットモンスター サファイア』をやっていました」
ーーお母さんもポケモンをやっているのであれば、割とゲームをやること自体には理解があったんですね。
「そうかもしれませんね。でも、ゲームキューブが発売された時はどうしても欲しくて、親にめちゃくちゃプレゼンして買ってもらいました(笑)。その後は、プレステ4、5も買いましたし、Nintendo Switchも持っています」
ーーほぼ網羅していますね! では今気になるのはやっぱりNintendo Switch 2ですか?
「そうなんですよ! Nintendo Switch 2をどうするかは今ものすごい考えてます。でも専用ソフトが発売されるという噂もあるので、やっぱり買うんだろうなと思います(笑)」
ーーゲームソフトってトータルでどのくらい持っているんですか?
「自宅には200以上はあると思います」
ーーそんなにあるんですか! ちなみに今ハマっているソフトってなんですか?
「今は、PCとかスマホゲームの「原神」にハマっていて、その傍らSwitchで「ドンキーコング リターンズ HD」を触ってPS5では「真・三國無双 オリジンズ」を触ろうかなと思ってて。あとPCで「パス オブ エグザイル」もやらなあかんし……って感じです(笑)」
ーー本業ばりに忙しいですね(笑)
「最初にも言いましたけど、ゲームは本当に日常そのものなんですよね(笑)」
■今後はゲーム業界を盛り上げることにも尽力したい!
ーー川村さんはeスポーツの大会でも優勝なさってますよね!
「はい! 「エーペックスレジェンズ」「コール オブ デューティ」などのFPSといわれているジャンルのゲームもやっていて、「エーペックスレジェンズ」をプレーするeスポーツの大会にチームLDHとして出場して、優勝したことがあります」
ーーそうやってゲームを突き詰めた結果、最近では、趣味の域を超えてゲーム関連のお仕事もなさってますよね!
「そうですね。ゲームの配信をしたり番組を持たせてもらったりしています。嬉しいことに大好きなゲームが仕事に繋がることが増えてきました」
ーー一緒にゲーム番組をしているラークさんは、学生時代の同級生なんですよね?
「そうなんです。もともと「コール オブ デューティ」のゲーム実況を配信していて、好きな配信者の一人として観ていたんです。そのうち「なんか声が似てるんだよな~」と思って、過去の動画を遡っていったら顔出ししている動画があって、「やっぱりお前かいっ!!!」って(笑)」
ーーすごいですね! それで今や一緒に番組をやっているんですよね。
「そうですね。すぐに連絡して「何か一緒にやろうぜ!」って始まって、ものすごいスピード感で番組になっていきました。1月に初めてお客さんをお招きしてオフイベントも開催しました」
ーー今後、お仕事として挑戦してみたいことはありますか?
「これからも番組を軸にファンの方と楽しめるイベントは続けていきたいです。あと、ゲームが好きでお仕事もさせていただいていると、やっぱり『ゲーム業界を盛り上げるようなことがしたい』って気持ちが湧いてくるんですよね。例えばeスポーツチームを作るとか大会を主催するとか、そういう将来的なイメージを持っています。年齢を重ねて、関わり方に変化はあるかもしれませんが、ゲームとはずっと付き合っていけたらなと思っています 」
PROFILE
かわむら・かずま/1997年1月7日生まれ。大阪府出身。2014年9月にTHE RAMPAGEのメンバーに加入。3月5日(水)に2年ぶり6枚目となるニューアルバム『(R)ENEW』をリリース。 また、全国ツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2025"PRIMAL SPIDER"」も開催中。
ニューアルバム『(R)ENEW』好評発売中!
2年ぶり6枚目となるオリジナルアルバム『(R)ENEW』
2枚組CDとなるDISC-1は、THE RAMPAGE LIVE TOUR 2025 “PRIMAL SPIDER”と完全連動。二度目となるDRUM TAOとのコラボ曲で2025ツアーテーマとなる「蜘蛛の糸」、アルバムリード曲でのパーティーチューン「BURN」、吉野北人主演映画『遺書、公開。』の主題歌「Drown Out The Noise」など全7曲の新曲を収録!
DISC-2には、2023年ツアーテーマ曲「16BOOSTERZ」、2024年ツアーテーマ曲「CyberHelix」、各種ランキングで週間1位を獲得した「Summer Riot ~熱帯夜~ / Everest」や「24karats GOLD GENESIS」のシングル曲を全曲収録!
MV盤には「蜘蛛の糸」、「BURN」のMUSIC VIDEOとMVメイキングを新たに制作して収録。ドキュメント盤には10年後や20年後、16人の活動を語る上で間違いなく大きなターニングポイントとなった『THE RAMPAGE LIMITED LIVE 2024 *p(R)ojectR® at TOKYO DOME』を軸に2、つのLIVEを追ったドキュメント映像を収録。『(R)ENEW』のアルバムテーマ通り、メンバーそれぞれが(R)の文字を背負った2024年東京ドーム公演を経て16人の“更新”を表現した1枚。
そして、昨年9月に開催された東京ドーム公演を収録した映像商品『THE RAMPAGE LIMITED LIVE 2024*p(R)ojectR® at TOKYO DOME』を3月5日(水)に同時リリース。さらに、3月からは全国ツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2025"PRIMAL SPIDER"」も開催。
衣装クレジットはガラアーベントのジャケット8万2500円、パンツ4万4000円(ともにサーディヴィジョンPR)、ラッド ミュージシャンのシャツ3万6300円(ラッド ミュージシャン新宿)、その他スタイリスト私物
サーディヴィジョンPR
TEL:03-6427-9087
ラッド ミュージシャン新宿
TEL:03-3470-6760
文/橋本裕一 撮影/榎本洋輔 スタイリング/吉田ケイスケ ヘア&メイク/oya