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2019.02.12

キャンプできる男を演出するなら、ここはダッチオーブンで！

キャンプの醍醐味といえば焚き火を囲んで食べる料理！　さまざまな調理方法があるけれど、簡単かつおいし〜いご飯を食べたければダッチオーブンを取り入れるべきだ。煮る、焼く、蒸す、揚げるなどなんでも使えて、かつ失敗も少ない魔法の調理具。ここは1台手に入れて、その魔法をじっくり堪能していただきたい！

別名「魔法の調理器具」。それがダッチオーブンだ！
さまざまな料理の工程に使え、なおかつ失敗が少ないのがその名称たる由縁。さらなる魔法は、具材をダッチオーブンに入れて焚き火にかけておくだけで、時間がくれば調理が完成しているから驚きだ。途中でかき混ぜるとかもしないから、具材をデザイン的にキレイに並べて入れれば、仕上がりの美しさに反映できる。メインディッシュはもちろん、パンやデザートまでこれ1つで作れてしまうのだから、将来的にはサイズ違いでいくつかそろえたいところ。また種類によって勝手が違うのも特徴のひとつ。今回はそんなダッチオーブンについて学んでいこう。

ダッチオーブンは大きく分けて「鋳鉄製」と「ステンレス製」の２種類！
 

 
ダッチオーブンはその素材によってメリット、デメリットがある。鋳鉄製はその味がなんといっても醍醐味。使うほどに味が出てきてまさに男の料理道具という面構えに。ただ、鋳鉄製は使うたびにシーズニングが必要。シーズニングとは簡単に言えばお手入れ。新品でクリアラッカーが塗ってあるようなら焼き切り、クズ野菜などを炒めて馴染ませる。使い終わった後も洗うだけでなく、オリーブオイルなど食用油を塗っておく必要があるのだ。一方、ステンレス製はシーズニングの必要もなく、手間がかからないのが大きなメリット。食材を残して翌朝まで保存しても問題ないのがうれしい(鋳鉄製のものは錆が出てきてしまうので食材の保存は難しい)。しかし、その分、鋳鉄製のものよりも値が張ってしまうのが悩みどころ……。さぁ、キミはどっちを選ぶ？

 

 

サイズを選ぶ基準は？
どちらの素材のダッチオーブンを選ぶか決まったところで次の問題。そう、サイズだ。素材に厚みがあるのでサイズ感をつかみにくいが、10インチもので内径は18〜20cmくらい。豪快な丸鶏ローストとかを作るには内径25〜30cmくらいの12インチサイズが必要となってくる。

火力の調整はこうやってやる！
 

 
火力調整は炭火の量でおこなうが、焚き火で下から炙るだけでなく、フタの上にも炭火を置く。ダッチ鍋全体を火で満べんなく包み込むことでオーブン効果が高まり、時短調理となる。その際、炭火を多く載せれば火力は強くなり、少なくすれば当然火力は弱くなる。

 

 

ダッチオーブンを使うならこんなギアが欠かせない！
ダッチオーブンは男メシの主役級ギアだが、名脇役がいてこそ、その存在は輝きを放つ。っていうかスマートに演出したいなら、カッコいい脇役的道具もそろえておこうって話。「いつの間にか、ギア増えてるよね」なんて言わせない、絶対必需品なアイテムたちはこちら！

１／グローブ＆トング

ダッチ鍋を扱わなくとも焚き火をするなら絶対に欲しいのがこのコンビ。火傷を防ぐため、安全という観点から見ても必須だ。グリップスワニーのグローブ 8500円（スワニー販売）、ユニフレームのトング 1500円（ユニフレーム）

２／リフター

ダッチのフタは重い。しかも上に火をくべることもあるので高温になる。それを軽々と安全に開閉し、調理加減をチェックできる器具がこのリフターだ。ユニフレームのリフター3300円（ユニフレーム）

３／トライポッド
 

 
吊り下げて調理する男メシを気取るのにふさわしいギア。焚き火の調整でなく、チェーンの長さで火加減をコントロールできる。キャプテンスタッグのトライポッド5200円（パール金属）

男メシの完成度を何倍にも上げてくれるダッチオーブン。一見、難しそうに思えてじつはとても使い方が簡単なアイテム。できる男を演出できるだけにぜひ取り入れたい！　もちろん、キャンプシーンだけではなく家でも使えるのでご安心を！