2020.11.30 PR
〈ロンジン〉現代的意匠と伝統、エレガンスを貫く名門ブランド先駆者たちの精神が宿るパイロットウオッチの新たなる旅立ち。
時代はいつも、冒険心にあふれたパイオニアたちによって切り拓かれてきた。新コレクション「ロンジン スピリット」では、偉大なるパイロット、冒険家たちへの最大級の敬意を表現。〈ロンジン〉が生み出してきたパイロットウオッチの意匠を、ここに凝縮する。
Matte Black Dial
不可能に取り組め。 たとえほぼ全員が自分の提案に対して 夢物語だと笑ったとしても。 ──パイロット&企業家 ハワード・ヒューズ 飛行機と映画製作に情熱を注いでいたアメリカ人飛行家兼企業家。1938年には、3日間と19時間14分という、当時の世界最速となる世界一周飛行記録を実現した。破天荒な彼の人生は多くの伝説を生み、レオナルド・ディカプリオが彼の半生を演じた映画『アビエイター』はアカデミー賞を受賞するなど、現在でも語り草となっている。 |
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飛行時には、恒星時を計測する機内機器としてロンジンのシデログラフを愛用。野心的な航行をサポートした。 |
[ブルーサンレイダイアル]
Blue Sunray Dial
気品と冒険心にあふれたサンレイ仕上げのブルー文字盤
飛行士たちが何度も見たであろう、夜明け前の薄明かりを思わせるブルーカラーを採用。光を反射するサンレイ仕上げを施すことで、エレガントな印象を増している。ヘアラインとポリッシュを組み合わせたケースの仕上がりも美しい。ケース径40㎜、10気圧防水、自動巻き、SSケース&ブレス[L3.810.4.93.6]24万8000円
空への誘惑は、 美への誘惑と同じことなのよ。 ──飛行士 アメリア・イアハート 1932年、リンドバーグに続き女性で初めて大西洋の単独横断飛行に成功。知的でチャーミングな性格は多くのアメリカ国民を虜にし、女性の地位向上のための活動でも話題を呼んだ。1937年、赤道上世界一周の冒険の途中で消息を絶ってしまうが、偉業を賛える声は止まず、現在もアメリカの国民的ヒロインに位置づけられている。 |
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イアハートはロンジンのシングルボタンクロノグラフを愛用。2度の大西洋横断飛行の際にも身につけていた。 |
[シルバーダイアル]
Silver Dial
梨地のシルバー文字盤がビンテージ感を醸成する
微細な凹凸がある梨地仕上げのシルバーカラーの文字盤を採用したモデル。シンプルに見せつつも、質感のある文字盤デザインがビンテージパイロットウオッチとしての風合いを高めている。ライトブラウンのベルトの色合いも魅力的だ。ケース径40㎜、10気圧防水、自動巻き、SSケース、レザーベルト[L3.810.4.73.2]24万8000円
挑戦せずに、成功はありえない。 ──探検家 ポール=エミール・ヴィクトール フランス極地探検隊の創設者で、1936年、2カ月にわたりグリーンランドへ探検に赴いたことで有名。-40℃の過酷極まる天候条件下でも彼が所有していたロンジンのクロノメーターは問題なく動作し続け、隊の現在位置の計測に役立てられた。「これらの時計は、この探検の成否を分けたのだ」と後述している。 |
[クロノグラフ]
CHRONOGRAPH
スポーティさを増したクロノグラフも展開
スピリットシリーズの精悍さはそのままに、横目の3カウンタークロノグラフに仕上げたモデル。クロノ針やインダイヤルに赤色のアクセントカラーが使われ、よりスポーティな印象。シルバー文字盤、ブルー文字盤も展開されている。ケース径42㎜、10気圧防水、自動巻き、SSケース&ブレス[L3.820.4.73.6]36万8000円
私の場合、道はひとつだけ。 6歳のときから空を飛ぶって決めていたわ。 ──飛行士 エリノア・スミス 史上最年少となる、わずか16歳で免許を獲得したニューヨーク生まれの飛行士。1931年には、ロンジンの腕時計とともに当時の最高高度記録となる3万2576フィート(約9929m)を達成。その他にも単独飛行時間や最高速度など数多くの記録を樹立し、飛行士界のスターに。限界など知らないかのように、空の世界へと常に挑み続けた。 |
あらゆるジャンルにおいて〝パイオニア〞と呼ばれる一握りの傑物が時代を切り拓いてきた。空の世界も同様で、世界一周の世界最速飛行記録を実現したハワード・ヒューズや、女性で初めて大西洋単独横断飛行に成功したアメリア・イアハートらの活躍は航空産業を発展させるとともに、人々に希望をもたらす存在となる。そんな彼・彼女らの多くが、冒険の成功のために〈ロンジン〉の時計や航空計器を選んでいたことは歴史的事実として知られている。優れた計時能力と信頼性によって、彼らの偉業をサポートした。
そして今季、〈ロンジン〉はそうした先駆者や冒険家たちからインスピレーションを得た新コレクション「ロンジン スピリット」を発表。失敗や批判にもくじけず、勇気と品格を持って挑戦し続けてきたパイオニアたちの精神を表現した。あらゆるディテールに、これまで手がけてきたパイロットウオッチの真髄を凝縮。全モデルがCOSCクロノメーター認定を受けた高精度ムーブメントで、180年以上の歴史を誇るスイス時計ブランドとしての矜持が詰まっている。
〈ロンジン〉の魂が宿ったこの時計を身につけて、偉大なるパイオニアたちのように心を羽ばたかせたい。
世界の空を切り拓いたロンジンの数々の技術 |
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1888年に開発された、ロンジン初のクロノメーター。もともとは鉄道会社向けに製作されたが探検家にも重宝され、J・E・ベルニエが極地圏をめぐってカナダ領有権を宣言した際にもその航行をサポートした。 | |
1928年に初飛行を遂げた当時世界最大の巨大飛行船、通称グラフ・ツェッペリンは、キャリバー24.41搭載のロンジンの機器を採用。現在時刻や航続距離を測るための重要な計器として活用していた。 | |
24時間目盛りで8日のパワーリザーブを備えた恒星時を示すロンジンコックピットクロック。1930年、モーリス・ベロントとデュドネ・コストが達成したパリ-NYの大西洋無着陸逆横断飛行にも使われた。 | |
1931年製のロンジン リンドバーグウオッチ。1927年には大西洋単独無着陸飛行を、1931年には北太平洋横断飛行にも成功したチャールズ・リンドバーグは、正確性に優れたロンジンの航空機器を信頼していた。 |
●ロンジン
TEL:03-6254-7350
URL:www.longines.com
文/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) スタイリング/与那嶺龍士