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BEAUTY- ビューティ -

2020.05.31

男のアンダーヘアは処理すべき?プロに聞く実態とオススメ処理方法まとめ

年々高まっていくメンズ美容事情。とくに肌の露出も増え、「ニオイ」や「ムレ」などの汗トラブルも気になるこれからの時期は、自分の”毛”が気になる機会も増えていくのでは?とはいえ、いざムダ毛処理にとりかかろうとしても、正解や指標がわからないとどう進めるべきかも悩んでしまう。そもそも男でムダ毛処理は必要なのか?まわりはどうしてる……? 今回は意外と見落としがち、かつまわりに聞きづらいアンダーヘアに焦点を当て、処理の必要性や正解を探ってみた。

■アンダーヘア処理、「わからないからしていない」派が多い実態
・「男子もムダ毛処理」が令和のスタンダード
・見える毛は処理するのに、アンダーヘアは放置という人も
■男子のアンダーヘア処理人口、じつは意外と多いんです
・美意識の向上とともに男性の脱毛希望者は明らかな増加傾向に
・アンダーヘアへの意識も高まっている
■アンダーヘアを処理するメリットは?
・デリケートゾーンを清潔に保てる
・見た目の清潔感アップ
・日常生活の利便性アップ
■「無毛」にする?「自然な長さ・濃さ」に整える?
・若年層は無毛派多し。自然に整える派は「人目が気になる」のが大きな理由
■アンダーヘア処理の方法と、メリット・デメリット
・セルフケアの場合
・プロに任せる場合

 

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アンダーヘア処理、「わからないからしていない」派が多い実態

・「男子もムダ毛処理」が令和のスタンダード

ヒゲや眉毛など、顔まわりのムダ毛ケアが当たり前であるように、最近はスネ毛や腕毛、胸毛など顔以外の全身についても「身だしなみ」の一環としてセルフやエステサロン、クリニックで処理する男性が増加傾向にある。

腕毛やスネ毛に関しては、服を着ていてもまわりと比べて自分の毛がどれぐらい濃いかがわかりやすく、かつ思い立ったときにすぐカミソリやハサミで自己処理しやすい部分。
言い換えれば、“人の平均がどれぐらいか、どの程度整えればいいか”の指標がある程度自分でもわかるということ。ただでさえ慣れない「ムダ毛処理」という行為をするにあたって、目指すべきゴールが具体的に見えているだけで、実践のハードルはかなり下がるはず。

実際にFINEBOYSが男子大学生に取材したところ、「夏場はショーツをはくからスネ毛が目立たないように剃っている」「女子がよく“毛が濃いとクサそう”って言うからトリマーで全体的に短くしてます」など、見た目の観点から処理しているという声が目立った。中には「汗で肌にはりつくのが嫌だ」や「スポーツをしていて、毛があるとテーピングがしづらい」など、生活する上でのストレスを軽減する意味でムダ毛処理に踏み切る人も。

どちらにせよ、「ムダ毛処理=女子のするもの」「体毛がしっかり生えている=男らしい」という先入観はもはや古いと言えそうだ。

■女子目線で考える「男のムダ毛処理」についての記事はコチラ!
■体毛が濃い原因と主なムダ毛処理の方法まとめの記事はコチラ!

・見える毛は処理するのに、アンダーヘアは放置という人も

一方で、今回の取材では下着に隠れて見えないアンダーヘアについては何もしていないという意見も多数。理由を聞くと

・「他の人がどうしてるかわからないから、自分だけキレイに整えて”やりすぎで気持ち悪い”って思われるのが怖い」
・「”整える”って言っても何をどこまでどうすればいいかわからない」
・「脚は剃ってるからアンダーヘアも少しは整えたほうがいいかも、とは思っているけど、失敗したら怖いから何となく手を出せていない」

というように、”世間の標準がよくわからないから、どうしたらいいか迷っている”という人がかなり多かった。

ちなみに、同じく服で隠れることの多い“胸毛”については「ツルツルに処理している」派が多数という結果に。
こちらはアスリートやタレントなど、テレビで「肉体美」として目にする男性の大多数に胸毛がなく、一方で芸人などが胸毛を「キモイ」等“外見イジり”の要素として扱っているケースもあることから「胸毛が生えている=毛深い人」というマイナスイメージを他人と何となく共有しているから、というのが大きな理由かもしれない。

 

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男子のアンダーヘア処理人口、じつは意外と多いんです

今回、男子のアンダーヘア事情の実態を探るため、メンズ専門の医療脱毛専門院『メンズリゼ』(全国で23院展開)に取材を敢行。総院長の赤塚医師に近年の“男のムダ毛”事情について話を聞いた。

メンズリゼ 総院長 赤塚正洋医師

・美意識の向上とともに男性の脱毛希望者は明らかな増加傾向に

――昨今、百貨店やドラッグストア等のメンズ化粧品売り場が拡大されるなど、男性のスキンケアが一般化しており、男性美容の市場規模が右肩上がりで成長していることは明らかですし、『メンズリゼ』の場合、ここ5年で男性の来院数は約21倍に増加しており、現在も増え続けています。また当院が20代~40代男性に行ったアンケート調査では、じつに約7割が何らかのアンダーヘアケアをしているという結果も出ています。

実際にカウンセリングで男性とお話ししていると“美を追求したい””男性だって身だしなみに気を遣い、いつまでも若々しくありたい””生活の利便性の追求”など、理由は様々ですが「毛をなくしたい(薄くしたい)」と考える方が増えています。数年前は”コンプレックスを解消したい”というニーズが大半だったのに対し、男性の美意識が少しづつ変化し、脱毛含む「美容」への垣根が低くなってきていると感じます。

・アンダーヘアへの意識も高まっている

――当院の場合、ニーズがある順ですと1番が「ヒゲ」、その次が「全身」、次いで3番目が「デリケートゾーン(ビキニライン・男性器・肛門周囲)」のいわゆるアンダーヘアです。ここ数年で脱毛関連のサロンやクリニック数は格段に増え、インターネットなどで脱毛に関する情報を得る機会が多くなったこと、また多くの芸能人がアンダーヘアの処理・脱毛をしていることをメディアやSNSでオープンにしていることなどからアンダーヘア処理のメリットに触れる機会が増え、今まで処理をしたことのなかった方も”アンダーヘア処理”を意識するようになってきていることが脱毛希望者の増加にもつながっていると思います。

 

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アンダーヘアを処理するメリットは?

男性のアンダーヘア処理への意識は年々高くなってきている、ということが判明。続いて「なぜアンダーヘアを処理する必要があるのか」について、赤塚医師に解説してもらった。

・デリケートゾーンを清潔に保てる

――デリケートゾーンはつねに下着を身に着けているため通気性が悪く、もともと雑菌が繁殖しやすい部分。アンダーヘアの処理をせずに長い毛が密集していると雑菌の温床となってしまいます。雑菌が繁殖するとムレ・かゆみが起こったり、イヤなニオイの原因にもなるので、ムダ毛の処理を行うことでデリケートゾーンを清潔に保ち、ムレ・かゆみやニオイが改善できます。

また肛門周囲にも毛が生えているので、そこを処理することで「排泄時のふき取りが楽になり、肛門周囲も清潔な状態を保てている」という方も多くいらっしゃいます。

・見た目の清潔感アップ

――毛量・密度を減らしたり、形を整えるなどの手入れをすることで、スッキリとした見た目になり清潔感ある印象になります。また、毛を短く整えることで、アンダーウエアや水着から毛がはみ出てしまうことを防止でき、ムダ毛を気にせずおしゃれを楽しむことができます。

・日常生活の利便性アップ

――実際にアンダーヘアの脱毛経験者に話を聞くと、生活する上での男性ならではの悩みが軽減されたという声もあります。たとえば「パンツのチャックへの巻き込みが解消された」「脱毛をしたことで陰毛がベッドや床に落ちなくなり、掃除がかなり楽になった」などという点をメリットに挙げられる方が多いです。

 

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「無毛」にする?「自然な長さ・濃さ」に整える?

衛生面・見た目ともに、アンダーヘアは処理すべきというのが赤塚医師の見解。もともと体質的に毛の濃い傾向にある欧米では男女ともにアンダーヘア処理が広く定着しており、完全にツルツルの無毛状態にしている人も少なくないが、日本ではどうなのだろうか。再び赤塚医師に話を聞いた。

・若年層は無毛派多し。自然に整える派は「人目が気になる」のが大きな理由

――『メンズリゼ』新宿院に限った場合、無毛とデザイン(毛を薄くして形を整える)脱毛の割合についてはほぼ半々くらいだと感じます。世代によっても傾向が違うのですが、若年層世代は前述したように芸能人でも無毛をオープンにしていたり、美に対してのハードルが低いことなども影響して「もうアンダーヘアは一切いらない!」と無毛を希望される方も多いです。一方でシニア層世代では、温泉などの公共施設利用の際に人目が気になることや、白い毛だけが目立つことなどを気にされてデザインを選択される方が比較的多いようです。

 

とのこと。
どちらが良い、悪いではないので、自分の生活スタイルや美意識にあった形で、自分なりのアンダーヘアの処理を考えるという必要がありそうだ。

 

 

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アンダーヘア処理の方法と、メリット・デメリット

デリケートゾーンまわりの肌は全身の中でもとくに繊細。他のムダ毛と同じ感覚で処理すると、肌を傷つけてしまうなど思わぬトラブルの原因になることも。ここでは自己処理する場合とプロに任せる(脱毛クリニックやサロンに行く)場合の2パターンに分け、それぞれの主なメリットとデメリットを考える。

・自己処理する場合

【メリット】安価でとにかく手軽!

・思い立ったらすぐ実行できる
・長さや形を自分の感覚で微調整できる
・安価でできる

【デメリット】安価な分、手間と時間が必要

・こまめな手入れが必要
・長さをそろえたり、形を整えるのにやや技術が必要
・カミソリ負けやチクチク感など、肌トラブルが起こりがち

セルフケアの場合は手軽さが魅力である一方、何かと面倒な点も。

まずメリットについては、何といっても特殊な器具や高額な投資をしなくてもすぐに取り掛かれることがある。手持ちのカミソリやハサミ、ボディトリマーで好きな長さや形に整えればそれだけで処理が完了する。

一方で、デリケートゾーンまわりは粘膜や皮膚の薄い場所が多いだけに、刃を直接肌に当てて毛を剃るカミソリでは、肌が傷付きカミソリ負けを起こす可能性も。さらに、剃った毛の断面が鋭角になるため、再び生え始める際のチクチクとした痛みやかゆみにも注意。ハサミなどを使用して長さを整えるだけの場合は、全体の長さのバランスをみながらキレイにそろえるのに若干のコツが必要となる。

【セルフで処理する場合のオススメグッズ】

Panasonic/ボディトリマーER-GK81※7月1日発売

固定刃の先端が尖っていないワイド&ラウンド形状の「トリマー刃」。肌に食い込まず、優しい肌あたりを実現。また、V・I・Oゾーンを始め、剃りたい部位によって持ち方を変えられる使いやすいデザインで、全身を優しく”なで剃り”することが可能に。アタッチメント付きなので、デリケートな部分も安全に、優しく自然な仕上がりに剃ることができる。ダイヤル式長さそろえアタッチメントを使用すれば3㎜~12㎜まで1㎜刻みでの長さ調整ができ、肌に沿って滑らせるだけで、初心者でも毛の長さを均一に処理することができる。その他、急速充電や防水設計などうれしい機能が満載。オープン価格(パナソニック理美容・健康商品ご相談窓口)

・脱毛に行く場合

【メリット】手間とチクチク感から解放される!

・セルフケアと比べ、効果が確実
・医療脱毛の場合、施術後に肌トラブルが発生しても医師による適切な処置(診断・治療)が受けられる
・面倒なセルフケアから解放される

【デメリット】数万~数十万円の費用が必要

・セルフケアと比べて費用がかかる
・人によっては脱毛時に痛みを感じる場合も

今回取材した『メンズリゼ』では、来院理由として「日頃からセルフでアンダーヘアのケアを行っていたが、自己処理が面倒で限界を感じた」という意見が相当数あるとのこと。クリニック(エステ)で行われる脱毛は一般的に、レーザー(光)で毛根にダメージを与えることで毛の生えてくる力を弱くするというもの。1度の施術で完全に毛を生えてこなくすることはできない(“成長期”の毛のみレーザーと光に反応して効果が出るため)が、毛が伸びてくる都度自分で剃ったり切ったりするよりは格段に手間が省ける。

またクリニックで行う医療脱毛の場合、医師または医師の監督・指示のもと、有資格者(看護師)が処置を行うため、万が一肌トラブルが発生しても、医師による適切な診断・処置が受けられるため、安心して施術が受けられるというメリットもある。

一方デメリットとして第一に挙げられるのが費用の問題。脱毛回数や部位にもよるが、大体満足できる仕上がりになるまで、エステサロンでは数千円~数万円、クリニックでは数万円~数十万円の費用が必要になる場合も。ただ、近年では脱毛関連のサロンやクリニック数が格段に増えたことで価格競争が起こり、数年前と比較すると手ごろな価格で施術が受けられるようになってきている。

クリニック(医療機関)での医療脱毛とエステ脱毛との違い

「医療脱毛」で使用されるのは厚生労働省から認可を受けた医療用レーザー脱毛器であり、レーザーによって毛根組織を破壊することで生えてくる毛を確実に減らすもの。毛根組織を破壊することは医療行為にあたるため、上記の方法は医療機関のみで許されている。

エステサロンでの「エステ脱毛」は「光によって毛根にダメージを与える」という行為自体は変わらないものの、使用する機器(光脱毛器)の出力(光の強さ)が制限されるため、「医療脱毛」と比べて効果が出るまでに時間がかかったり、一時的に毛が生えてこなくなっても、時間が経つにつれ元の状態にもどってしまう場合もある。

簡単にまとめると、医療脱毛はやや高価だが長い目で見ると確実に脱毛効果が期待でき、エステ脱毛は一回の費用は安価だが、確実な効果を求めるには施術回数が増えてしまうなど、結果的に高額になってしまう場合がある、ということになる。

【今回取材したクリニックはコチラ】

男性専門の医療脱毛専門院『メンズリゼ』


全国で23院展開する医療脱毛専門院。「男性専用」と謳っているだけありメンズ脱毛に関する豊富な知識と経験を有するスタッフが対応してくれ、契約前の無料カウンセリングなど充実のサポートを誇る。近年では様々な大学のミスターコンに協賛するなど、大学生をはじめ、若い世代が気軽に利用しやすいクリニックとしても支持されている。

INFORMATION

パナソニック理美容・健康商品ご相談窓口
0120-878-697

メンズリゼ新宿
東京都新宿区歌舞伎町1-2-1ナインティ新宿ビル7階
0120-562-535
mens-rize.com

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