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2021.05.28

超特急FASHION DICTIONARY vol.60超特急リョウガ・タクヤ・タカシmeets TECHNIQUE

ぽかぽか陽気が気持ちいい5月は、気になっていたお店に行ったり、夏服を買いに出かけたり……。とにかくおしゃれして外に出たいぃぃ！！　でもその前にFINEBOYS Online連載『超特急FASHION DICTIONARY』で、今やりたいファッションのアレコレを勉強しよう！　今月は「着こなしのテクニック」。『FINEBOYS』でもよく見かけるあの"ワード"も解説している！　60回目に登場するのはリョウガ、タクヤ、タカシだ。

BULLET TRAIN No.3 RYOGA

ACCENT COLOR COODINATE

【Accent Color ／差し色】
『FINEBOYS』でも頻出ワードとしてあがってくるのがこの「差し色」だ。簡単に言うと、全身を落ち着いた色みでまとめて、そこにアクセントとなる鮮やかなアイテムを1点入れること。リョウガのコーデを見てみよう。まず全身を黒の服でまとめてシューズだけを紫にする。つまり"紫が差し色になっている"といえる。ここでポイントとなるのは、黒をベースに紫を1点投入していること。この反対で紫をベースに黒を1点投入しても「差し色」にはならないので要注意。「差し色」のテクニックがあるだけで、明るい印象がプラスされ、着こなしの地味感を防ぐ作用も。今なら、赤やネオンカラーの「差し色」もオススメだ。

■RYOGA Coordinate
このコーディネート、リョウガのカッコイイ黒コーデも見られるし、なんなら「差し色」はリョウガカラーだし最強やんッ！　しかもリョウガ、前回ユーキでお勉強した「ワンカラーコーデ」のテクニックもしっかり実践済みだし～！　大人のリョウガには黒と紫がお似合いです、はい。

 
■RYOGA Interview
──差し色コーデをするなら何色をアクセントにしたい？
「自分のイメージカラーの紫色ですね。実際にすることも多いんです。やっぱりイメージカラーなので、必然的にファッションアイテムも紫のものをたくさん持っていて。コーディネートを組んだあとに鏡を見て“全身真っ黒じゃん！”ってなったときは、靴下に派手な色をぶち込んでポイントにします。黒のワントーン以外にも、モノトーンやグレーとか、暗色のスタイリングには足元に色をプラスすると簡単にメリハリがつけられますよね」

──他のメンバーがトライした着こなしテクで自分もよく取り入れているものは？
「テイストMIXとか外しテクは狙ってじゃなくて、無意識にやっています（笑）。シャツを着ているのにボトムはジャージとか、上下かっちりなのに靴はスニーカーとか。“外してみました”じゃなくて“外しちゃった！”って感じです（笑）。タックイン以外は全部取り入れていますね」

──スリムな体型だから、ウエストマークするタックインも似合いそうだけど…！
「そうですか？　あんまり自分のイメージじゃない気がするけど、今度挑戦してみようかな」

 

BULLET TRAIN No.4 TAKUYA

TUCK IN

【Tuck In／タックイン】
「タックイン」とは、英語では押し込むという意味。つまり、トップスに着用したシャツやカットソー、ニットなどの裾をパンツやスカートの中に入れるコーディネートのこと。「タックイン」をすることで、"カッチリ" "大人っぽく" "上品"という見た目が作れることからも、スーツ=ビジネスシーンにおいては当たり前に取り入れられている。とくに近年、ワイドパンツが増えてきたこともあり、普段着=カジュアルシーンでも多用されるようになった。じつは低身長の人が「タックイン」をすることで、脚長に見えるというスタイルアップ効果もあるのでぜひ試してみよう！

■TAKUYA Coordinate
ほらタクヤってさー基本おしゃれじゃん？ だから流行りのファッションテクニックも流行りの服も、なんなら流行る前から私服に自然に取り入れてるイメージがあるんだよねぇ。だから「タックイン」もタクヤにとってはさして難しいことはないんだろうなぁなんて。あーあ、生まれ変わったらタクヤになりたいなぁ。

 
■TAKUYA Interview
──タックインを上手に取り入れる方法を教えて！
「合わせるものによって入れる、入れないを判断するといいと思います。動いていて裾が出ちゃうとストレスになるので、丈が長めのものを選んだり、生地もシワになりにくいもののほうがスマートに着られそうです。そのへんのバランスを気にしたいですね。あとは、教科書みたいに小技を取り入れるって意識ではなくて、考えすぎず、自然な空気感で着こなせたらベストです」

──メンバーが試したテクニックで、これはよくするというもはあった？
「差し色はやりやすいテクニックだと思います。僕も、靴下を使って色を挿すスタイリングはよくしますよ！　黒や白の着こなしって、それだけだと個性が出にくかったりしますよね。そこに色のアイテムを取り入れて自分らしく着こなすのは素敵なアイデアだと思うんです。今シーズンは、春夏らしく白をベースに、発色がいい色よりもベージュ系のものだったり、何色とも言えない曖昧で優しい色をポイントにした服装をしてみようかな」

 

BULLET TRAIN No.7 TAKASHI

HAZUSHI

【Hazushi／ハズし】
コーディネートの「ハズし」ってよく聞く、聞く！「ハズし」とは言いかえると「着崩す」ということ。タカシの服装で解説すると、セットアップというカッチリ大人っぽいアイテムには、本来シャツなど同類のインナー合わせを想像すると思うんだけど、あえてカジュアルなロゴTシャツを合わせて着崩している。この「ハズし」が今っぽさを作るカギとなっている。ほかにも、スラックスにスニーカーを合わせる、シャツにリュックを合わせる、といったように反対のテイストのアイテムをMIXさせることで着こなしの幅が広がっておしゃれに見せることができる。

■TAKASHI Coordinate
おいおいタカシの大人化がヤヴァイぞ……‼　セットアップ着せたらめっちゃかっこええですやん。気安くヤデちゃんヤデちゃ～んなんて言えませんやんッ……‼　Tシャツで「ハズし」てるのがこれまたおしゃれだし、女子だけじゃなくて男子も惚れるやつやで。
 

 
■TAKASHI Interview
──この「ハズし」テク、タカシはもうマスターしてる？
「自分の中では定番なテクニックですよ！　今回の衣装みたいに、ジャケットのインナーはTシャツや柄シャツを選ぶことが多いです。そうすることで、フォーマルになりすぎずラフに着こなせるイメージです」

──他のメンバーがしていたテクニックで気になったものは？
「僕が着ている『ハズし』テクと似ているけれど、カイが着ていた『MIXコーデ』はかわいいですよね。違うテイストを混ぜることで、着こなし上手な雰囲気が出せるし。最近はミリタリーやアメカジテイストのファッションにハマっているからあまりMIXコーデはしていなかったけど、キレイめ×ミリタリーはやってみたいです！」

超特急FASHION DICTIONARY vol.61は6月18日(金)！　乞うご期待！