2021.07.28
超特急FASHION DICTIONARY vol.64超特急カイ・リョウガ・タカシmeets HAT
去年の7月は外に出かけることを躊躇して、なかなかファッションを楽しめなかったなぁ。かといって今年もフェスやお祭りといった夏らしいイベントもきっと中止なんだろう。。。だからこそ、気晴らしのショッピングや友達と会う数時間がどれだけ大切か。貴重な時間こそオシャレをして無駄にしたくない! 今月のFINEBOYS Online連載『超特急FASHION DICTIONARY』は、夏コーデのアクセントに使える「ハット」がテーマ。今回登場するのはカイとリョウガとタカシ!
BULLET TRAIN No.2 KAI
BUCKET HAT
【Bucket Hat/バケットハット】
ここ数年でベースボールキャップと並ぶファッション小物として定番アイテムとなった「バケットハット」。もとは'90年代のストリートファッションで使われていた帽子であり、ブームの再燃によって人気も復活。「バケットハット」とは直訳するとバケツのような帽子。ツバが短めで逆さにしたらバケツのようなフォルムをしている。前髪を出して浅めにかぶるもよし、目深にすっぽりかぶってもフンイキが出そうだ。「バケットハット」は折りたたんで持ち運べる素材がほとんどなので、ラフに扱えるのもポイントだ。
■KAI Coordinate
カイの笑顔は酷暑も吹き飛ぶ、とはよく言ったもんだ。マジ、後世に語り継ぎぐレベルでしょ。さわやかさにおいては天下一品のカイ。なのに青白ボーダーTとビーズネックレスで"追いさわやか"しちゃうとは。オレンジの「バケットハット」も腹が立つほどハマりすぎなんだよなぁ~。
■KAI Interview
──私服でも、今日はニット素材のバケハをかぶっていたね!
「帽子はほぼ毎日かぶります。最近あまり活用できていないけど、メンバーがかぶっていた帽子の中でなら、カンカン帽は持っています。夏だとキャップ率が高くなるかな。バケハもよく使うけど、スタンダードな形のものよりも、目元まで隠れるくらい深いタイプのものが好きです!」
──帽子を選ぶときの基準って?
「キャップは深いタイプを選びます。逆にニット帽は大きすぎたり深すぎるものじゃなくて、おでこが全部見えるくらい浅いものをかぶっています。自分の中でこれっていう形があるんです」
──帽子は形が命!って超共感。ところで、合わせ方にマイルールはある?
「シルエットは重視するけど、そんなに派手なものは持っていないから、服とのコーディネートで悩むことはないかもしれません。その日の気分でかぶりたいものを気軽に合わせています」
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リョウガのシルクハット
BULLET TRAIN No.3 RYOGA
SILK HAT
【Silk Hat/シルクハット】
名前のとおり、シルク(絹)が用いられた山高帽子。形の特徴はというと、円筒状で上部が平らなクラウン、ツバの両面が反りあがっている。もともとは動物のビーバーの毛皮で作られていたこともあるため"ビーバーハット"と呼ばれていたことも。現代ではシルクはもちろん、カジュアルにフェルト素材のものも多い。ハットの中ではこの「シルクハット」がもっともフォーマルな紳士用の正装帽とされ、タキシードや燕尾服など合わせて着用される。余談ではあるが、手品でよく使われているのもこの「シルクハット」。"タネ"がない限り鳩が出てくることはない(笑)。
■RYOGA Coordinate
♪チャラララララ~チャラララララ~ララ~。どうもマジシャンリョウガです……違うか。ごめんリョウガ。遊びすぎた(笑)。でもこんなキャッチーなハット、おもしろくしてくれるのリョウガしかいないじゃん? リョウガの頭が小さすぎて危うくすっぽり埋まっちゃうとこだったよね(笑)。
■RYOGA Interview
──シルクハットはリョウガのイメージにぴったりだったよ!
「でも、これまで全然かぶったことがなかったんですよ! レトロなアイテムだから合わせ方にテクニックが必要ですね。浮かないように服はシンプルめにするとか、帽子の個性を落ち着かせるのが取り入れ方のコツになるのかな? 今日のスタイリングも参考にします!」
──他にはどんな帽子が好き?
「実は私物で持っていなくて。僕の耳って立っているから、かぶり物をするとそれが目立つように感じるんです。メンバーは仕事のときによくかぶってくるんですけど、それぞれ自分に似合うものをちゃんと分かっていて、いい感じに合わせています。急いでいる朝とか、撮影で色んな髪型にして髪が乱れたときとか、帽子があったら便利だな、とは思うんですけど」
──では、チャレンジしてみるならどのアイテムがいい?
「カイがかぶっていたロゴ入りのバケットハットです。一番カジュアルだし、これならどんなアイテムにもマッチしそうですね!」
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タカシのパナマハット
BULLET TRAIN No.7 TAKASHI
PANAMA HAT
【Panama Hat/パナマハット】
夏になると帽子店に並びだすのが「パナマハット」。ここで一つ間違えないでもらいたいのが、ストローハットと「パナマハット」は違うということ。ともに夏を代表するハットで似たような素材感やデザインのため、同じくくりにしてしまうが"別モノ"だ。「パナマハット」とはエクアドルなどの中南米産のパナマ草(トキヤ草)を使用した帽子のことで、編み目が細かく高価なモノが多い。一方でストローハットは"=麦わら帽子"のこと。天然草を使った「パナマハット」は割れやすいので扱いも丁寧に。そのぶん愛着も湧くだろう。
■TAKASHI Coordinate
題して、「パナマハット」のタカシしか勝たんんん!!! 180㎝成長中・背の高いタカシがさらっとかぶる「パナマハット」は、もう夏の王者でしかない。世の中はかなりの猛暑日ですけど、気のせいかな……? タカシだけやたら涼しげじゃないですか?
■TAKASHI Interview
──パナマハット、かなり似合っていたね!
「FINEBOYSさん、僕の心を読んでましたか⁉︎ って思いましたよ! ちょうどパナマハットを狙っていたんです。カンカン帽は持っていたんですけど、もっと大人っぽくかぶれるものを探していて。今日の撮影でますます欲しくなりました。仕事に行くとき、サラッとかぶりたいなぁ」
──さすがに心は読めないけど(笑)、それはよかった! 逆に、タカシの定番の帽子って?
「キャップはよくかぶります。黒やベージュなど、ベーシックな色みのものが好きです。ファッションも、キャップをかぶるときはオーバーサイズな着こなしが多いかな」
──今日の私服もキャップにゆるっとしたつなぎっていう、めずらしい感じだったね。
「ワークっぽいテイストでしたね。最近、ストリートとかワーク系のファッションが気分なんです。ロングヘアなので、キャップをかぶるときは髪の毛先にオイルをつけて、ボリュームを抑えるのがこだわり!」
超特急FASHION DICTIONARY vol.65は8月18日(水)! 乞うご期待!
■今までの連載記事はコチラ!
『超特急FASHION DICTIONARY』
■超特急プロフィール
カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシの5人からなるメインダンサー&バックボーカルグループ。現在、新曲「CARNAVAL」(カルナバル)が配信中。さらには、2012年6月10日のCDデビューから"デビュー10周年イヤー"に突入し、10周年を記念したプロジェクトもスタートする。2021年11月23日(火・祝)にはさいたまスーパーアリーナにて『BULLET TRAIN 10th Anniversary Super Special Live 「Dance Dance Dance」』が開催される。
■超特急10周年特設サイト bullettrain.jp/10th-Anniversary/
■超特急オフィシャルサイト bullettrain.jp/
■衣装クレジット
カイ/ミディウミソリッドのTシャツ1万5180円(マザーズ インダストリー)、ヴァリゲイターのハット4400円(アドナスト)、ハーゴのネックレス2万5300円(ロジェ)
リョウガ/シャリーフのシャツ2万9700円(シアン PR)、CA4LAのハット1万4850円(CA4LA プレスルーム)
タカシ/フォーマーのシャツ1万6500円(ナインボール)、ステットソンのハット2万6400円(ステットソン ジャパン)
●文/渡辺 愛 撮影/杉江拓哉(TRON) スタイリング/小島竜太 ヘア&メイク/草野咲也香、菅井彩佳(NICOLASHKA)