2022.01.28
超特急FASHION DICTIONARY vol.76超特急リョウガ・タクヤ・タカシ meets WINTER MATERIAL
新年がスタートしましたよー! 2022年皆さんはどんな1年にしたいですか? 改めてファッションを楽しみたいという人も多いのではないでしょうか? このFINEBOYS Online連載『超特急FASHION DICTIONARY』では、おしゃれの知識と今流行りの着こなし術を超特急が伝授していきます!! 今年もどうぞどうぞよろしくお願いします~。さぁ早速、2022年のテーマ『素材』に参りましょう。今回登場するのはリョウガ、タクヤ、タカシ!
BULLET TRAIN No.3 RYOGA
PUNCH
【Punch/ポンチ素材】
近年で圧倒的に増えてきた素材がこの「ポンチ素材」。ジャージのように伸縮性がありつつ、肌触りはなめらかでハリのある生地感が特徴。そのおかげもあってこの素材は、お手入れがとにかく簡単。シワになりにくく型崩れが気にならないからノンストレスで着用できる。パーカーやスウェットが定番だけど、最近ではフォーマルなジャケットなども増えてきている。
■RYOGA Coordinate
そうきましたか。2022年初っ端のリョウガは、"全然がんばってないんですけど、自然とおしゃれに見えちゃうんですよね?"風ですね。なるほど、ええやん。そうそう、カッコいいリョウガもいいけどさー、こういう"スキ"のあるラフなリョウガも見たいのよコッチは(←誰目線?)! 今年はこの方向性、たくさん見せてくれや。
■RYOGA Interview
──カジュアルなリョウガは普段あんまり見られないから貴重だね。
「ポンチ素材の服は、スタイリストさんにプレゼントでいただいたことがあります! ラフな雰囲気があるので自分で選ぶことがあまりない素材なんですが、肌触りがいいし、着ていてストレスがないのがいいですね。カジュアルでいうと、超特急の「Jesus」っていう楽曲のCDジャケットを思い出しました。衣装が僕にしては珍しくカジュアルで。今日の衣装みたいな雰囲気で、ベストみたいな服を着たなぁ〜」
──リョウガ的に一番なじみがあるのはどの素材?
「そうですね〜細畝のコーデュロイな気がします。黒のコーデュロイパンツを愛用しているんですよ。プライベートではデニムやコットンの黒パンツを履くことが多いんですけど、色は同じでも素材が違うだけで印象の変化があるので、素材って大事だなと思います。この冬もたくさんはくつもりです! あとは今回の衣装には用意されていなかったですが、冬素材といえばウールですね! 冬はウールのコートとニットばかり着ているので(笑)」
2/3PAGE
タクヤの細畝コーデュロイ素材
BULLET TRAIN No.4 TAKUYA
FINE CORDUROY
【Fine corduroy/細畝コーデュロイ素材】
秋冬の鉄板素材といえば「コーデュロイ」。特徴はやはり表面の凸凹。これを畝(うね)という。この畝があることで保温性&吸湿性がキープできる。ジャケット、パンツ、スカート、帽子やバッグなど小物類までとにかく豊富。暖かいからファッションアイテムのバリエーションも多いけれど、1点気を付けたいのが摩擦。「コーデュロイ」は摩擦に弱く、表面の毛羽がはげたりつぶれたりしてしまうのでお手入れはこまめに。「コーデュロイ」の畝によっても雰囲気が大きく変わる。太いとカジュアルで細いと上品。どんなイメージで着たいかで選んでもOKだ。
■TAKUYA Coordinate
大人っぽー。こんなタクヤが高校の先生だったらと妄想したら……。ヤベェヤベェ、全校女子生徒がメロメロになる、と同時にタクヤは全校男子生徒を敵に回すことになる(笑)。うん、だからタクヤは先生にはならないでくれ。なるなら男子校の先生になってくれ。それくらい、なんだか「コーデュロイ」ジャケットが素敵ですねん。
■TAKUYA Interview
──冬っていろんな素材のアイテムがあるから楽しいよね。タクヤのお気に入りを教えてよ!
「今日は細畝のコーデュロイを試したけど、季節感があっていいし、個人的にもすごくよく着ている素材です。今季もジルサンダーで真っ白なコーデュロイパンツを買いました。もともと狙っていたもので、まだ暑い時季だったけど店頭に出た時点で早々に購入! スエットやハーフジップのパーカに合わせています。モードなブランドをちょっとストリートっぽく着るのが気分ですね。レザージャケットやコート、MA-1なんかとも相性がよさそう。ただ白いので汚れには注意しなくちゃいけない(笑)。そこだけがネックだけど、とても気に入っています」
──他に試してみたい素材はある?
「ポンチ素材のアイテムは、前に持っていたけどこうして見るとやっぱり素敵ですね! ちょっとさらっとした生地感で、例えばパーカでもカジュアルに寄りすぎないというか。コットンからポンチ素材になるだけでスタイリッシュになるしフォーマルなスタイルにもはまるような気がします。ネル素材も冬っぽくていいなぁ。ネルのシャツジャケットを持っているので活躍させたくなりました。カイがかぶったファーハットはメンズにもぴったりだけど、女の子がかぶってもかわいいコーディネートになりそう! ユニセックスで使えるしアクセントになりますね!」
3/3PAGE
タカシのベロア素材
BULLET TRAIN No.7 TAKASHI
VELVET
【Velvet/ベルベット素材】
「ベルベット」といえば、絹やレーヨンが使用された高級素材。上品な光沢感があるため、フォーマル着のジャケットやドレスなどに使われている。その昔「ベルベット」は王室や富裕層向けの生産となっていた。そこで代替生地として登場したのが絹やポリエステルを使用した「ベロア」だ。伸縮性もあって暖かい。さらには「ベルベット」と同じような光沢感があって柔らかなドレープを作り出すことから豪華な見た目はキープできる。今、ファッションアイテムで多く使われているのは「ベルベット」より安価でカジュアルに使える「ベロア」のほうだ。
■TAKUYA Coordinate
タカシがさわやかなのはもう十分わかってるんだからさー、ブルーのスウェットでアピールしてくんの反則だぜー。しかも超絶似合っちゃってんのはもっと反則、即退場! シンプルなのに「ベロア」のスウェットだから無言のイケてる感がズルいんだよなぁ~マジで。2022年のタカシはますます大人っぽいノリで攻めてくんのかよー。
■TAKUYA Interview
──とても品よくベルベット素材を着こなしてくれたね。
「ベルベットって、ぱっと見たときに高級感があるのが長所だと思います。個人的に、ゆったりしたシルエットでイージーな洋服ほどベルベットの品のよさを引き立ててくれる気がするんです。実際、僕はベルベット素材のトラックジャケットを持っているんですが、リッチな質感がゆるくてスポーティなアイテムを格上げしてくれるんです! あとは肌触りがいいところも好きだな〜」
──肌触りがいい服ほどヘビーユースしちゃうよね!
「ラクに着れるかってところも重要なポイントかもしれません。そういう意味だとポンチ素材もなめらかな着心地が好きなので、久しぶりに挑戦したいな。生地にハリ感があるから、ビッグサイズで着るとシルエットがかわいいと思います。モード感のある素材でもあるから、パーカみたいなカジュアルなアイテムでも、“ちょっと他と違うな”っていう自然な差の付け方ができるのもいい!」
超特急FASHION DICTIONARY vol.77は2月18日(金)! 乞うご期待!
■今までの連載記事はコチラ!
『超特急FASHION DICTIONARY』
■超特急プロフィール
カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシの5人からなるメインダンサー&バックボーカルグループ。ニューアルバム『Dance Dance Dance』が発売中! また、2022年4月より、デビュー10周年を記念した全国ホールツアー「BULLET TRAIN 10th Anniversary Tour 2022『Progress』」を開催予定!
■超特急10周年特設サイト bullettrain.jp/10th-Anniversary/
■超特急オフィシャルサイト bullettrain.jp/
■衣装クレジット
リョウガ/ビーミングのスウェット7590円(ビーミング ライフストア by ビームス 横浜ポルタ店)、その他スタイリスト私物
タクヤ/クレスト-ディガウェル×J.プレス-のジャケット5万5000円(J.プレス & サンズ 青山)、ソフネットのシャツ2万4200円(ソフ)、その他スタイリスト私物
タカシ/キートのスウェット2万5300円(ティーニー ランチ)
●文/渡辺 愛 撮影/杉江拓哉(TRON) スタイリング/小島竜太 ヘア&メイク/スギノトモユキ(NICOLASHKA)、岩下倫之