2018.10.16
来客の多い古着店 vol.8スリー
「来客の多い古着店」連載も8回目。今回は、古着好きを夢中にさせる隠れた人気店“スリー”にお邪魔してきた。お店の中を覗いてみれば、ハイセンスな古着にモダンなデザインの店内。原宿や下北沢の古着店では味わえないような大人な空間が特徴的だ。早速、その魅力を紐解いていこう。
洗練された店内で上質な買い物を楽しもう!
三軒茶屋駅から徒歩5分ほど、多くの人で賑わう栄通り商店街を越えた先にスリーは存在する。ここに到達する前に多くの古着店があるのだが、そことは一線を画すかのような雰囲気がスリーにはある。天井の高い店内には、洗練されたかのようなユーズドの配置。またデザイン古着のほかにもアート作品やビンテージの小物なども置いている。店長である斉藤さんの目利きはどれもハイセンスなものばかりで、多くの古着好きがこの店の虜となっているのだ。
今の気分にピッタリなゆるいスウェットをぜひ!
「トレンドを追いかけつつ、しっかり古着として価値のあるものをセレクトしています」と言う斉藤さん。案外さらっとして見えるけれども、手に取ればどれも気の利いたデザインばかり。市場であまり見ないものだったり、昔のものなのに今っぽい書体を使っているものなど、思わず手を出したくなる遊びのあるデザインがそろっている。
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こだわりの利いたセレクトはまだまだある!
アウターに注目してみるのもおもしろい!
店内に入ってすぐにワイヤーでかけられている古着が目に飛び込んでくる。どれもデザイン性の高いアイテムなのだが、なかでも斉藤さんが推していたのがアウター。「インナーやパンツとセットで見せることでアウターのカッコよさは最大限に見せることができます」と言う。そのなかでも気になった3つのアウターにフォーカス。
ワイドの次はフレアがくる予感!
「タック入りのテイパードが流行って、ストリートではワイドパンツがきて、次はフレアがくると思っています」と語る。しかも買い付けたのはすべて'70年代のチェックパンツ。ヒッピー感のあるものは、キレイめなアイテムと相性もよく使いやすい。まだ街ではく人も少ない今だからこそ、スリーでは率先して推しているそうだ。
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なかには新品のアイテムも!
高感度なセレクトショップも展開するヤンヤン ヴァン エッシュ!
デザイナーの名を冠にした“ヤンヤン ヴァン エッシュ”。ベルギーで生まれたこのブランドはリラックス感のあるシルエットが特徴的で、世界のさまざまな地域のカルチャーやファッションからインスピレーションを受けているそうだ。スリーのほかに日本で展開しているのは、高感度なセレクトショップである乱痴気セントリュームなどの人気店のみだと言う。
スリーの営業時間は17時から25時まで。学校終わりや仕事終わりに無性に古着が買いたくなっても遊びに行けるし、友達とさくっと飲んだあとにだって立ち寄れる。古着の知識に長け、人当たりもよい斉藤さんにアドバイスをもらいながら、ゆっくりと古着を楽しむのもありだ。ここには古着好きを満足させるひとひねり利いたユーズドがそろっているのだから。
THREE(スリー)
TEL:03-5431-3832
住所:東京都世田谷区三軒茶屋1丁目7-12 2階
営業時間:17:00~25:00
インスタグラム:@three0511
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