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INTERVIEW- インタビュー -

2019.09.12

人気ロックバンド、感覚ピエロの私服事情とニューアルバムに直撃!

自身初となるベストアルバム『全裸』を発売した感覚ピエロ。過去の代表作を詰め込んだ全16曲からなる今作は、彼らの軌跡を辿ることができる逸作だ。今回はそんな感覚ピエロにインタビューを敢行し、気になる普段のファッション事情から、ベストアルバムについて話を聞いた。

右からアキレス健太(Dr)、横山直弘(Vo&Gu)、滝口大樹(Ba)、秋月琢登(Gu)
■フェスを賑わす4人組バンドのファッション観とは?

――今回はみなさんに私服で登場していただきました。普段はどんなファッションがお好きなんですか?


横山直弘(以下、「横山」)「今は髪色がピンクということもあり、基本的に黒のアイテムを着ることが多いです。ただ、バンドマンっぽいファッションがいいなとつねに思っていて。色々な楽曲を演奏していく中で少し危険な雰囲気を醸し出したいというか(笑)。つい集めてしまうのはシルバー系のアクセサリー。ライブではハンドマイクで歌うことも多いんですけど、そのときにアクセサリーを着けていると映えるんです。デザイン重視で集めていますね」

滝口大樹(以下、「滝口」)「僕はショーツが苦手で、どうしても小僧感が出ちゃうんです。だからバンドで活動するときはスキニーをはくことが多いですね。でも、オフのときはゆるっとしたシルエットのものを着ることもあります。変形アイテムや柄もののアイテムは好きでよく選んでいますね。あと、気づいたら多いなってアイテムは白い靴。一時期、一気に4足とか買っていた時期があって。多分、靴が好きなんでしょうね(笑)」

アキレス健太(以下、「アキレス」)「服にはとくにこだわりがなくて、ラフな格好ばかりしています。強いて言えば”服が似合う体作り”に力を入れていますね。肉体がカッコよければ、なんともないシンプルな服でもキマると思うんです。メンバーの中では秋月が一番おしゃれさん。よく買い物しているところを見ます」

秋月琢登(以下、「秋月」)「僕はゆるっとした着こなしが定番です。夏が苦手なので、日よけのために暑くても長袖を着ることが多いかも。好きなブランドはオールモストブラック、ビューティフルランドレッド、ベッドフォード、ダイエットブッチャースリムスキンとか。最近も、秋に向けてロングコートとセットアップを買いました」 

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渾身のベストアルバムが完成!

 
■渾身のベストアルバムが完成!

――初のベストアルバム『全裸』が発売されました!率直に今の心境をお聞かせください。

横山「もともと、全曲がMVですでにYouTubeに上がっている曲ではあるんですが、1枚のアルバムにまとめるにあたってマスタリングをし直しました。なので、YouTubeやほかのアルバムに収録された音源で聴くよりも迫力は増しているなって思うのが1点。2013年から2018年までの楽曲を時系列に並べたこのアルバムは、ある種僕たちのドキュメンタリー作品のようでもあるんです。当時のテイクをそのまま使っていたりもするので、演奏の仕方の変化やバンドの歴史を辿っていける1枚になっていると思います! 僕たちも聴いて”俺たちはこういう風に歩んできたんだ”と振り返れる1枚だし、これから感覚ピエロに出会うリスナーの皆さんも感覚ピエロって名前は知ってたけど、意外とこんなにバラエティに富んだ曲をやっているんだと確認していただけるかなと。いいベストができました」

滝口「この作品を出したからといって、心境の変化は何もありません。もともと僕たちが一回リリースしてきたものなので、今まで好きでいてくれた人も最近知ったっていう人も、これから感覚ピエロに出会うであろう人にも聴きやすいっていうか、単純にいいアルバムができたなって思います!」

アキレス「感覚ピエロをめっちゃ好きなお客さんが、僕らを全く知らない人に勧めやすい作品になったかなと思います。感覚ピエロのフルコースのような1枚です」

秋口「音楽をやっていて、改めて6年僕らが続いているっていうことを実感しました。バンドマンにとってベストアルバムというものを出せるっていうのがある種、奇跡に近いと思うんです。ベストアルバムって何年もやっているバンドさんじゃないと出せないものだと思うし。僕らがそこに1歩たどり着いたことがすごいなと思います。あとはみんなが言ってくれたように、この作品は今の僕らの代表的な曲がギュッとまとまったもの。名刺ともいえる渾身の作品になりました」

――これまでの歴史を辿る1枚ということですが、印象深い楽曲はありますか?

横山「僕は、『Japanese-Pop-Music』ですかね。当時の日本の音楽界に鋭く切り込んだというか……。ストレートな歌詞ではあるんですが、当時ラジオでKANA-BOONの(谷口)鮪さんが流してくれたということもあり、少しずつではあるけど僕たちが作る音楽がより広いリスナーに届き出したと実感できた楽曲。すごく思い出に残っています」

滝口「僕は16曲目に収録されている『ありあまるフェイク』。一番最近の楽曲なんですけど、バンドとして6年間歩んできて、個人として今の等身大の自分を出せたと思う楽曲なんです」

アキレス「僕は『A BANANA』ですね。自分が作詞をしたという部分も大きいですが、とにかくMV撮影が楽しかった(笑)。僕はアウトドア派なんですけど、ほかのみんなはインドア派なんですよね。だからあんまりメンバーと外でワイワイすることはなくて。その分このMV撮影ではみんなで海でワイワイすることができたので、いい機会だったなって!」

秋口「『さよなら人色』ですかね。この楽曲はレコーディングの前日くらいに完成したギリギリの楽曲だったので、当時のことを思い出すと大変だったなって思います。うちのバンドってあんまりラブソング書いていないんですけど、そういう面では挑戦した曲というか。感覚ピエロとしてもちょっと新しい一面を出せた1曲です」

――印象的なアルバムタイトルである『全裸』に込めた思いについても教えてください。

秋口「タイトルは僕がよくつけているんですけど、感覚ピエロってちょっとエッチな要素もどうしてもあったりして。『全裸』も性的なニュアンスで捉えられると思うんですけど、今回は違うんです。昔の曲をそのまま詰めたアルバムなので、嘘をつかずにさらけ出したというか。僕らが歩んできた年月を、そのまま1枚のアルバムにしたっていう意味合いが強いですね。変にカッコつけるつもりはないし、今までのものを全部お出ししますって意味の『全裸』です!」

――では、これからの目標や展望について教えてください。

横山「日本一! これはマジです! ステージから降りたらただの人だし、ステージの上でもただの人なんですけど。でもステージに上がっているときは自分たちがNO.1でいたいと思うし、11月4日(月)の幕張メッセに来てくれるお客さんにも間違いなく俺たちが日本で一番かっこいいバンドだっていう気持ちでいさせてあげたい。だからこそ日本一、NO,1を目指していきたいなって思います」

滝口「いい意味でいつも通りでいこうかなって思います。いつも通りのクオリティをコツコツ、日々重ねていければなと」

アキレス「僕は、最強の身体作りですかね! ただそれだけです。身体が丈夫であればなんでもできますから(笑)」

秋口「身体ときたら、次はなんやろな(笑)。まあ、僕らのことを好きでいてくれる人を裏切らないことですかね。今後に向けての目標というよりは、ずっと持っていたい気持ちなんですけど。ベストを出したり幕張メッセでのライブを控えているからこそ、余計にこの思いは忘れないようにしたいです。初心を忘れないってことですね」

――最後に読者へメッセージをお願いします! ここは代表1名で!

秋口「じゃあ、アキレス!」

アキレス「え、俺!? そうだな、勉強はほどほどに、あとは風邪引くなよ!ですかね」

秋口「親か! バンドマンが言うセリフちゃうやろ(笑)」

アキレス「いやいや、何事も身体資本なので!」

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INFORMATION

プロフィール/2013年の結成当初から自主レーベル、自主マネジメントを行い独自スタイルを貫く4人組バンド。多彩な音楽性を武器に多くのファンを獲得している。代表曲を収録したバンド初となるベストアルバム『全裸』が好評発売中。
Twitter→@kankakupiero
Instagram→@kankakupiero


 

文/笹谷淳介 撮影/菊池貴裕

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