2024.09.04
俳優・宇佐卓真は美容の沼にどハマり中!
現在放送されているドラマ『ひだまりが聴こえる』をはじめ、数々の映像作品に出演している俳優の宇佐卓真が、FINEBOYSに初登場。話を聞いてみると、好奇心旺盛でなんでも挑戦するタイプらしい。とくに今ハマっているのは、美容! 最近購入したコスメからファッションのこと、そして展開が気になる「ひだまりが聴こえる」についてまで、たっぷりと語ってもらった。
洋服もコスメも買いまくり!
──今年の夏に買ったものを教えてください!
「ゆったりとしたシルエットのボトムスとショーツをいくつか買いました。もともとオシャレのためなら痩せ我慢するタイプで、夏でも暑い服を着たり余計に1枚羽織ったり、冬はタンクトップにアウターだけだったり。でも、最近はそこまで無理せず心地よさを優先して、素材感とかで暑さ対策をしようと思っています。だって、暑いのイヤじゃないですか(笑)」
──去年も今年も、暑すぎますもんね。ショーツはどう着こなす予定ですか?
「ショーツは、シューズとのバランスを大切にしています。どんなにキレイなシルエットのパンツをはいていても、シューズが合っていないと足が短く見える気がするので。だから、ショーツに合わせてシューズも買いました。そしてシューズを買ったら、ソックスも買っちゃって(笑)」
──ショッピング好きなんですか?
「そうなんですよ。ボトムスまわりを揃えたから、次は上半身かなって思ったけど、そういえば帽子とかも買いましたね。でも、Tシャツは何枚でも欲しい! 去年はTシャツをあまり買っていなかったし、タンクトップにシャツを羽織ることが多いから、もっとTシャツのレパートリーを増やしたいです。古着店をめぐって、ヴィンテージのTシャツと出合えたらいいですね」
──Tシャツを着こなす際、気をつけていることはありますか?
「デザインとカラーリングのバランスを大切にしているかな? パンツに色みがあれば、Tシャツは白や黒でいいんですけど、パンツがシンプルならTシャツに大きなデザインやアクセントになる色みが欲しいと思っています」
──FINEBOYS本誌の「わたしの『お気に入り』。」では、コスメや日傘を披露していただきました。最近、美容にハマっているそうですね!
「スキンケアはもちろん、ブリーチしているからヘアケアにも気を使っています。インスタに投稿したくなるくらいオシャレをした日は、顔も抜かりなくメイクをしていて、ひとつの趣味になりました! よく女性が、メイクやネイルでテンションが上がると言っていますが、めちゃくちゃ共感しています。ファッションも美容も、楽しんだ分、生活にハリが出ます。とくに美容は目に見えて変化するから楽しいです!」
──服と同じく、コスメも爆買いしちゃっていますか?
「はい、最近もネット通販のセールで爆買いしちゃいました(笑)」
──使ってよかったコスメを教えてください!
「撮影現場でメイクさん教えてもらったり、SNSでバズっているものを試してみたりしているので、今のところハズレはないです。でも、資生堂のリキッドファンデーションを買ったのが1番嬉しいですね。ようやく自分の肌に合う色を買えました」
──ネイルもやるんですか?
「ネイルも持っていますよ。1週間くらいドラマの収録がなければ、セルフネイルをしていて。甘皮を処理して、爪の内側を保湿して、自爪ケアもばっちりです!」
同世代の役者と共演したヒューマンラブストーリー
──なんでも新しいことに挑戦したいタイプなんですね。
「そうなんです。興味を持ってから行動するまで早いし、形から入るんですよ。エレキギターをやってみたいと思ったら、すぐに買いましたし。挑戦はするんですけど、長続きするかは別問題です(笑)」
──そうそう、音楽もやられていますよね。
「音楽をやりたいと思ったら、トラックメイカーの友達が一緒にやろうって言ってくれました。本当に恵まれた環境にいると思います。友達には感謝してもしきれません」
──今、ご出演されているドラマ「ひだまりが聴こえる」も、友人関係や人間関係が見どころのヒューマンラブストーリー。宇佐さんは主人公・佐川太一の友人であるヨコ(横山智紀)を演じています。最初に台本を読んだ感想は?
「ヨコを演じるにあたって、結構悩みました。原作に顔の表情や言葉の強弱まで詳細に描かれているわけではないので、どう演じようかなって」
──それはどうやって解決しましたか?
「ヨコならこういうことを言いそう、こういう行動をしそう、って性格なら原作から分かりますが、声や表情のニュアンスは掴みきれません。ただ、ひとつたどり着いた答えは、世間一般的な意見を言えるキャラクターこそ、ヨコということ。ドラマのストーリーを進めていく潤滑剤やスパイスになればいいと思ったんです。そう考えるようになってから、原作から逸脱しない程度に、声色や仕草は自分で膨らませていいんじゃないか、と思うようになり、役に悩むことがなくなりました」
──ヨコはどんなキャラクターだと思いますか?
「ぼくと似ていて、めんどくさいことが嫌い。ただ、めんどくさくても、楽しさやプラスになることがあれば、なんだかんだやるんですよ。人との関係性の見極め方、自分の居心地がいい場所を見つける嗅覚の良さがあると思います」
──撮影現場の雰囲気はどんな感じでしょう?
「もともと人見知りで、話すのが苦手なんです。でも、ドラマ『25時、赤坂で』に出演した際、監督から『カメラが回っていないときも、演じる役と同じ立ち回りをして欲しい』と言われまして。それを心がけていたら、自分なりにうまく演技ができたんです。『ひだまりが聴こえる』の主人公2人とヨコの関係性も、自分の演技力以上に人間関係や信頼関係がにじみ出ると思ったので、待機中とかは積極的に話しかけていました」
──杉原航平役の中沢元紀さん、佐川太一役の小林虎之介さんの主人公2人は、宇佐さんと同世代ですね。どんな話題が多かったですか?
「それこそ、美容の話で盛り上がっていました! ひとつの現場に、こんなに美意識が高い役者が揃うなんて、って思うくらいみんな美容に凝っていて、情報交換するのが楽しかったです」
──最後に「ひだまりが聴こえる」で注目してもらいたいところを教えてください。
「難聴を題材にした作品で、ほかの作品にはないヒューマンドラマが繰り広げられています。考えさせられることが多いし、自分がこの立場だったら、と想像しながら観ていただきたいです!最終回まで残りわずかですが、最後までお楽しみください!」
Profile
うさ・たくま。2000年4月11日生まれ。2018年に出演したAbema TVの人気番組「オオカミくんには騙されない」が話題を集め、映画『午前0時、キスしに来てよ』、舞台『MANKAI STAGE A3!』、ドラマ「連続ドラマW 鵜頭川村事件」、「パリピ孔明」(2023年)など話題作に多数出演。現在放送中のドラマNEXT「ひだまりが聴こえる」(テレビ東京)で主要なキャラクターを演じている。
衣装/ルフォンのベスト2万9700円(シアン PR)、エーヤーンのシャツ3万5200円、パンツ7万1500円(ともに福井商店)、その他スタイリスト私物
●文/コマツショウゴ 撮影/宮本美和 スタイリング/中北健太 ヘア&メイク/橋本裕介