2023.08.03
僕らのちょうどいい名品 32コールマンのインフィニティチェア
忙しない毎日の中でも自分をいたわる時間は作りたい。くつろぎのひとときを味わおうと思ったとき、大切なのは、やっぱり体を預けるチェアだ。そんな心地よく過ごせる一脚を探している人に推したいのがコールマンの「インフィニティチェア」。アウトドアブランドだけに、外へ持ち出せるのは当然、部屋の中で使ってもインテリアになじむ逸品だ。
リラックスタイムは、まわりに揃えるアイテムを含め、空間作りが最重要。特に直接自分が腰下ろしてくつろぐチェア選びはその快適具合に直結する。家ではもちろん、キャンプやサウナ、最近ではチェアリングなんてまさにそう。チェアを軸にして、いかに心身がくつろげるかにこだわりを持ちたいところ。そんな中、ここしばらくハマっている人が多くて話題になっているのが、コールマンの「インフィニティチェア」だ。巷では「人をダメにする」なんて言われるくらい、そこから動けなるような心地よさを備えたチェア。リクライニング機能が秀逸で、シチュエーションに合った角度に合わせられるうえ、コンパクトにたたむことだって可能。家で使うなら、必要ないときはしまって置けるし、当たり前だけど(そもそもアウトドアブランドのギアだからね)、キャンプするときに持っていくにもかさばらない。もちろん、ベランダに出しても、近所の公園に持っていってもいい。屋内でも屋外でも、包み込まれるような座り心地のチェアに、ゆったり体を沈めながら「ビールを1杯」なんて、最高でしょ。
有名アウトドアブランドが
手掛けた至高の一脚!
言わずと知れたアウトドアの名門、コールマンはアメリカ・カンザス州で創業してから120年以上が経つブランドだ。ランタン作りからスタートして、現在ではテント、寝袋、チェア、ストーブなど、アウトドアギアはひととおりラインナップ。最近のブームもあって、とりあえず高品質で買いやすい価格のコールマンのアイテムからキャンプを始めたみたという人も多いだろう。そんなスタンダードなアウトドアブランドとしてシーンを熟知したコールマンが、2018年にリリースしたのが、今回推している「インフィニティチェア」。キャンプ場ではもちろん、サウナーなら、すでに外気浴スペースなんかで出会っているかもしれない。シートはメッシュ状だから蒸れることもなく、サウナ上がりや風呂上がりには最適なわけで、多くの施設で取り入れられている。しかも、リクライニングを最大まで寝かせると、ほぼ仰向けの状態に。脚がお腹より少し上になる体勢がフワフワと浮いているような感覚で、やみつきになっている人も続出しているようだ。
腰を下ろした状態で状態で
自由自在なリクライニング!
アームレスト部分にあるロックレバーを調整することで、座りながら好みの角度に固定が可能。畳んだときには、厚さ約15cmとなり、持ち運び用のハンドルもついているのが嬉しい。メッシュシートはポリエステル製で、手入れも簡単。濡れてもすぐに乾くから、ベランダなんかに置きっぱなしでもいいし、キャンプみたいな屋外で雨に降られても、復帰が早い!
コールマンのチェア1万2980円(コールマン)
オールブラックなら
モダンなインテリアにもなじむ!
アウトドアテイストのインテリアコーディネートが流行っている昨今、キャンプ系アイテムを家で使うのももちろんあり。というわけで「インフィニティチェア」の快適感も無理なく家の中で味わうことができそうだ。とはいえ、モノトーン基調の都会的な部屋だったりすると、アウトドアアイテムは雰囲気を壊してしまうかも……なんて人にオススメなのがブラックの「インフィニティチェア」。これならそこまで主張せず、レザーやスチールなんかのインテリアにもマッチする。リクライニング時の絶妙な曲線美もミッドセンチュリーや北欧系の家具と、意外に相性がよさそうだよね。
コールマンのチェア1万2980円(コールマン)
自然の中でも部屋でも
似合う万能カラー!
現状の家のインテリアとしても、アウトドアギアとしても使いたい、なんて人は、このオリーブカラーがちょうどいい。シックなトーンだから、まわりの家具のテンションを気にせずになじみやすいし、自然の中で使うにしてもハマるアースカラーだ。
「インフィニティチェア」はその座り心地だけでなく、携帯性や数秒で設置可能な手軽さも魅力。家で使っていても、たためばコンパクトになるから、部屋を広く使うこともできるし、気兼ねなく外へ持ち出すこともできる。つまりは、場所やシチュエーションを問わず、自分好みのリラックスタイムが作れるということ。1つ持っておいて、いつでも自分をいたわれるように準備しておいてはいかがだろう。
コールマンのチェア1万2980円(コールマン)
コールマン カスタマーサービス
☎︎0120-111-957
文/池上隆太 撮影/松尾 修(STUH)