2019.09.28
超特急FASHION DICTIONARY vol.22超特急カイ・タクヤ・タカシ meets PANTS
ファッションの秋とともに、超特急の秋も到来! 先月、全33公演10万人動員のホールツアー「BULLET TRAIN SPRING / SUMMER TOUR 2019 EUPHORIA ~Breakthrough, The Six Brave Stars~」で47都道府県全国開通を達成した彼らは、すでに11月20日(水)に発売されるNEWシングル「Revival Love」、年末年始のライブへとさらに勢いを増している。もちろん、FINEBOYS Online限定の『超特急FASHION DICTIONARY』だって同じ。今月のテーマは「パンツ」。22 回目に登場するのは、カイ、タクヤ、タカシの3人だ!
BULLET TRAIN No.2 KAI
meets Cargo Pants
【Cargo Pants/カーゴパンツ】
「カーゴパンツ」はもともと、貨物船(=カーゴ)の船員が作業用としてはいていたのがはじまり。生地は厚く丈夫で、両手が空くようにと、道具入れにもなるような大きなポケット(カーゴポケット)がひざ上の左右についているのが特徴。1942年頃からは軍隊の戦闘服として採用されたことから、今ではミリタリーパンツとしておなじみに。「カーゴパンツ」といえば、一般的にはカーキのイメージがあるけど、それじゃあちょっとミリタリー感強くね?って人も普段使いできるように、黒やベージュなどカラーバリエーションも増えてきた。僕はどちらかといえば気弱だ、という人は見ためで男っぽくなれる「カーゴパンツ」をワードローブに入れておくとよいかもしれない。
■KAI Coordinate
ミリタリーやアメカジなど、武骨なスタイルが似合う男……それがカイ! カーキの「カーゴパンツ」をオンブレチェックシャツと合わせて男らしいぞ。男が憧れるような格好もさらっとできちゃうから、カイのふり幅の広さ、すげぇや。
■KAI Interview
――カイの定番パンツといえば?
「デニムパンツですかね〜。デニム好きなんですよ。今日の私服もリーバイスのデニムパンツ。古着店で買ったんですけど、カラフルな花の刺しゅうがインパクトあって気に入ってます。上半身をゴテゴテに盛るよりも下半身にポイントを置いた着こなしが好きなので、パンツもひとクセあるものが気になりますね」
――今回はカーゴパンツをはいてもらったけど、カイならどう合わせる?
「カーゴパンツなら、今回はいたものよりもっと太いシルエットを選ぶ。それでトップスはシンプルに白のカットソーを合わせたい。パンツを生かして男っぽく武骨に着たいです。小物は長めのシルバーネックレスにスニーカーかなぁ。重心を下に持ってくる着こなしがオシャレにキマると思います」
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次はタクヤのトラックパンツ
BULLET TRAIN No.4 TAKUYA
meets Track Pants
【Track Pants/トラックパンツ】
競技用のトラック(Track)で使われているパンツのことで、スポーツウェアの一種。動きやすさを重視した作りで高い伸縮性が自慢。部活やジム用として着ている人も多いが、近年はこの「トラックパンツ」を普段使いするファッションもブームとなっている。スポーツMIXコーデ、ストリートコーデ、アスレジャーコーデ[アスレチック(運動競技)とレジャー(余暇)を組み合わせた造語]がその例。だから、購入先もスポーツブランドのショップだけでなく、セレクトショップまで幅広く取り扱いされている。着こなしとしては、「トラックパンツ」にトレンド服と合わせるなど、ちょっとした工夫をして、″ザ・部活帰り″にならないようにしたい。
■TAKUYA Coordinate
「トラックパンツ」の着こなし方が難しい……とお悩みの読者は、タクヤこと超特急のオシャレ番長を見て学ぼう! 流行りのベストとの合わせもめっちゃイイ感じだし、今っぽいスポーツMIXを完成させている!
■TAKUYA Interview
――タクヤはどんなパンツもお手の物、って感じだね。
「パンツは僕の中で、全身のシルエットで考えたときに一番大事なアイテムだと思ってて。デザインから素材、太さ違いでとにかくいっぱい持ってます。もうね、自分でも数えきれないぐらい(笑)。もちろんトラックパンツもいっぱいあるよ。カラフルなやつとかを使って、ダサかわな感じを狙うのが好きです。ベルトいらないし伸縮性もあるし、何ならそのまま寝れるやんってぐらいのノーストレスさもいいですよね。やっぱ服は着心地がいいのが一番だと思う!」
――服好きなタクヤにとってもキーアイテムなんだ。パンツ選びはどういうところにこだわってる?
「丈感ですね。最近、かわいいなってひと目惚れしたパンツを試着せずに買っちゃったんですけど、はいてみたら少し大きかったんですよね。ロールアップしても歩くにつれて元に戻ってきちゃうから、思い切って裾を切ったんですよ。そしたら今まで合ってたトップスとか靴とかに合わせても"あれ、何か違うぞ"って見た目になって……。そのパンツはロールアップしてたときのシルエットがベストだったんだなって気づきました。それぐらい微妙な丈感で印象がガラッと変わるからつくづくおもしろいなって思いますね」
――だからつい、似たようなパンツを何本も買っちゃったり?
「そう! 今、ほんとに家が服で溢れすぎてて……。これ、けっこう本気でやりたいんですけど、私服のフリマとかができたらいいなって思ってるんですよ。他のメンバーも服たくさん持ってたりするから、みんなで持ちよって服好きな人に譲りたいなって」
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次はタカシのペインターパンツ
BULLET TRAIN No.7 TAKASHI
meets Painter Pants
【Painter Pants/ペインターパンツ】
ペイントされたパンツではなく、画家やペンキ職人がワークウェアとして使っていたパンツをいう。特徴としては、左脚にハンマーループ(金づちを吊るすための輪)や、パッチポケットなどがついている。動きやすさを重視して、シルエットもややワイドめ、素材も厚手のデニム地やヒッコリー地などヘビーデューティに使用できるものが多い。今回タカシが着用しているのはヒッコリー地(ワークウェアに使用されるデニムの一種で、正式にはヒッコリーストライプデニムという。汚れが目立たないことから白×紺のストライプになった)。このワークパンツをあえていつもの服装に合わせることに、オシャレの醍醐味があるというものだ。
■TAKASHI Coordinate
今年注目されているワークスタイルを「ペインターパンツ」で表現したタカシ。普段はなかなか着ることがないって言ってたけど、シンプルに着こなす感じがおいおい超カワイイぞ! タカシはキレイめコーデの印象が強いだけに、ギャップというやつだな。
■TAKASHI Interview
――タカシの新しい一面が見れたって感じだね。
「自分でも新鮮でした! 普段からダボッとしたワイドなパンツははくけれど、こういうヒッコリー生地のものは挑戦したことないかもしれないです。いつもより男らしさが出せている気がする!」
――タカシは私服もキレイめとかちょいモード系だもんね。
「パンツは細めも太めもはきますけど、こういうワークっぽいテイストはノーマークでした。今日現場にはいてきたのは細かいプリーツが入った黒のワイドパンツ。単純に移動があるから楽なパンツがいいと思って選んだだけなんですけど(笑)、あいかわらず黒のパンツはよくはいています」
――タカシならこのペインターパンツ、どうコーディネートする?
「うーん、難しいなぁ……でも、やっぱりどこかにキレイめな要素は足したいです。”THE・作業着”にならないように、トップスにシャツだったり、足元にレザーシューズを合わせたりしたいですね」
超特急FASHION DICTIONARY vol.23は10月18日(金)! 乞うご期待!
■今までの連載記事はコチラ!
『超特急FASHION DICTIONARY』
■超特急プロフィール
カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、ユースケ、タカシの6人からなるメインダンサー&バックボーカルグループ。11月20日(水)には、フジテレビ系1
超特急オフィシャルサイト bullettrain.jp/
カイ/ビームスのシャツ1万500円(ビームス 原宿)、ユナイテッド アスレのカットソー1000円(キャブ)、ワールドワーカーズのパンツ1万3000円(ビッグジョン)、ステュディオスのシューズ3万2000円(ステュディオス原宿本店)
タクヤ/エムアイエスのベスト2万円(カメイ・プロアクト)、ギャラリーデプトのカットソー1万6000円(シアン PR)、プーマのパンツ8000円、シューズ1万1000円(プーマ お客様サービス)
タカシ/センスオブプレイスのカットソー2900円(センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ キュープラザ原宿店)、スミス アメリカンのパンツ9500円(アドナスト)、ニューバランスのシューズ1万8000円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)
●撮影/杉江拓哉(TRON) スタイリング/小島竜太 ヘア&メイク/青山佑綺子(NICOLASHKA)、スギノトモユキ モデル/超特急