2023.06.02
僕らのちょうどいい名品 24ジンズのジンズ サウナ
昨今、老若男女問わず、利用者が増えて大ブームになっているサウナ。「ととのう」気持ちよさのために、実は我慢していたけど、メガネやコンタクトを使っている人にとっては、つけて入れないというちょっとしたストレスもあったりする。それを解決したのが「ジンズ サウナ」。メガネ&コンタクト着用系サウナー、垂涎ものの新しい名品だ。
ここ10年ほどで一気に盛り上がりを見せるサウナシーン。すでにライフスタイルとしてサウナを利用している人も多いだろう。室温や水風呂の温度、外気浴の設備や施設のシチュエーションなど、いかに自分好みで、快適に過ごせるサウナを見つけるというのも楽しみの1つだけど、視力矯正者にとって、自分ではどうにもこうにもならないのがメガネやコンタクト問題。メガネで言うと、金属フレームのメガネは火傷の可能性があるし、素材によっては高温に耐えられず変形してしまうことも。コンタクトもソフトレンズだと乾燥しやすく、目に負担につながるようだ。つまり、自分にとって最高の条件のサウナを見つけても、これだけはどうにもならない……。基本的には裸眼でサウナに入ることになるわけだけど、室内の12分計が見にくかったり、せっかくいい景色の外気浴スペースや水風呂も景色がはっきりと見えなきゃ楽しみは半減。ところが、そんな悩みを解消できるメガネがジンズからリリースされている。その名も「ジンズ サウナ」。メガネやコンタクト着用者にとって、救世主ともなるアイテムだ。
おなじみメガネブランドが
本気のサウナ仕様を制作!
ジンズの創業はけっこう遡り、1988年のこと。それからメガネ産業に参入してジンズブランドを立ち上げたのは2001年。そんな「メガネといえば」なブランドが作り上げた「ジンズ サウナ」は、フレーム、レンズともに耐熱温度がなんと120℃。もちろんレンズは曇り止め仕様で、濡れても錆びにくい仕様になっている。というと、「サウナ専用」感があり、なんとなく、普段つけられるようなデザインじゃないのかな、と思ってしまう。だけど、そこはさまざまなメガネを作っているジンズ。シンプルでスタンダードなルックスに仕上げ、普段使いも全然OK。いつもの着こなしに合わせて、急にサウナに行きたくなっても対応できるようになっている、まさに「サ陸両用」の一品なのだ。フレームは薄くて軽量、汗をかいてもズリ落ちにくく、長い時間かけていても楽ちん。なんなら、銭湯や自宅の風呂でも問題なし。今までそういった場所では、外さなければならないストレスが当たり前になっていたメガネも「ジンズ サウナ」によって劇的に変わることになりそうだ。
常用メガネとしての質はもちろん、
サウナの高温対策もバッチリ
ちょっとフレームが太めのボストン型。電子部品や自動車部品など、厳しい環境化におかれる工業製品にも使われるスーパーエンプラをフレーム素材に採用し、サウナ室内の高温にも耐えられる仕様。レンズは耐熱プラスチックで度数も-8.00まで作成が可能。もちろん左右差も対応できるし、乱視用もあり。紫外線カット99%というのもこれからの季節に嬉しいところ。
ジンズのメガネ9900円[※レンズ代込み](ジンズ)
まずは一番スタンダードな
ウエリントン型からトライ!
「サ陸両用」と言ったとおり、「ジンズ サウナ」はいつものコーディネートに合わせやすいということも魅力の1つ。というわけで、スタンダードなフォルム、ウエリントン型も当然、ラインナップしている。通常はコンタクトで、今回サウナを意識して「ジンズ サウナ」でメガネコーデにデビューしようという人も挑戦しやすい無難なタイプだ。スクエア型のようなカッチリ感やラウンド型のようなキャラ立ち感も控えめで、どちらのいいところをほどよく取り入れている扱いやすさがいいところ。主張度は抑え目だから、シンプルを信条とする僕らの普段の着こなしにもしっくりハマりそうだよね。まわりから浮かないようにまとめるなら、まずはウエリントン型を選ぶのが得策かもしれない。
ジンズのメガネ9900円[※レンズ代込み](ジンズ)
いつもの着こなしにちょっとだけ
インテリジェンスをプラス!
こちらは細身フレームの「スリムボストン」。太めフレームのボストン型よりも、グッと知的さがアップした印象だ。ボストン型といえば、メタルフレームのものをよくつけていたジョン・レノンが有名だけど、そんなアーティな雰囲気も簡単にまとわせてくれるのがこのタイプ。’70sから’80sを薫らせるちょっとレトロな雰囲気も逆に今っぽいし(サウナだって昔からあって今ブーム!)、華奢さもあるから、あえてラフなスタイルに合わせてギャップを楽しむのもいいだろう。ワル目立ちしない程度にさりげなく主張しようと思うなら、このくらいをチョイスするのがちょうどいいかもしれない。
ジンズのメガネ9900円[※レンズ代込み](ジンズ)
いつもの生活からサウナへ
ノーストレスでつなぐメガネ
クラシック回帰な今のトレンドにドンズバなのが「スリムラウンド」。こんなラウンド型をかけるだけで、しっかりキャラ立ちできるからか、最近街でちょっと目を引く人の着用率も高いタイプだ。文豪的な(?)独特のフォルムが古着なんかのヴィンテージライクな着こなしにもぴったりハマるし、主張度が強いからアクセントとしてだけでなく、トータルコーデの軸になる存在感も持っている。「ジンズ サウナ」は紹介した4タイプそれぞれ3カラーを用意しているとあって、手持ちの服にも合うものが必ず見つかるはず。日常で当たり前にかけられ、普段の生活とサウナをシームレスにしてくれる、サウナーの強い味方だ。あきらめていたけど、実はストレスだったサウナでのメガネまわり問題。それを解決してくれる「ジンズ サウナ」でサウナライフもコーディネートも、今よりもっと「ととのう」はず!?
ジンズのメガネ9900円[※レンズ代込み](ジンズ)
ジンズ
www.jins.com
文/池上隆太 撮影/松尾 修(STUH)