2024.06.10
ウチの大学のスゴい人。〜僕がココにいる理由〜久留米大学の原田吏玖君と中居駿斗くん
今回紹介するウチの大学のスゴい人は、久留米大学の原田吏玖君と中居駿斗くん。久留米大学準硬式野球部は「清瀬杯第55回全日本大学選抜準硬式野球大会」で優勝。そして今年、2度目の全国大会優勝を目指し、期待のバッテリーを組む2人に大学のことや将来のことを聞いてみた。
心強い“同士”と一緒に
もう一度勝ちにいきたい
──ふたりはいつから野球を?
原田「僕は小学4年生からです。父が草野球のチームに入っていたこともあって、影響を受けて少年野球のチームに入りました」
中居「僕は小学校3年生からですね。もっと体を動かしたいと思ったとき、たまたま近所にあったのが野球チームだった、という感じです」
──そのときから準硬式?
原田・中居「ふたりとも初めは硬式です。 準硬式野球は、大学からのスポーツなので」
──なぜ硬式から準硬式に?
原田「高校の先輩が久留米大学の準硬式野球部にいて、声をかけてくださって」
中居「僕は体験練習に参加したとき、チームの雰囲気がすごくいいなと思って。結果も残していたのでやりがいもありそうだと感じました」
──準硬式野球と硬式野球の違いは?
中居「ボールですね。 硬式のボールは周りが牛革で覆われていますが、 準硬式のボールはゴムなんですよ。ルールは硬式とほぼ同じです」
──すんなりと慣れるもの?
原田「最初は投げるのに少し違和感がありましたけど、すぐに慣れました」
中居「僕はあんまり違和感がなくて。逆にゴムで引っかかりがあって投げやすいなと」
──ふたりとも昨年は1年生ながら、全日本大会の決勝戦に出場したよね?
中居「僕はピッチャーなんですけど、 決勝まで試合に出ていなかったので、呼ばれてかなり驚きました。しかもピンチの場面(笑)。さすがに緊張しましたが、行くしかないと気持ちを切り替えてからは楽しかったですね。仲がよかった4年生のためにも全力で投げました」
原田「僕はショートで出場させてもらっていたのですが、 1年生で優勝を経験させてもらうとは思っていなくて。 先輩からは、“もうエントリーシートに書くことできたやん”と言われています(笑)。もう一度優勝するつもりですが」
──お互いをどんな選手だと思っている?
原田「体格は小柄ですが、キレのある、すごくいいボールを投げる投手です。 今季のリーグ戦でもあまり打たれていないのですごいなと」
中居「プレーヤーとして結果を残せるだけでなく、人柄のよさが抜群です。 僕がピンチの場面でいっぱいいっぱいになっているときにも、"大丈夫〟と、いいタイミングで声がけをしてくれるので、吏玖がベンチにいると安心します」
──原田くんは今、ショートからキャッチャーにポジションチェンジをしたとか?
原田「はい。小学生の頃からキャッチャーは経験していて、向いているとは思っていました。高校でも、内野手からスタートして最後はキャッチャーだったんです。これからは駿斗とバッテリーを組む機会も多くなると思います」
──ふたりはグラウンド以外でも仲良し?
原田「そうですね。あと数人加えたメンバーで一緒にいることが多いですね」
中居「昼ごはんもよく一緒に食べますね」
──そうなんだ。 好きなメニューは?
原田・中居「カレーですね(笑)」
──仲良し! ところでふたりが久留米大学を選んだ理由は?
原田「僕は消防士を目指していて、高校の先生から久留米大学を勧められました。人間健康学部のスポーツ医科学科という、スポーツや健康について学ぶ学科なのですが、 医学部の先生の講義を受けることができたり、OBにも消防士がいるなど、ピッタリだと思いました」
中居「僕は金融関係に興味があるので商学部を選びました。 久留米大学は環境にも恵まれていのびのびした校風なので、あと3年、勉強も野球も思い切り楽しもうと思います!」
◆久留米大学◆
医学部から始まった“文医融合”の私立大学で「The世界大学ランキング2024」では九州の私大1位に。キャンパスは福岡県第3の街で“医者のまち”として知られる久留米にあり、創立には世界的タイヤメーカー・ブリヂストンの創業者、石橋正二郎氏も関わった。
オープンキャンパス 開催日程
■2024年7月20日(土)、8月10日(土)
文系学部(文学部、人間健康学部、法学部、経済学部、商学部)
■2024年7月21日(日)
医学部医学科
■2024年7月15日(月・祝)
医学部看護学科
■2024年8月11日(日)
医学部医療検査学科(2024年4月新設)
※全日程来場型で開催予定
詳しくはこちら
www.kurume-u.style
久留米大学HP
www.kurume-u.ac.jp/
●文/鹿田吏子 撮影/北嶋幸作