2019.07.05
ディーゼル桑野宏一郎さんの私物Tシャツがオシャレすぎる件
夏のコーデと聞いて真っ先に思い浮かべるのが、Tシャツを使ったスタイルだと思う。完全に夏コーデとして定着しているアイテムだけに、オシャレ業界人はどんなTシャツを選んでいるのだろう? ということで、人気ブランド<ディーゼル>のプレス桑野宏一郎さんに、お気に入りのTシャツを聞いてきた。早速チェックしていこう!
PROFILE
桑野宏一郎さん
エッジーでデザイン性豊かなアイテムがそろうイタリア発の人気ブランド・ディーゼルの敏腕プレス。Tシャツはグラフィックものがメインだが、無地ならプロクラブを買い足し愛用中とのこと。それではそんな桑野さんのお気に入りのTシャツ3枚を見ていこう。
01
インソムニアのプリントTは
友人が始めたブランドの希少アイテムです
「10年来の友人がこのデザインを起こしているところから話は聞いていて、出来上がったときにいただきました。ブランド名のインソムニアは直訳すると〝不眠症〞。ブルース・リーの映画『死亡遊戯』からインスピレーションを受けて〝不眠遊戯〞。寝ないで遊ぶから、バックのプリントはブルース・リーの目が充血しているんです。気に入っているポイントは、やはりバックのグラフィックですね。僕的にかなりハマったので、大切に着ています。1枚で着ることもあるし、ロンTに重ねたりもします。グラフィックは鮮やかで印象的だけど、思いのほか汎用性も高くて〝使える〞ところもいいんですよね。でも、普段使いっていうよりはスペシャルな夜遊び仕様って感じです(笑)」
「映画『死亡遊戯』からインスピレーションを得て〝不眠遊戯〞。寝ないで遊んで、だから目が充血しているんです(笑)」
02
デジタル・アンダーグラウンドのプリントTは
海外で見つけた好きなアーティストの逸品
「7〜8年前にニューヨークに遊びに行ったときに、ブルックリンの日用品を売っている大きなお店で見つけたTシャツです。ヒップホップグループなんですけど、ファンク色が強く、その音楽性のファンだったデジタル・アンダーグラウンドの『ThisIs an Ep』のジャケットをそのままプリントしたデザインにひと目ぼれしました。しかもすごく安かったんです。3000円しないくらいで購入しました。見たことのないデザインだったし、偽物感満載だったことも気に入ったポイントですね(笑)。クタクタになるまで着倒そうと思っているTシャツです。この夏は、太めのスラックスに合わせて、タックインして、あえてキレイに着ると、グラフィックとの差が出ていいかなと思っています」
03
思い出に浸れる
ディーゼル×ビッグビーチのコラボT
「超人気DJのファットボーイ・スリムもプレイした2011年ビッグビーチフェスティバル(幕張海浜公園で開催)とディーゼルがコラボしたTシャツ。当時27歳でした。ディーゼルで働き始めて3年目くらいだったと思います。まだショップで働いていました。当時の先輩に後日いただいたんですけど、背中の部分にさりげなくディーゼルの音楽プロジェクト、ディーゼルユーミュージックとビッグビーチフェスティバルのロゴが入っているので、その当時を思い出すTシャツですね。フロントにあるファットボーイ・スリムのロゴにも心躍ります(笑)。着るというよりは思い出として持っていたいというか、Tシャツを整理したときに『懐かしいな』って、写真を見返すような感覚に近い1枚ですね」
「首元後ろにはビッグビーチフェスティバルとディーゼルユーミュージックの懐かしいロゴが入っています」
桑野さんのハイセンスなTシャツ選びをお手本にしたい! 遊び心があって、ずっと大事にしたといえるTシャツを今から探してみよう。
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●撮影/伊藤恵一
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