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2019.05.05

「知っておかないとマズイ、リアル就活事情」 Vol.3大手航空会社に内定したY・Oさんの場合

楽しい大学生活はあっという間に過ぎ、気づけばもう就活。”ヤバイ! 何もしていない!”なんて焦っている人や、”何から手を付ければいいのかわからない”なんて人も多いはず。そんな人のために、ここでは就活を終えた先輩たちがどのようにして内定を手に入れたのか、1問1答形式で詳しくご紹介! 


大手航空会社に内定した
Y・Oさん

まずは基本情報をチェック!

●大学・学部
東洋大学 国際学部

●志望業界
航空、商社、人材、教育

●エントリーした企業数
約30社

●6月1日時点で選考を受けられた企業数
2社

●内定をもらった企業数
6社

●就活を始めた時期
3年生の11月

●学生時代に力を入れて取り組んだこと
留学

●アルバイト
居酒屋

●ゼミ
所属あり

●留学経験
あり

●資格など
TOEIC 930点

 

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早速、1問1答スタート!

 
Q.企業選びの基準を教えてください!

A.日本のよさを海外に伝えられること
実力主義で活躍できるチャンスがあること

「就活の軸は上記の2つでした。前者は、単純に留学経験や海外旅行が好きだったこともあり、ざっくりとしていますが海外に日本の魅力を伝えられる仕事がしたいと考えていました。後者は年齢、性別関係なく、仕事で頑張った分だけちゃんと評価してくれる会社を希望していました。そうでないと長く続かないと思っていたので、実力をちゃんと評価してくれる仕事がいいなと思っていました。ただ、私の場合は業界を絞るために軸を決めていたというわけではないんです。OG訪問をしたときに、”軸に合っていれば業界を問わず受けた方がいい”というお話しを聞いてから、”この軸に合った会社を探す”というやり方で就活を進めていました。」

Q.内定先を選んだ理由は?

A.第一志望の会社だったから
社員1人1人が仕事にやりがいを持っていたから

「自分が一番行きたい企業から内定をもらえたからというのが大きな理由です。あとはOG訪問をしたときに、ほかの会社の人だと大変なことを話されることが多かったんです。ですが、ここの社員の方は、”これから会社に必要なこと”や”この会社は〇〇で世界一を目指すんだ”などすごく前向きに話していたんです。それに会社の目標が社員1人1人に伝わっていているのも素敵だなと思いました。自分の仕事にやりがいを持っていて、楽しく働いている姿がカッコいいなと思ったのでこの会社に決めました」

Q.面接で1番聞かれたことは?

A.リーダーとはどういうものだと思いますか?

「私の内定先のすべての面接で聞かれたのですごく印象に残っています。”自分が中心になってまわりを巻き込んで行動できる人になれ”というの会社の考え方があるのですべての面接で聞かれましたね。こういうのは採用ページの企業理念のところに書いてあったりするので、しっかりと企業研究して対策しておくとバッチリ答えられると思いますよ」

Q.面接で1番難しかった質問は?

A.最近笑ったことはなんですか

「これはとある化粧品メーカーを受けた時の質問でした。正直、何も考えていなくてとっさに答えたことなのでどう答えたのか覚えていないんです(笑)。後日、なんでこんなこと聞かれたんだろうと考えたときに、面接官の顔色をすごく気にしてほかの質問に答えていたからだと思いました。面接で落ちた企業はここだけだったんですけど、面接官は本当の私の性格を探っていたんだと思います。なのでうまく取り繕うのではなく、面接では素の自分でいることが大切なんだと思います。それを意識してからはほかの企業の面接で落ちることは少なくなくなりました」

Q.自己PRをする上で大切なことは?

A.”結果”を出せる人間だということを伝えること

「社会人に求められるのは”結果を出すこと”だと思うんです。中学、高校、大学の活動のどれでもいいので、私は〇〇で結果を出していますということを簡潔に伝えることが大切だと思います。私の場合は、自己PRのときに真っ先に中学生時代のバスケ部のキャプテンだったときの話をしました。そこでのプロセスや問題に対する解決作などを深掘りされ、面接がどんどん濃いものになっていきました。自分の活動の”結果”に対する話に関しては面接官のウケもよかったです」

Q.自己分析はどうやってやりましたか?

A.客観的に自分を見てくれる人と話しながら分析する 

「私は就活塾に入っていたのですが、そこで先生と対話形式で自己分析を進めていました。自分でノートとかにまとめる方法もいいとは思うんですけど、自分だけでやっているとわからなくなってしまうことがあると思うんです。そんなときは、ほかの人に聞いてもらって質問をしてもらうことで違う考えが見つかったり、自分って意外とこういう人なんだという発見もできたりするんです。なので、自己分析が行き詰まったときはいろんな人に話すことをオススメします」

Q.航空系の企業を受けるときにやっておいたほうがいいことってありますか?

A.業界全体の知識をインプットしておくこと

「これは航空に限らず、各業界で必要なことだと思います。その企業が今後どう発展するのかを知っておくのはもちろんですが、業界がどうやって発展するのか、どういった傾向になっていくのかといった知識を備えておくことが大事だと思います。不意に難しい質問をされたときや企業の詳しいことを聞かれたときに答えを導き出すための引き出しになると思うので、情報をしかりとまとめて蓄えておくことに損はないと思います」

 

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ここでSさんの就活スケジュールを紹介!

 

●11月
就活塾に通い始める。自己分析を始める

「”そろそろやばいな”と思い始めて就活塾に入りました。これは学校で募集しているものに面接を受けて通過したものだったので無料で入れたのでお得でした。そこで塾の先生と一緒に自己分析をしました。塾の先生と面談のように話しながら、どんなことをしてきたのか、私がどんな人なのかというのを客観的に見てくれたのでスムーズにできました」

●12月
OG訪問をたくさんする
 
「OB訪問はたくさんやっておいたほうがいいなと思っていたので、早めに取り組みました。大学の先輩とかにOG訪問できる人が少なかったので、私はゼミの教授の知り合いの方にアポをとっていくという形で進めていました。OG訪問は3月くらいまでずっと続けていました」

●1月
ESの準備と早期選考を並行してやる

「ESで落とされてしまうのがすごくもったいないなと思っていたので、早めに準備を始めました。あとはみんなが早期選考を受けていたので、経験しておこうかなと思って1社だけ受けてみました。ほとんど準備ができていなかったのでボロボロだったのですが、就活の雰囲気を知るという点ではよかったです。また自分に何が足りないのかも知ることができたので、そこを重点的に対策していました」

●2月から3月
SPIやES、自己分析などの基礎を固めつつ、4月の選考にエントリー

「中小企業の選考が4月、5月から始まるので、それに合わせて準備をしました。まわりの人たちはこの時期に早期選考を受けていたみたいなんですけど、今の状態で受けても受からないと思ったので、2月から3月は準備期間にしました。早期選考は全く行かずに、自己分析や面接の練習などを塾でしていました。ESもほぼ完成形にしていて、エントリーしていました」

●4月
大手の説明会に参加する。採用面接が始まる

「大手企業の説明会が始まり、本当に行きたいところだけ参加していました。なのでまわりの人に比べると参加した企業数は少ないかもしれないです。中小企業の面接が2〜3社ほどあったのでその準備をして、大手企業の面接の練習も兼ねて参加しました」

●5月
中小企業の面接が本格的にスタート。大手企業のESの結果待ち

「5月は大手企業のESの結果待ちと面接でほとんどの予定が埋まりました。上旬に4月に受けていた中小企業から内定をいただけたので、気持ちに余裕ができたのがよかったです」

●6月
大手企業の面接スタート! そして10日ほどで第一志望から内定をもらう

「この時点で中小企業の選考はすべて終了していました。6月1日で面接に進める企業が2社でした。中小企業から内定を4社もらっていたので、受かればいいなという気持ちで望んでいました(笑)。6月4日から面接が始まって、通過していくと、2日おきくらいのペースで面接がありました。そして6月10日に最終面接を行い、内定をいただけました。正直、大手企業から内定をいただけるとは思っていなかったのですごくうれしかったです」

 

 

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先輩のスケジュール管理法をご紹介!

こちらはOさんが実際に使っていた就活㊙︎ノート!
 

  

「基本的にはこのノートに就活に関することを記入していました。説明会や、面接の予定などもこのノートに書いて管理していました。就活塾で言われたことや面接の反省なども1つのノートにまとめていました。自己分析や企業研究のメモも書いてあるので、これひとつあればすべて見返せるようになっています。またリングノートなのですが、ページを追加で増やせるタイプなので2冊、3冊とかさばらないのもよかったです」

●スケジュール管理のコツは?

・ESは締め切りの2日前に設定する
・1日2社以上は面接と説明会を入れない
・2週間に1回は就活を忘れて遊びに行く

「1つはESの締め切りは2日前に設定していました。ギリギリになってしまうと焦って納得のいくESができないので、余裕を持ったスケジュールを心がけていました。何かミスがあっても2日前ならなんとか対応ができるので、ミスを防ぐためにも早めに取り組むことが大切です。2つ目は面接や説明会は1日2社までしか入れないこと。頭の中がごちゃごちゃになってしまうので2社以上は入れないようにしていました。その方が面接や説明会が終わったあとに情報の整理もしやすいし、反省もしっかりとできるのでよかったです。あとはストレスの発散で友達と遊ぶ日を決めていました。それに合わせて就活のスケジュールを組んで、ESを終わらせていました。遊ぶ日には就活のことを考えないで、思い切り遊んだ方がリフレッシュになるのでそれをモチベーションに頑張っていました」

 

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まだまだ続く、本音の1問1答!

 Q.就活で1番つらかったことは?

A.ほとんどなかったです(笑)

「じつは、大学受験で大失敗しているので、そのときに比べたら就活でつらいなと思ったことはなかったです。お祈りメールをもらっても、”あ、この企業とは縁がなかったんだな”と思うようにしていました。OG訪問のときに”不採用だったらその会社とはご縁がなかったってことで割り切った方がいい”という言葉を聞いたので、ほとんど気にすることはなかったです。面接などで落ちた企業に入社したとしても、充実した生活はできなかっただろうから、”それなら落ちてよかったな”と思うようにしていました。それに半年後にはきっと落ちたことなんて忘れているだろうと結構軽い気持ちでいたので全然落ち込まなかったです(笑)」

Q.就活生が今の時期(5月)に考えるべきことは

A.とにかく前向きに。そしてまわりと比べないこと

「ESを出して結果を待っていたり、選考が始まって、一喜一憂する時期だと思います。選考に落ちたりすることも増えてくると思いますが、そこで”なんで落ちてしまったんだろう”と考えても答えは出ないと思うんですよね。私の場合は、考えても仕方がないし、落ちてしまったことは変えられないのでしっかりと気持ちを切り替えて次の面接に臨んでいました。あとはほかの人と比べないこと。この時期はとくにどうしても同じ企業を受けた友達と比べてしまうことが多いと思います。自分が落ちて友達が選考を通過することもあると思いますが、それはその人が人間として優れているから受かったわけではなく、面接がたまたまうまくいっただけ、その会社に合っているからそうなったと考えるようにしていました。ほかの企業を受けたら逆の結果が出ることなんてたくさんあると思うので、その一回の結果にこだわらず、自分のやってきたことを信じて選考に参加することが大切だと思います」

Q.就活をしていく中で大切だと思うことは何ですか?

A.真摯にその企業に向き合うこと

「自己分析や、企業研究などはもちろん大切なことで、やるべきことの中で当たり前のものだと思います。その上で企業に対して真摯に向き合うことが大事だと思います。当たり前のように面接をみんな受けていると思うんですけど、私は”その企業の選考を受けさせていただいている”という気持ちで取り組んでいました。そう思っていると、その企業のことはしっかりと勉強して面接に参加しないと失礼になってしまうし、時間の無駄になってしまうという気持ちが出てきて企業研究や面接までの準備をしっかりできるようなると思うので、なんとなくではなく、しっかりと向き合うことが大切だと思います」

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