2024.05.15
ウチの大学のスゴい人。〜僕がココにいる理由〜名城大学の松岡凌汰くん
今回紹介するウチの大学のスゴい人は、名城大学法学部の松岡凌汰くん。ハンドボールU-19男子日本代表に選出「第10回男子ユース世界選手権大会」に出場。同大会予選ラウンド第3戦「ベストプレイヤー」選出など、注目の選手!彗星JAPANを狙う期待の松岡くんに、大学のことや将来のことを聞いてみた!
消去消去法で選んだスポーツが
今やかけがえのないものに
──さすがU‒19! プレーに迫力があります。そもそもハンドボールを始めたきっかけは?
「中学生の頃、部活がハンドボール、ラグビー、陸上、サッカーの4つしかなかったんですよ。サッカーはまったくの初心者だし、ラグビーはコンタクトが激しそうだし。残る2つのうち、友人の兄がしていたことからハンドボール部に入部したんです。〝消去法〞のようなものでしたね」
──それが日本代表に! 中高時代のお話をもう少し聞かせて!
「いや、もちろん最初はルールや技術がまったくわからなかったですよ。でも慣れていくうちにどんどんのめり込んでいきました。中学は強豪校だったこともあり、県大会では優勝することができて。高校も地元のハンドボールが強い高校に進みました。ですが、今までのプレースタイルが通じなくなるというスランプに陥って。そこで監督やコーチたちと話し合い、自分のスピードや体力、身長を生かせるポジションにチェンジして。その後、全国大会にも出場して、個人としての成果も残すことができました」
──なるほど。なぜ名城大学に?
「大学を選ぶ際は、ハンドボールだけでなく学業との両立も考えたんです。名城大学はハンドボールの強豪校であると同時に、学業面でも評価が高かったんですよね。部活も入学してからはオフェンスだけでなく、ディフェンスにも取り組むようになって。ポジションごとに失敗を繰り返しては、人一倍、練習を重ねて。そんなポジションや役割の変化が成長に繋がり、日本代表に入ることができたのだと思います」
──すばらしい! では現在の目標は?
「名城大学のチームで全国優勝することです。4年生になる2026年は、ちょうど名城大学の100周年なんですよ。多分、僕の中で一番仕上がっている時期だと思うので、自分の力で全国優勝を掴みたいですね! 」
──応援しています! 最後に将来の展望は?
「部活動としてのハンドボールは終了しても、これまでの経験を生かして実業団でプレーしたいですね。まだ随分先の話ではありますが、その後は、トレーナーやコーチとして指導していけたらいいなと思っています。とくに実業団チームでの指導に興味があるので。生涯、ハンドボールとともに生きていきたいです! 」
中部地区最大規模の総合大学。名古屋市内に3つのキャンパスがあり、2026年に開学100周年。高校3年生が選ぶ「志願したい大学ランキング」で7年連続の東海地区1位
名城大学ホームページ
www.meijo-u.ac.jp/
●文/鈴木亜里子 撮影/八木 光