2021.03.18
超特急FASHION DICTIONARY vol.55超特急タクヤ・タカシmeets SPRING OUTER
本格的な春ファッションに入るその前に、準備しておきたいのが「春アウター」! 3月のFINEBOYS Online連載『超特急FASHION DICTIONARY』は、4月にはおりたい短丈アウターをメインに解説! 今シーズンのトレンドから、定番人気のものまで我らが超特急が華麗にコーディネート! 55回目に登場するのはタクヤとタカシ! 定番春アウターを着こなした2人に注目。
BULLET TRAIN No.4 TAKUYA
Swing top
【Swing top/スイングトップ】
日本では「スイングトップ」と呼ばれているが、じつはこれ和製英語。ゴルフ用のジャンパーのことで、"バラクータG-9"やマクレガー社の"ドリズラー"が有名。"バラクータG-9"を例にすると、ドッグイヤーカラー(犬の耳に似た形の立衿のこと)や、袖と裾のリブ編み、赤チェック柄の裏地が大きな特徴。エルヴィス・プレスリーやフランク・シナトラ、スティーブ・マックイーン、日本では高倉健など多くの著名人に愛されているブランドでもある。定番アウターとして人気の「スイングトップ」は、本来ゴルフ用ジャケットってこともあり、どことなくおじさんっぽさが出てしまう。。しかし、その印象を逆手にとれば、あじのあるおじコーデが作りやすい! もちろんワイドパンツと合わせて今っぽく着こなしてもアリだ。
■TAKUYA Coordinate
「スイングトップ」ってお父さんっぽくなっちゃうんだよなぁ……ってあれぇぇぇ!? タクヤが着るとめっちゃ今風じゃん! アイボリーの「スイングトップ」に白パンツ合わせて、かわいいかよ! レトロな配色とか、ダボッとしたオーバーサイズのシルエットとか、すべてモノにしている! タクヤの着こなし力ってマジ、レベチだよね。
■TAKUYA Interview
──タクヤの春の定番アウターといえば?
「オーバーサイズのシャツジャケットとか、ワークジャケットですね。とくにカーキ色! アウターに限らず、パンツもカーキを集めがち。持っているワークジャケットは、生地感がディッキーズのパンツみたいにしっかりめでパリッとした感じ。ミリタリー系も好きなので、MA-1やM-65までいろんなのを持っています。今日着たスイングトップも好み!」
──私服かと思うくらい馴染んでたよ。タクヤならこのスイングトップ、どうコーディネートする?
「僕、季節問わずレイヤードするのがすごく好きなんですよ。例えば春に、アウターを着ないでニットだけで出掛けるのは、なんかちょっと物足りない感じ。だからこういう風にサラッと羽織れるアウターってすごくイイんですよね。これもちょっとワークっぽいテンションがあるけど、もう少し暖かくなったら白Tシャツとかを合わせてゆるく着こなしたい!」
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タカシのGジャン
BULLET TRAIN No.7 TAKASHI
DENIM JACKET
【DENIM JACKET/デニムジャケット】
その名のとおり、デニム地で作られた腰丈のジャンパー。もとはプルオーバー式の労働着のようなものだったが、モデルチェンジをするたびにタイトにそして機能性の高いものへと変化していったという。さらにいうと、「デニムジャケット」を"Gジャン"、デニムパンツを"Gパン"と呼んでいるのは日本だけ。というか"G"って何?って話だけど、一つは、"G(ジー)パン"のジーの音をアルファベット表記したというもの。もう一つは、GI(Goverment Issue=軍隊・アメリカ兵)"が休みの日などに普段着としてはいていたパンツ、つまりGIがはいていたパンツで"Gパン"。などなどその由来は諸説ある。しかしながら、デニムジャケットはワークスタイルにもなれたり、アメカジスタイルにもなれたりと、僕たちのカジュアルアウターの代表には変わりはない。
■TAKASHI Coordinate
「デニムジャケット」ってどこかタフでワークなイメージがあったんだけど、なんだかめっちゃスタイリッシュっ! 題して『大人なGジャン、はじめました』。最近めっきり男っぽくなったヤデちゃんこと、タカシさんとGジャンのコラボレーションは美しすぎます。スラックスとコーディネート、この春、俺もやってみますわ。
■TAKASHI Interview
──Gジャンはふだんからよく着てる?
「ちょうど今日の私服がGジャンで、ダウンの下に着てライナー風に使っています。春に限らず着まわしている大好きなアイテムです。いろんな合わせかたができるから万能だし!」
──アウターのレイヤードアイテムとして使うなんて、上級者! どんなデザインがおすすめ?
「ブランドにはこだわりがなく、老舗のリーバイスで味のあるものを選んだりするし、直感でいいなと思ったものを買います。ただ、サイズ感は重要。普段トップスはLを着ているんですけど、GジャンについてはXLにしています。その方が中にも着込めるし。ただ、Gジャンの上にアウターを重ねることもあるから、大きすぎてもバランスが悪くなるのでそのへんのさじ加減はこだわっています」
──今日着てもらったGジャン、私服でスタイリングするならどう合わせる?
「このGジャンと似た色みのデニムパンツを穿こうかな。今、'80sファッションが流行っているし、僕も昔からそういうテイストが好きだったりするので、シンプルにデニムonデニムで。いろいろ加えなくてもおしゃれになれると思います!」
超特急FASHION DICTIONARY vol.56は3月28日(日)! 乞うご期待!
■今までの連載記事はコチラ!
『超特急FASHION DICTIONARY』
■超特急プロフィール
カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシの5人からなるメインダンサー&バックボーカルグループ。昨年末に3日間開催された配信ライブ『BULLET TRAIN ONLINE SPECIAL LIVE「Superstar」』が3月24日(水)にBlu-rayで発売が決定。さらに春のアリーナツアー『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2021 SPRING 「Hoopla!」』も発表され、6月は超特急と一緒に盛り上がれそうだ! 現在新シングル「Asayake」も発売中。
■超特急オフィシャルサイト bullettrain.jp/
■BULLET TRAIN ARENA TOUR 2021 SPRING 「Hoopla!」特設サイト bullettrain.jp/hoopla/
■衣装クレジット
タクヤ/ラコステのジャケット3万4100円(ラコステお客様センター)、ユニバーサル スタイル ウエアのカットソー7150円(ク・ラッチ)、リー×シーオール フォー アーバンリサーチのパンツ1万7600円(アーバンリサーチ 表参道ヒルズ店)、その他スタイリスト私物
タカシ/ファクトタムのジャケット2万6400円(ファクトタム ラボ ストア)、パンツ1万1000円(ティーケータケオキクチ)、その他スタイリスト私物
●文/渡辺 愛 撮影/杉江拓哉(TRON) スタイリング/小島竜太 ヘア&メイク/池上 豪、スギノトモユキ(NICOLASHKA)