2018.04.24
本当にいいモノなら、ちょっと高くても惜しくない。 Vol.4先輩に聞く、ハタチで買って今も使っている名品
大人って本当にいいモノは少し高くても惜しまず購入していたりする。それを流行に合わせながら、ときには左右されずに着こなしたりしている。 その姿ってすごくカッコいい。僕らが憧れる先輩たちがハタチの頃に購入し、今も愛用している名品っていったいどういうものだろう?
6年使っているジョンスメドレーのポロシャツ
ジュンレッド ルミネ立川店スタッフ 植松 亮さん(26歳)
服の好みが変わっても
このポロだけは手放せない
「年齢とともにベーシックなものが改めていいなと思うようになりました」
そう語るのはジュンレッドのショップスタッフ、植松さん。
「僕は町田出身なんですけど、地元はビンテージだったりインポートの聖地だったりするみたいなんです。で、僕も地元の友達や先輩と古着屋とかセレクトショップに通い詰めていたんですけど、5年前の当時、ブリティッシュトラッドっぽいファッションに興味があって、どうせならいいモノを買おうと。とくにバラクータと合わせるインナーが欲しかったので調べて。コレだ!と思いましたね」
長い間、ファッションの好みは変わらなかったのかといえばもちろんそうではない。
「けっこう好きなテイストってその年によって変わるほうなんですけど、こいつだけはずっと着続けています。一時期、柄モノばっかりの着ていたときもあったんですけど、無地だから柄との相性もよかったしストリートMIXで着こなしてもほどよく上品さはキープできたり何かと便利なんですよね。買う前にいろいろ調べた甲斐があったのかなと。やっぱり”ベーシック”って最強なのかもしれません。ロングセラーなものって何だかんだそうなるべき理由がちゃんとありますよね。今こうして話していて改めて気づかされました」
ハタチで買ったワケ!
「イギリスのブランドをひたすら調べてようやく辿り着いたジョンスメドレー。シンプルなのでどんなスタイリングとも合わせやすいところが一番の魅力ですね。気に入りすぎて色違いでも購入したんですけど、この青が発色もよくて好きです。歴史もあるブランドのものなので上品でクオリティもしっかりとしていますし、当時から年齢も重ねてようやく着こなせるようになってきたかなっ感じです」
撮影/田中利幸